物欲夫婦の野営記録

2016年4月2日(土)～3日(日)、ピーナッツ国のかずさオートキャンプ場で花見キャンプをしてきました。




…ようやく同じ月のキャンプレポに追いつきました。




当日は10時頃から入れていただけるとのこと。

いつもよりゆっくりではありますが、道路が渋滞してしまうと時間の無駄なので、早めに自宅を出て、キャンプ場近くのスーパーで買い出しをするプランに。

調べたところ、キャンプ場への通り道にあるODOYA小櫃店は9時から営業しているとのこと。
ちょうどいい時間なので、9時にODOYA到着を目途に自宅を出発。

8:50頃、ODOYAの駐車場に到着。









打ち合わせは全くなかったのですが、383さん(以下、銀ちゃん)と、そうパパさん(以下、ロビちゃん)も開店待ちしていました。
銀ちゃん、ロビちゃんは今回ソロでの参加です。
それにかこつけて、昨夜のうちから自宅を出て、サービスエリアで車中泊をしていたそうです。

ご挨拶をして、しばし歓談。
開店したので買い物を始めます。

買い物をしていたら、はるりくさんファミリーもODOYAに来ました。
みんな考えることは同じですね。

買い物を済ませたらキャンプ場に向かいます。

キャンプ場には一足先にyunaママさん＆naotanさんファミリーが到着していました。

ご挨拶をするや否や、naotanさんからお詫びの言葉が。

「すみません！桜が咲いていません！」



確かに場内の桜は1～2分咲きと言ったところでしょうか(笑)

だからと言って、それがnaotanさんのせいではないことは明白です。
昨年の同じ週は満開だったとのことで、今年は少し時期がずれてしまったんでしょうね。

どちらかと言うと「花より団子」の我々なので、一切気になりません。
いつも通りにキャンプを楽しめれば満足です(^^)



皆さんでレイアウトを相談して、各々設営を始めます。
区画サイトですが、なるべく詰めて張って、みんなで集まれるスペースを作ります。




さて、今回ご一緒させていただくみなさんをご紹介します。
また、普段ならそれぞれの幕を写真付きでご紹介させていただくところですが、この先が長くなりそうなので、今回はテキストでのご紹介とさせていただきます。


yunaママさん＆naotanファミリー(幹事)
ヒルバーグ：サイタリス／タープUL20

ガブさんファミリー
テンティピ：オニキス9

ロビちゃん
ヒルバーグ：スタイカ／タープUL20

銀ちゃん
ミツビシ：デリカD:5

zackyさんファミリー
テンティピ：ジルコン9／テントマーク：Takibiウィング

KZさん(父子)
ヒルバーグ：ナロ3GT／タープUL20

ひろママさんファミリー
ヒルバーグ：ケロン4GT／タープUL20

hanahanaさん
ヒルバーグ：サイボ／テンティピ　サファイア7


オノボリさん(4/2デイ）

髭茶髪さん(4/3デイ）




…と、皆さんをご紹介している間に我が家の設営も完了！



テントマーク：パンダ(41号用寝床)
アライテント：エアライズ2（15号用寝床)
ノルディスク：カーリ12

というセットです。


桜を意識して淡いピンク(朱鷺色)のエアライズをチョイスしました。

我が家については記録に残す意味もあるので、写真付きで掲載します。




皆さんはまだ設営されているようなので、こっそりモービー♪


ビールの下に桜のペーパーナプキンが敷いてあるのは、少なからずこの前の週のキラキラ☆キャンプでの好影響なのかもしれません。





男性陣はなんとなく一段上の、銀ちゃん＆ロビちゃんサイトに集まります。



今朝寄ったODOYAでたまたま柿の種インド風スパイシーカレー味というのを見つけたので、ガブさんに買ってきました。


これで少しでもホームシックが解消されるといいのですが…



そんなガブさんと41号が仲良くベンチに並んで座ります。


本人たちは全く気にしていなかったのですが、仲間から見るとこのツーショットは珍しいらしいです。




女性たちはyunaママさんのタープの下に集まっています。



お花見ということで、お団子を買ってきました。


子供たちに好評だったようでよかったです(^^)





