2014年08月27日
2014/08/21_上高地・小梨平でハイランダーなキャンプ(その1)
爆風スランプの「runner」という曲は皆さんよくご存じでしょう。
もしかしたら今週末あたり、城島リーダーが懸命に走る映像のバックで流れるかもしれません。
その「runner」が収録されているアルバムは「HIGH LANDER」というのですが、その中にアルバムタイトルと同名の「ハイランダー」という曲があります。
土地が高すぎて 東京では家は買えぬ
田舎に引っ込むしかないね
誰も 住めなくなる
誰も 住まなくなる
一握りの金持ちが 家を買う そうなったら
庶民の汗が 可哀想だ
庶民の汗が 可哀想だな
ハイランダー/爆風スランプ
「ハイランダー」とは本来、スコットランド北部の高地地方、すなわち標高が高い所に住む人という意味ですが、この曲では「地価が高いところに住む人」という使い方をしています。
つまり1988年のリリース当時、バブルで浮かれている日本人に対する警鐘を鳴らしている曲と言うことができます。
41号はメッセージソングはあまり好きではありません。
が、この曲は好きです。
そんな前置きをしておいて何ですが、2014年8月21日(木)~24日(日)、本来の意味である標高が高いところ、長野県は上高地にある小梨平キャンプ場に行ってきました。

夏休みの前半は、孫娘たちを我が家に呼んで遊びに連れて行ったワケですが、後半はちょっと遠出をしてキャンプを楽しみました。
今回はかなりの長丁場のため、前編・後編の2話で書き切る自信がありません。
なので、細切れに綴って行こうと思います。
もしかしたら今週末あたり、城島リーダーが懸命に走る映像のバックで流れるかもしれません。
その「runner」が収録されているアルバムは「HIGH LANDER」というのですが、その中にアルバムタイトルと同名の「ハイランダー」という曲があります。
土地が高すぎて 東京では家は買えぬ
田舎に引っ込むしかないね
誰も 住めなくなる
誰も 住まなくなる
一握りの金持ちが 家を買う そうなったら
庶民の汗が 可哀想だ
庶民の汗が 可哀想だな
ハイランダー/爆風スランプ
「ハイランダー」とは本来、スコットランド北部の高地地方、すなわち標高が高い所に住む人という意味ですが、この曲では「地価が高いところに住む人」という使い方をしています。
つまり1988年のリリース当時、バブルで浮かれている日本人に対する警鐘を鳴らしている曲と言うことができます。
41号はメッセージソングはあまり好きではありません。
が、この曲は好きです。
そんな前置きをしておいて何ですが、2014年8月21日(木)~24日(日)、本来の意味である標高が高いところ、長野県は上高地にある小梨平キャンプ場に行ってきました。
夏休みの前半は、孫娘たちを我が家に呼んで遊びに連れて行ったワケですが、後半はちょっと遠出をしてキャンプを楽しみました。
今回はかなりの長丁場のため、前編・後編の2話で書き切る自信がありません。
なので、細切れに綴って行こうと思います。
DAY1:8/21(木)
庶民どもがあくせく働いているこの日、我々はノンビリ準備をして、お昼前に長野に向けて出発します。

平日のこの時間は道路も空いているので、約2時間で松本市内に到着。
物欲夫婦揃って人生初めての松本です。

そう、ここはサッカーJ2の松本山雅のホームタウンです!
…が、これ以上話が膨らまない、いや正確には松田直樹について書き始めたら膨らみ過ぎてしまうので先を急ぎます。
まず目指したのは、国宝・松本城。
松本城の近くの駐車場にクルマを停めます。
平日とは言え夏休みなのでそこそこ賑わっています。
駐車場には日本各地のナンバーの車が並んでおり、お城の周りには外国の方もたくさんいらっしゃいます。
なお、我々が停めた市営開智駐車場は、他の駐車場に比べて若干お安いです。
15号が見つけてくれました。


