物欲夫婦の野営記録

コーヒー豆店オープン以降は、おかげさまでたくさんのご注文をいただき、せっせと焙煎をして発送。
それが終わると翌日焙煎する豆のハンドピック（これを丁寧にやらないと質が下がる）・・・
そんな日が続きました。

一日の作業が終わった後はぐったりしていたので「そう言えばそろそろFielderが発売される頃じゃないかなぁ」と思いつつも、正確な発売日を確認する余裕がありませんでした。

どうやら4月28日発売と、今回はいつもよりちょっと遅かったようです。
連休に入ってすぐにキャンプに行った際、ご一緒した仲間から
「Fielder、出てましたよ」
と教えてもらいました。

「えっ？そうなの？」
という感じだったので、キャンプから戻ってきてすぐにチェックしました。

さっそくページをめくってみます。
今回のコンテンツはこんな感じ。




大特集は「野山の二輪生活」。



「今こそ手に入れるべき最も現実的なアウトドアモビリティ」とのこと。
どのキャンプグッズよりも高価格なのではないかと思いましたが、車の代わりとすればリーズナブルかもしれませんね。




キャンプ場にバイクでお越しになる方をたまに見かけますね。
カッコいいと思います。




キャンプ仲間でも乗っている人がいるカブ。
カブの優秀さはよく聞きます。




アウトドア向けのバイクがたくさん紹介されています。




もはやバイク雑誌かと見紛うほどの充実度です。

こう見えて主に学生時代、「スーパーフォア」



・・・と自分で勝手に名付けた50㏄のスクーターに乗っていました。

※Super Dio

移動手段として使っていただけで、女の子を後ろに乗せて風を切って走りたいとか、盗んだバイクで走り出したい衝動はほとんど持ち合わせていなかった物欲41号でもなかなか興味深く読めます。





次世代の乗り物も紹介しています。





最近、仲間内でも自転車が流行っています。
ここで紹介されているグラベルに乗っている人もいれば、ロードバイクに乗っている人もます。

本体やパーツについて熱く語り、やっぱりこれがいい、今が買い時だ！…さて、どうやって家族を丸め込むか…価格は低めに言っておいた方がいいな…

そのせめぎあいを側から見ていると、キャンプとあんまり変わらないなぁと思ってしまいます。









こういうページを見るとホッとします。





Fielder力作の焚き火台、その名もJIKABIDAIがウェブショップで購入できるようになったとのこと。
最近は本当に色んな焚き火台がありますが、これはそのどれとも違うフォルムですね。
なかなかカッコいいと思います。



中盤には今回もBook in Book形式の付録がついています。


直近のキャンプで一緒だった仲間は、火を熾すところまで含めて設営というくらい、キャンプには焚き火が欠かせません。
焚き火が大好きなキャンパーの方は少なくないと思います。

もっと玄人っぽい焚き火をしたい、もしくは「焚き火なんぞは原始人がすることだ」と考えているので普段のキャンプで焚き火をすることはないが、実は子供は焚き火をやりたがっていたという事実を知って愕然としている方などは、是非これを読んで、ただ燃やしてボーっと眺めるだけではない、焚き火の様々な活用方法を学んでみてはいかがでしょうか。


後半の記事で紹介されていたこの富士宮焼きそばがとっても美味しそうです。




ホッとしたのも束の間、社会派アウトドア誌：Fielderは、鹿を撃ちながらも、いま世界で何が起こっているのかから目を逸らしません。




俳優の田中要次さんのコーナーも健在です。


我々が楽しみにしている連載の筆者さんは、田中要次さんをテレビで見かけると「同僚が頑張っている」と言っているらしいです。




おっと、また読み飛ばしてしまいました。

我々がいつも楽しみにしているあの連載を探します。








ん？
見つからない…。





これじゃないし





これでもない。





再度目次に戻って確認します。



なんとっ！

我々が毎回楽しみにしているアウトドア道具考が載っていないじゃないですか！


これは一体どういうことでしょう？


締め切りに間に合わなかったのだろうか…
→確かにこの可能性はあるが、恐らく真面目な筆者の方だから、原稿を落とすことはないだろう

ついにネタが尽きてしまったのだろうか…
→時々、キャンプっぽくないアイテムをぶっこんでいたので、ネタに困っても何かは書くだろう

確か前回が連載41回目ということで、個人的には極めてキリのいい数字だったこともあり、約7年間続けた連載に一区切りつけたかったのだろうか…
→たぶん、それは偶然。

こうは考えたくないが、不人気ゆえにとうとう打ち切りになっただろうか…
→この可能性は否定できない…



色々な考えが頭の中を巡ります。


本当の理由は分かりませんが、とにかく連載は終わってしまったようです。
残念ですが、長きにわたり書き続けたことには敬意を表します。
ご苦労さまでした！

ただ、何も言わずに連載を終えてしまうとはちょっと寂しいですね。




では、いつもアウトドア道具考が載っていたページには何が載っているのでしょう？






どうやら新連載が始まったようです。



タイトルは脱サラ焙煎士の野外珈琲考。

あまり新鮮味の無いタイトルですが、内容的にはコーヒー好きの物欲41号の興味を大いにそそります。

なになに、コーヒーにまつわるエトセトラをその時の気分で綴っていく…とのこと。

いいじゃないですか！
キャンプとコーヒーは相性がいいですからね。
なかなか面白い連載になりそうです。

初回はプロローグとして筆者の方が、どういう考えで脱サラし、焙煎士になったのかが綴られています。

コーヒーに興味があるかどうかは別として、自身のキャリアに悩んでいる40代以降の方は一読する価値があるのではないでしょうか。







そんなこんなで、新連載が始まったFielder Vol.63は、4月28日より全国の書店、アウトドアショップ、道志みちのコンビニエンスストアで発売されています。

Check it！