お昼を過ぎたので、ランチにします。


先ほどODOYAで買ってきたにぎり寿司。
可もなく不可もなく、カロリーを摂取できました。






皆さん、思い思いに過ごします。

15号先生は子供たちと一緒に遊びます。


最近このメンバーでのキャンプにおいて、15号はかなりの運動量です。




3週間前、盛大にKZさんの壮行キャンプを行なったところですが、今回もKZさんがいます。

実は、その時から今回の花見キャンプの計画があったのですが、KZさんは渡航直前ということもあって参加が流動的でした。
結果として、今回も父子で参加出来たというワケです。

まぁKZさんにとっても、そう何度も「お別れキャンプ」として開催されるのも本意ではないでしょうから、今回は普通のキャンプです。


強いて言うなら、この二人がゆっくり話す時間を設けることを少し意識したかもしれません。


仲良しのこの二人。
こんなに仲良くなる前から、3回ほど同じキャンプ場でニアミスしていたというのも運命を感じます。
我々の関心事は、
「酔っ払ったガブさんがいつ号泣するのか」
この一点に尽きます。




なので、我々は少し離れたこちらのサイトでお話させていただきます。




やぁ！ボク、hanahana。


こちらは、hanahanaさんに手配をお願いしていた「サイドテーブルF」。

ご覧の通り、飲み物とケータイやタバコを置くのにちょうどいいサイズなのです。
焚き火をしている時に、イスの脇に立てておくと最高に便利に違いありません。

この情報を聞きつけた物欲41号は、hanahanaさんにお願いして入手していただいた次第です。
モノを受け取ってから知ったのですが、昨年のDome Campers Campにご参加されていたみつ☆ひろさんがお作りになっているそうです。

いやぁ、コレは本当に便利です☆
他の仲間もソッコーで食いついていましたね！





KZさんのところをちょこっと覗きに行ったら
「後輩にもらった」
ということで、こんなものが出てきました。



3大プレミアム焼酎の1つ、村尾です。

村尾が登場した以上、KZさんとガブさんとの水入らずの時間はどうでもよくなりました。
当然にして村尾の方が重要なので、41号もKZさんのサイトにガッツリお邪魔します。


う～ん、美味しい♪





子供たちも仲良く遊んでいます。







初めて会った時は、話すことすらまだ十分でなかったこっこちゃん。
一人で犬の散歩が出来るようになったとは…
オジサン、感慨深いものがあります。






そんな子供たちの微笑ましい様子を写真に収めるガブさん。





15時過ぎ、オノボリさんご夫妻が到着しました。


オノボリさんとは3月の半ばに都内の居酒屋でお会いしましたが、その時が「あけましておめでとうございます」でした。
奥様のドリン娘さんに至っては、とんでもなくお久しぶりです。

とは言え、まさかその間に愛車が変わっているとは…富豪が考えることはよく分かりません。




日が暮れてきたので、そろそろ夕食の支度を始めます。

今回もそこそこの組数ということもあり、また区画サイト故に使えるスペースも限られているので、共同リビング的な幕はありません。
みんなで捻出した焚火スペースがあるだけです。

正直、もう少し暖かいと思ったのですが、案外肌寒いので、我が家も含めて何組かは焚き火の周りで夕食を摂るようです。



調理中のオノボリさん＆ドリン娘さん。



作ってくれたのは肉じゃがです。


さらに炙りベーコン。


みんなに振る舞ってくれました。
もちろん、美味しかったです♪
特にひろママさんちのこっこちゃんに大好評でした☆



そのひろママさん＆ひろパパさんもここで調理をしています。


作ってくれたのは春巻き。
我々もお裾分けをいただきました。
皮がパリッとしていて、それでいて中はジューシー。
こちらも美味しくいただきました♪




我々もここで調理をします。



非常に久しぶりにツーバーナーを持ってきました。
これは今から約20年前に、物欲41号がアウトドアレジャーを始めた際に、
「アウトドアを始めるにあたり、とりあえずコールマンのツーバーナーを持っておけば間違いないだろう」
ということで、購入したものです。
ええ、カタチから入るタイプなので。


その後しばらくはキャンプの度に使っていましたが、いつからかほとんど出番がなくなってしまっていました。
少なくとも、ブログを始めてからは登場していないと思います…たぶん。
使わなくなった理由は、キャンプ場に持って行くものが増えたため、積載場所を取るツーバーナー
を敬遠したんでしょうね。