安土桃山時代末期-江戸時代初期に建造された天守は国宝に指定され、城跡は国の史跡に指定されています。
松本城と呼ばれる以前は深志城(ふかしじょう)と呼ばれていました。
別名烏城(からすじょう)とも呼ばれていますが、文献上には烏城という表記は一切ありません。
…というようなことがウィキペディアに書かれています。
歴史に関して不勉強な我々なので、自分の言葉で文章を綴れないのが大変残念なのですが、松本城はビジュアル的にカッコいいので観てよかったと思いました。
その後は、市街地をフラフラしながら遅いランチを摂ります。
初めに目星を付けていたお蕎麦屋さんが定休日だったので、急きょ他のお店に。

明治末期創業のこばやしさんです。
きのこそばと安曇野そばをいただきます。


蕎麦の味の違いってなかなか分かりにくいと思いますが、こちらのお蕎麦は確かに美味しかったです♪
なお、こばやしさんのお昼の営業時間は15時までだったようですが、松本市内の飲食店のお昼の営業時間は14時までというお店が多いです。
うっかりすると食べ損ねてしまうのでご注意ください。
松本市内は古い街並みが上手く活かされています。

オシャレな暖簾のかかった蔵。
何のお店かと思ったらエステのようです。
お腹が満たされた後は、再度松本城に戻り、せっかくなので国宝の天守閣に入ってみようと思います。
松本城は、外から眺めるだけでなく、中から外を眺めることができるのです。

入ったことにして、今度は松本駅の方に行ってみます。
松本城から松本駅は距離にして約2kmくらいなので歩けないこともありませんが、その後の行動計画を考慮してクルマで移動します。

駅ビルの中をフラフラし、駅の近くのアリオに行ってみます。
ここにはタワレコのminiがあるようなので、さらっと覗いてみます。


さらっとCDを買って、アリオを出ます。
この後は、事前にオノボリさんに教えていただいた日帰り温泉に行きます。
温泉に向かう途中に「西松本駅」という駅の近くを通ったのですが、駅のホームが自転車置き場になっていました。
もしかしたらこのあたりの方にはお馴染みのシステムなのかもしれませんが、我々が住んでいるあたりではまず見られない光景に、特に15号が大喜びしていました。
そんなこんなで、松本ICから程近くにある「湯の華銭湯 瑞祥松本館」に到着です。

こちらはスタバやTSUTAYA、そして長野県最大手スーパー・ツルヤなどが一堂に集まっている「なぎざライフサイト」というショッピングセンターの一画にあります。
料金は大人680円で時間無制限。
我々はオプション250円でバスタオルセットもお借りしました。
まずはお風呂に入ります。
天然温泉、ジェットバス、露天、寝湯、サウナなどなど色んな種類のお風呂が楽しめます。
汗を流してゆっくり湯船に浸かったら、一旦お風呂から上がり、続いてマッサージをお願いします。

60分コースでしっかり体をほぐしてもらいます。
リラックスしたところで、食事処で夕食にします。
定番の蕎麦やカレー、定食類も充実しています。
41号はソースかつ丼、15号はかき揚げ蕎麦、そして単品で山賊焼を注文します。

ソースかつ丼はこのあたりで力を入れているメニューで、市内あちこちのお店で食べられるようです。

山賊焼は、鶏肉を開き、タレに漬け、衣をつけて揚げたものです。
にんにくがしっかり利いていて美味しかったです♪
かき揚げ蕎麦も普通に美味しかったです。
十分に食後の休憩を取って、もう一度お風呂に入ります。
嗚呼、なんて贅沢な時間なのでしょう☆
お風呂から上がり、クールダウンしていた22:30頃、オノボリさんご夫妻が到着。