今回は鉄板を使ってお肉でも焼こうと思ったので、久しぶりに持ってきました。
ホントに前回いつ使ったか思い出せないくらいでしたが、一発で着火しましたし、絶好調で稼働しています。


鉄板でソーセージやお肉を焼きます。









お肉のクオリティはhanahana亭には遠く及ばないので、せめてタレだけは一流店気分を味わいます。


ピーナッツ国民が「赤門」と肩を並べていると思っている叙々苑のタレです。




確かに、我々もツーバーナーを使ったり、鉄板で肉を焼くなんてのは久しぶりだなぁと思ってはいました。

ところが我々よりも周囲の方が
「あっ！物欲夫婦がツーバーナーを使ってるなんて珍しい！」
とか
「鉄板で肉を焼いている姿なんて見たことない。これはレアだ」
とか、えらく珍しがられました(^^;)





食後のコーヒーを淹れるために、お湯を沸かしながら、牛乳を温めます。


いやぁ、ツーバーナーって便利☆


このコーヒーは、デイでご参加のオノボリさんご夫妻のためです。


それまでブラック一本だった喫茶物欲が甘いコーヒーもご提供するようになったのは、ドリン娘さんの
「え～、ブラックしかないのぉ？アタシ飲めな～い」
という一言からでした。

その後、直ちに甘いコーヒーをメニューに加えた喫茶物欲。
おかげで今では、女性やお子さん、naotanさんまで顧客層が広がっています。

そんなドリン娘さんにコーヒーを淹れて差し上げないという選択肢はありません。


どさくさに紛れてnaotanさんとyunaママさんもカップを差し出しやがったので、渋々淹れて差し上げました。





焚き火を囲んでみんなでおしゃべり。






この日、たまたまかずさに来ていたたぁたさんが、娘さんと一緒に遊びに来てくれました。







オノボリさん＆ドリン娘さんがお帰りなるということで、みんなでお見送り。

もちろん周囲は
「You　泊まっちゃいなYo！」
と勧めます。
オノボリさんはあわよくば泊まりたいと思っていますが、ドリン娘さんがそれを許しません。

まぁ、今後のキャンプライフに悪影響を与えてはいけないので、この日は素直にお帰りになります。



オノボリさん&ドリン娘さん、お気をつけて～(^^)/
今度は泊りでゆっくりご一緒しましょう。





その後も引き続きみんなで焚き火を囲みます。







KZさんの膝の上に乗っかるみーちゃん。


やっぱり寂しいのかな(^^;)




時おり、予報にはなかった雨が降ってきます。

パラパラ程度の雨が降ったり止んだりだったのですが、日付が変わる頃にはけっこうな勢いで降ってきたので、この日はお開きに。



この時期に10℃というのは確かに肌寒いですね。



















翌朝。


キャンプ場においては久々に8時前に起床。


ひろパパさんは大あくびです。




朝食は15号が用意してくれたパンと目玉焼きとソーセージ、そしてヨーグルトでサクッと済ませます。




ちょうど食べ終わった頃、牛丼屋さんが到着しました。



かずさでのキャンプになくてはならない存在、髭さんです。

髭さんは今では牛丼配達員となっていますが、今日はかつての代名詞である髭プリンを持って来てくれました。


ちなみに、オノボリさんからもゼリーを差し入れをいただいています。


どちらもたくさんあったのですが、子供たちに大人気で、あっという間に売り切れました。



髭さんからは前日夜に
「コーヒーを淹れて待っているように」
とのご指示をいただいていたので、到着に合わせてコーヒーを淹れてあります。


さっそく髭さんに飲んでいただきます。




するとhanahanaさんから
「オレ好みでけっこう気に入ってるんですよ」
というコーヒーを淹れていただきました。


確かにしっかり煎った苦みに加えて、ふわりと香りが広がって美味しかったです♪

なお、昨夜はけっこう早い時間にお子さんを寝かしつけに行き、そのまま朝まで姿を表すことがなかったhanahanaさん。
今朝は、この世が終わったのかというくらい絶望しています。