※写真を撮らなかったのでイメージ画像でご容赦ください。
オノボリさんご夫妻は、今日は普通にお仕事を終えたあと、こちらに向かわれました。
もちろん我々は
「ご苦労だったな庶民ども」
という労いの言葉を忘れません。
さっそくオノボリさんご夫妻は温泉に入ります。
我々は休み処でのんびり過ごします。
しばらくすると、オノボリさん、そしてすぐ後に奥様のドリン娘さんが出てきました。
ドリン娘さんは風呂上がりだというのに大汗をかいています。
どうやら41号と同じ人種のようです。
営業時間は24時までですが、営業終了間際になると照明が少しずつ消されていったり、恐らく空調も部分的にOFFにされているようなので、少し早めに出て、向かいにあるSEGAで涼みます。
こちらの施設はお風呂の種類も多く、食事処のメニューも充実しており、リーズナブルなのでとても良い施設です☆
我々は結局、5時間以上こちらに滞在していました。
さて、SEGAに移動した一行。
涼むつもりだったのですが、目の前にクレーンゲームがあると熱くなってしまうのはUFOキャッチャーマイスターの悲しい性。
獲れそうな景品を吟味し、とりあえず小物を3~4個獲っておきました。
どうやらオノボリさんもけっこうムキになるタイプのようです。
絶妙にバランスされたポッキーをGETするのに必死になっています。
ハンガーが景品に当たる度に大きく揺れるのですが、なかなか下に落ちません。
ついに41号も参戦し、総力戦の構えです。
かなりの金額を注ぎ込みましたが、まだ落ちません。
時刻は24時近くになり、店内にはお巡りさんが巡回して、若者たちに帰るよう促しています。
我々も、いい歳こいて補導なんてされたくありません。
かといって、ここで辞めるという選択肢はありません。
なんとしてもこのポッキーだけはGETして帰らねばなりません。
総額で、恐らく普通に購入するのに必要な金額の5倍くらいのお金を掛けたところで、ついにオノボリさんがGET!

こちら、セレブのみ食べることが許される高級ポッキーです。
満足してSEGAを後にし、しばらく駐車場で待機します。
すると、1台のクルマが入場してきました。

383さん(以下、銀ちゃん)です。
銀ちゃんも今日は普通に仕事を片付けてから、松本に向かいました。
もちろん、
「今日もよく働いたな、褒めてつかわすぞ」
と労います。
さてここで、今回のキャンプの主旨をご説明します。
銀ちゃんから
「8/22の金曜日から2泊3日で小梨平でキャンプするんだけど一緒にどう?」
とお声掛けをいただきました。
小梨平キャンプ場がある上高地は、皆さんご存知の通り環境保護のためにマイカーでの入場が規制されているため、ある程度まで自分のクルマで行ったら、そこから先はバスかタクシーに乗って行くことになります。
そこで我々は木曜深夜に沢渡(さわんど)地域にある駐車場に入り、そこで車中泊をして、金曜早朝にタクシーで上高地に行くというプランを立てました。
いや、プランを立てたのは銀ちゃんであって、我々はそれに乗っかっただけですが。
24時過ぎに松本市内を出発し、沢渡第2駐車場を目指します。
途中のコンビニで翌日の朝食などを買って、1時過ぎに沢渡第2駐車場に到着。
こちらの駐車場はトイレもきれいで、さらには足湯もあるということで、銀ちゃんがチョイスしてくれました。
沢渡第2駐車場はかなり大きい駐車場なのですが、夏休みの時期は混雑することが予想されるので、出遅れるとトイレからだいぶ離れた場所に停めなければならないかもしれません。
最悪の場合は停められない恐れもあるため、深夜のうちに駐車場に入ることにしました。
この週末の天気予報があまり良くないこともあり、結果的には駐車場は思ったより空いていました。
おかげでトイレに近い方にクルマを停めることが出来ました。
松本市内は標高600mくらいなのでさほど感じませんでしたが、このあたりは随分と涼しく感じます。
1,000mを超えているんですかね?
空を見上げると星がたくさん見えます。
明日は5時には起きて、準備ができ次第出発するという予定なのですが、あまりにもキレイな星空だったので、銀ちゃんと星空撮影会を始めてしまいました。



なんだかんだで2時頃に就寝。
DAY2:8/22(金)

5時頃に起床。
我々は車中泊に慣れていないので、少々体がこわばっています。
顔を洗って身支度を整え、出発の準備をします。
前述のとおり、ここから先は自分たちのクルマではなく、バスかタクシーで移動しなければなりません。
ただの観光旅行なら問題ありませんが、我々はキャンプをするので、キャンプ道具をタクシーに積まなければなりません。
そして、上高地バスターミナルまではタクシーで行けますが、そこからキャンプ場までは10分ほど歩かなければなりません。
そうなると、もちろん荷物を厳選し、より少なく、軽くしなければなりません。
うっかりクルマの中に忘れ物をしても、取りに戻るワケにはいきません。
普段のオートキャンプとは全くの別物です。
我々はクルマを乗り入れられないキャンプ場には過去に何度か行ったことがあります。
その時はけっこうな荷物を、駐車場からサイトの間を何往復かして運びました。
ただ、今回はそういうワケにはいきません。
半分キャンプ、半分登山という感じでしょうか?
皆さんは50~70Lの大型ザックに荷物をパッキングしています。
マットなどはザックの外側に括りつけています。
55Lのザックを背負わされている小柄な銀ママさんは、荷物が歩いているようです。
まるでランドセルが歩いているかようなピカピカの小学1年生を思い出しました。
確かに我々はこういうスタイルでのキャンプは初めてですが、我々クラスの熟練キャンパーともなると、ザックは皆さんよりもコンパクトなもので十分です。
具体的には、15号が38L、41号に至っては30Lのザックを背負います。

15号はグレゴリーのJ38。

41号はマムートのCreon Proの30Lです。

ただ、ザックに入り切らない荷物が推定で140Lくらいあります。
ツール類は必要最低限、かつコンパクトなものをチョイスしましたが、シュラフやマットはどうしても嵩張ってしまいますね。
とてもじゃありませんが、30~40Lクラスのザックには入りません。
ま、これもタクシーを降りてから10分歩けばいいと思えば担ぐ気になります。
では、さっそくタクシーに乗って出発!
ところで、
「こんな時間からタクシーなんて走っているの?」
と思われる方もいらっしゃると思いますが、ちゃんと数台待機してくれています。
出発するお客さんが増えてくると、別の場所に待機しているタクシーを無線で呼んでくれるので、混んでいない時間帯ならほとんど待たずにタクシーに乗れます。
沢渡から上高地まで、タクシーは定額料金で1台4,200円、バスは1人1,200円です。
大勢で行く時は、総額もさほど変わらないし、何より時間に左右されないので、タクシーの方がいいですね。
そんなこんなで30分くらいで上高地バスターミナルに到着。

おお、ここが上高地か!
人生初の上高地にテンションが上がります↑



さすが標高1,500m、薄手のフリースを着てちょうどいいくらいです。
汗かきの41号には地上のパラディーゾです☆
ついつい興奮のあまりイタリア語が出てしまいました。
行ったことありませんけど。
ウキウキしているので、荷物を担いでキャンプ場まで歩くことなんぞ全く苦になりません。
あっという間にキャンプ場に到着!

実際、10分も掛からなかったと思います。
銀ちゃんのガイドのもと、場内を一周し、設営場所を検討。
梓川沿いが景色が良くベストポジションと思われますが、張れる場所が限られているため、既にお客さんが入っています。
なので、林間のサイトに張ることにしました。
3組で張るにはそれなりの広さが必要ですが、いい場所が空いていてラッキーでした☆

というわけで、さっそく設営開始。
今回はミニマムセットなので、あっという間に設営完了!

銀ちゃんはMSRのエリクサー3。

共同リビングとしてヒルバーグの赤いきつねも張ってくれました。
オノボリさんはプロモンテのVL-23(8/31訂正)