昨日より暖かいので、外に座って過ごすのが気持ちいいです。




11月に購入したTilly X246Bの調子が今一つなので、zacky工房に診てもらいます。


マントルの付け方があまりよろしくなかったかもしれません。
とりあえずマントルを交換して、ノズルを何度かクルクルしたら調子良くなりました。

なお、Tilly純正のマントルは、縛るための紐が極めて短いので、不器用な41号は結ぶのに一苦労です(--;)
極細の針金を使って括り付けるといいということをzackyさんに教えていただきました。
（↑自分の備忘のために書いてあります）



すると、hanahanaさんのペトロも調子が悪いということで持ってきました。

ペトロということで、ここは髭工房にお願いします。



Tillyと違ってこちらはけっこう難敵のようです。

まずは簡単にメンテできることから対応しますが、なかなか思い通りのパフォーマンスを発揮してくれません。

しかし髭工房にはペトロの部品のほとんどがストックされています。



物欲41号もその一部始終を観察していましたが、もはやお金を取れるレベルの対応です。

最終的には安定して輝くようになりました☆
これにはhanahanaさんも感謝＆大喜び！



ここでnaotanさんからある疑問が提示されました。


「もしかして、hanahanaさんって火器の扱いが苦手ですか？」


言われてみれば、hanahanaさんが液体燃料のランタンやバーナーを扱っている姿を見た記憶がありません。
しかし、今をときめくキャンパーにはそれを補って余りある勢いがあるので、これまで特に気にしたことはありません。
…っていうか「そんなことほっといてくれ」って話です。


その疑問を投げかけたnaotanさんとhanahanaさんにはある共通点があります。

それは
「欲しくなったモノは必ず手に入れる」
という点です。
naotanさんも、そういう意味では勢いに溢れています。

それに加えて、naotanさんは
「液体燃料の火器が使えない」
という自らに貼られたレッテルをhanahanaさんにも貼り、自分とhanahanaさんを同じ部類の仲間にしてしまおうという狙いが透けて見えます。

確かにお二人とも勢いがあります。
そこは間違いありません。




しかし、hanahanaさんがディーン・フジオカだとすれば、naotanさんはトレンディーエンジェルなのです。

どちらも現在、ノリに乗っていますが、明らかにジャンルが違うのです。

そのあたりを十分認識するように。





そんなことを綴っている間に、空模様が若干怪しくなってきました。
そろそろ片付けた方が良さそうです。



hanahanaさん以外の皆さんがほぼほぼ撤収を終えたところで、集合写真を撮ります。


この日は昨日よりだいぶ暖かかったので、桜の開花が進んだ気がします。
十分お花見を楽しめました♪




その後はKZさんとの別れを惜しみつつも、三々五々に解散。

KZさんがお帰りになる時には、みんなでアーチを作ってお見送り。





こうしてお花見キャンプは幕を閉じました。

ご一緒していただいた皆さん、ありがとうございましたm(__)m




























実は物欲41号はギターを持って来ていました。

KZさんへのはなむけに、1曲だけ弾こうと思っていたからです。

ところが十分に練習できず、皆さんの前で披露するレベルにまで仕上げられなかったので、弾きませんでした。

ニュー田代フェス程度の完成度で良ければ弾いたのですが、今回はグダグダにしたくなかったので(^^;)




そこで、この場を借りて、その曲をKZさんへのはなむけのメッセージとしたいと思います。





春はお別れの季節です




みんな旅立ってゆくんです




淡いピンクの桜




花びらもお祝いしてくれます




ずっと仲良しでいてくれた




時は思い出の宝箱




そんな悲しまないで




大人への階段を昇るだけ




じゃあね　そっと手を振って




じゃあね　じゃあね




だめよ泣いたりしちゃ




あぁ　いつまでも　私達は




振り向けばほら　友達






春はSAYONARAの港です




人はそれぞれに船出です




空の陽射しの風に




この次の季節がこぼれてます




もっとこのままでいたかった




時が止まったらいいのにね




だけど　ほほえみながら




目の前の　その扉開けましょう




じゃあね　そっと手を振って




じゃあね　じゃあね




だめよ泣いたりしちゃ




あぁ　いつまでも　私達は




振り向けばほら　友達




4月になれば悲しみは




キラキラした思い出





じゃあね！





じゃあね／おニャン子クラブ
詞：秋元康
曲：高橋研