花柄が素敵なモンローとのダブルネームです。
我々はノルディスクのノルハイム3。

一部のマニアな方はスタイカを予想されたかもしれませんが、土日は雨予報が出ていたので、コンパクトな中でも前室が大きいノルハイムをチョイスしました。
と、設営が終わったところで、このままダラダラ過ごしてしまいたい気持ちをグッと堪えて行動を開始するところから始まる次回に続いたり、続かなかったり…。
庶民どもがあくせく働いているこの日、我々はノンビリ準備をして、お昼前に長野に向けて出発します。
平日のこの時間は道路も空いているので、約2時間で松本市内に到着。
物欲夫婦揃って人生初めての松本です。
そう、ここはサッカーJ2の松本山雅のホームタウンです!
…が、これ以上話が膨らまない、いや正確には松田直樹について書き始めたら膨らみ過ぎてしまうので先を急ぎます。
まず目指したのは、国宝・松本城。
松本城の近くの駐車場にクルマを停めます。
平日とは言え夏休みなのでそこそこ賑わっています。
駐車場には日本各地のナンバーの車が並んでおり、お城の周りには外国の方もたくさんいらっしゃいます。
なお、我々が停めた市営開智駐車場は、他の駐車場に比べて若干お安いです。
15号が見つけてくれました。
安土桃山時代末期-江戸時代初期に建造された天守は国宝に指定され、城跡は国の史跡に指定されています。
松本城と呼ばれる以前は深志城(ふかしじょう)と呼ばれていました。
別名烏城(からすじょう)とも呼ばれていますが、文献上には烏城という表記は一切ありません。
…というようなことがウィキペディアに書かれています。
歴史に関して不勉強な我々なので、自分の言葉で文章を綴れないのが大変残念なのですが、松本城はビジュアル的にカッコいいので観てよかったと思いました。
その後は、市街地をフラフラしながら遅いランチを摂ります。
初めに目星を付けていたお蕎麦屋さんが定休日だったので、急きょ他のお店に。
明治末期創業のこばやしさんです。
きのこそばと安曇野そばをいただきます。
蕎麦の味の違いってなかなか分かりにくいと思いますが、こちらのお蕎麦は確かに美味しかったです♪
なお、こばやしさんのお昼の営業時間は15時までだったようですが、松本市内の飲食店のお昼の営業時間は14時までというお店が多いです。
うっかりすると食べ損ねてしまうのでご注意ください。
松本市内は古い街並みが上手く活かされています。
オシャレな暖簾のかかった蔵。
何のお店かと思ったらエステのようです。
お腹が満たされた後は、再度松本城に戻り、せっかくなので国宝の天守閣に入ってみようと思います。
松本城は、外から眺めるだけでなく、中から外を眺めることができるのです。
入ったことにして、今度は松本駅の方に行ってみます。
松本城から松本駅は距離にして約2kmくらいなので歩けないこともありませんが、その後の行動計画を考慮してクルマで移動します。
駅ビルの中をフラフラし、駅の近くのアリオに行ってみます。
ここにはタワレコのminiがあるようなので、さらっと覗いてみます。
さらっとCDを買って、アリオを出ます。
この後は、事前にオノボリさんに教えていただいた日帰り温泉に行きます。
温泉に向かう途中に「西松本駅」という駅の近くを通ったのですが、駅のホームが自転車置き場になっていました。
もしかしたらこのあたりの方にはお馴染みのシステムなのかもしれませんが、我々が住んでいるあたりではまず見られない光景に、特に15号が大喜びしていました。
そんなこんなで、松本ICから程近くにある「湯の華銭湯 瑞祥松本館」に到着です。
こちらはスタバやTSUTAYA、そして長野県最大手スーパー・ツルヤなどが一堂に集まっている「なぎざライフサイト」というショッピングセンターの一画にあります。
料金は大人680円で時間無制限。
我々はオプション250円でバスタオルセットもお借りしました。
まずはお風呂に入ります。
天然温泉、ジェットバス、露天、寝湯、サウナなどなど色んな種類のお風呂が楽しめます。
汗を流してゆっくり湯船に浸かったら、一旦お風呂から上がり、続いてマッサージをお願いします。
60分コースでしっかり体をほぐしてもらいます。
リラックスしたところで、食事処で夕食にします。
定番の蕎麦やカレー、定食類も充実しています。
41号はソースかつ丼、15号はかき揚げ蕎麦、そして単品で山賊焼を注文します。
ソースかつ丼はこのあたりで力を入れているメニューで、市内あちこちのお店で食べられるようです。
山賊焼は、鶏肉を開き、タレに漬け、衣をつけて揚げたものです。
にんにくがしっかり利いていて美味しかったです♪
かき揚げ蕎麦も普通に美味しかったです。
十分に食後の休憩を取って、もう一度お風呂に入ります。
嗚呼、なんて贅沢な時間なのでしょう☆
お風呂から上がり、クールダウンしていた22:30頃、オノボリさんご夫妻が到着。

※写真を撮らなかったのでイメージ画像でご容赦ください。
オノボリさんご夫妻は、今日は普通にお仕事を終えたあと、こちらに向かわれました。
もちろん我々は
「ご苦労だったな庶民ども」
という労いの言葉を忘れません。
さっそくオノボリさんご夫妻は温泉に入ります。
我々は休み処でのんびり過ごします。
しばらくすると、オノボリさん、そしてすぐ後に奥様のドリン娘さんが出てきました。
ドリン娘さんは風呂上がりだというのに大汗をかいています。
どうやら41号と同じ人種のようです。
営業時間は24時までですが、営業終了間際になると照明が少しずつ消されていったり、恐らく空調も部分的にOFFにされているようなので、少し早めに出て、向かいにあるSEGAで涼みます。
こちらの施設はお風呂の種類も多く、食事処のメニューも充実しており、リーズナブルなのでとても良い施設です☆
我々は結局、5時間以上こちらに滞在していました。
さて、SEGAに移動した一行。
涼むつもりだったのですが、目の前にクレーンゲームがあると熱くなってしまうのはUFOキャッチャーマイスターの悲しい性。
獲れそうな景品を吟味し、とりあえず小物を3~4個獲っておきました。
どうやらオノボリさんもけっこうムキになるタイプのようです。
絶妙にバランスされたポッキーをGETするのに必死になっています。
ハンガーが景品に当たる度に大きく揺れるのですが、なかなか下に落ちません。
ついに41号も参戦し、総力戦の構えです。
かなりの金額を注ぎ込みましたが、まだ落ちません。
時刻は24時近くになり、店内にはお巡りさんが巡回して、若者たちに帰るよう促しています。
我々も、いい歳こいて補導なんてされたくありません。
かといって、ここで辞めるという選択肢はありません。
なんとしてもこのポッキーだけはGETして帰らねばなりません。
総額で、恐らく普通に購入するのに必要な金額の5倍くらいのお金を掛けたところで、ついにオノボリさんがGET!
こちら、セレブのみ食べることが許される高級ポッキーです。
満足してSEGAを後にし、しばらく駐車場で待機します。
すると、1台のクルマが入場してきました。
383さん(以下、銀ちゃん)です。
銀ちゃんも今日は普通に仕事を片付けてから、松本に向かいました。
もちろん、
「今日もよく働いたな、褒めてつかわすぞ」
と労います。
さてここで、今回のキャンプの主旨をご説明します。
銀ちゃんから
「8/22の金曜日から2泊3日で小梨平でキャンプするんだけど一緒にどう?」
とお声掛けをいただきました。
小梨平キャンプ場がある上高地は、皆さんご存知の通り環境保護のためにマイカーでの入場が規制されているため、ある程度まで自分のクルマで行ったら、そこから先はバスかタクシーに乗って行くことになります。
そこで我々は木曜深夜に沢渡(さわんど)地域にある駐車場に入り、そこで車中泊をして、金曜早朝にタクシーで上高地に行くというプランを立てました。
いや、プランを立てたのは銀ちゃんであって、我々はそれに乗っかっただけですが。
24時過ぎに松本市内を出発し、沢渡第2駐車場を目指します。
途中のコンビニで翌日の朝食などを買って、1時過ぎに沢渡第2駐車場に到着。
こちらの駐車場はトイレもきれいで、さらには足湯もあるということで、銀ちゃんがチョイスしてくれました。
沢渡第2駐車場はかなり大きい駐車場なのですが、夏休みの時期は混雑することが予想されるので、出遅れるとトイレからだいぶ離れた場所に停めなければならないかもしれません。
最悪の場合は停められない恐れもあるため、深夜のうちに駐車場に入ることにしました。
この週末の天気予報があまり良くないこともあり、結果的には駐車場は思ったより空いていました。
おかげでトイレに近い方にクルマを停めることが出来ました。
松本市内は標高600mくらいなのでさほど感じませんでしたが、このあたりは随分と涼しく感じます。
1,000mを超えているんですかね?
空を見上げると星がたくさん見えます。
明日は5時には起きて、準備ができ次第出発するという予定なのですが、あまりにもキレイな星空だったので、銀ちゃんと星空撮影会を始めてしまいました。
なんだかんだで2時頃に就寝。
DAY2:8/22(金)
5時頃に起床。
我々は車中泊に慣れていないので、少々体がこわばっています。
顔を洗って身支度を整え、出発の準備をします。
前述のとおり、ここから先は自分たちのクルマではなく、バスかタクシーで移動しなければなりません。
ただの観光旅行なら問題ありませんが、我々はキャンプをするので、キャンプ道具をタクシーに積まなければなりません。
そして、上高地バスターミナルまではタクシーで行けますが、そこからキャンプ場までは10分ほど歩かなければなりません。
そうなると、もちろん荷物を厳選し、より少なく、軽くしなければなりません。
うっかりクルマの中に忘れ物をしても、取りに戻るワケにはいきません。
普段のオートキャンプとは全くの別物です。
我々はクルマを乗り入れられないキャンプ場には過去に何度か行ったことがあります。
その時はけっこうな荷物を、駐車場からサイトの間を何往復かして運びました。
ただ、今回はそういうワケにはいきません。
半分キャンプ、半分登山という感じでしょうか?
皆さんは50~70Lの大型ザックに荷物をパッキングしています。
マットなどはザックの外側に括りつけています。
55Lのザックを背負わされている小柄な銀ママさんは、荷物が歩いているようです。
まるでランドセルが歩いているかようなピカピカの小学1年生を思い出しました。
確かに我々はこういうスタイルでのキャンプは初めてですが、我々クラスの熟練キャンパーともなると、ザックは皆さんよりもコンパクトなもので十分です。
具体的には、15号が38L、41号に至っては30Lのザックを背負います。

15号はグレゴリーのJ38。
41号はマムートのCreon Proの30Lです。
ただ、ザックに入り切らない荷物が推定で140Lくらいあります。
ツール類は必要最低限、かつコンパクトなものをチョイスしましたが、シュラフやマットはどうしても嵩張ってしまいますね。
とてもじゃありませんが、30~40Lクラスのザックには入りません。
ま、これもタクシーを降りてから10分歩けばいいと思えば担ぐ気になります。
では、さっそくタクシーに乗って出発!
ところで、
「こんな時間からタクシーなんて走っているの?」
と思われる方もいらっしゃると思いますが、ちゃんと数台待機してくれています。
出発するお客さんが増えてくると、別の場所に待機しているタクシーを無線で呼んでくれるので、混んでいない時間帯ならほとんど待たずにタクシーに乗れます。
沢渡から上高地まで、タクシーは定額料金で1台4,200円、バスは1人1,200円です。
大勢で行く時は、総額もさほど変わらないし、何より時間に左右されないので、タクシーの方がいいですね。
そんなこんなで30分くらいで上高地バスターミナルに到着。
おお、ここが上高地か!
人生初の上高地にテンションが上がります↑
さすが標高1,500m、薄手のフリースを着てちょうどいいくらいです。
汗かきの41号には地上のパラディーゾです☆
ついつい興奮のあまりイタリア語が出てしまいました。
行ったことありませんけど。
ウキウキしているので、荷物を担いでキャンプ場まで歩くことなんぞ全く苦になりません。
あっという間にキャンプ場に到着!
実際、10分も掛からなかったと思います。
銀ちゃんのガイドのもと、場内を一周し、設営場所を検討。
梓川沿いが景色が良くベストポジションと思われますが、張れる場所が限られているため、既にお客さんが入っています。
なので、林間のサイトに張ることにしました。
3組で張るにはそれなりの広さが必要ですが、いい場所が空いていてラッキーでした☆
というわけで、さっそく設営開始。
今回はミニマムセットなので、あっという間に設営完了!
銀ちゃんはMSRのエリクサー3。
共同リビングとしてヒルバーグの赤いきつねも張ってくれました。
オノボリさんはプロモンテのVL-23(8/31訂正)
花柄が素敵なモンローとのダブルネームです。
我々はノルディスクのノルハイム3。
一部のマニアな方はスタイカを予想されたかもしれませんが、土日は雨予報が出ていたので、コンパクトな中でも前室が大きいノルハイムをチョイスしました。
と、設営が終わったところで、このままダラダラ過ごしてしまいたい気持ちをグッと堪えて行動を開始するところから始まる次回に続いたり、続かなかったり…。
Posted by 物欲夫婦 at 02:13
│小梨平