今号のコンテンツはこんな感じです。
今回の大特集は「本格ソロキャンプの手引き」です。
※各記事のリード文にFielderの思いが凝縮されていていつも楽しみにしていますが、このリードは特に秀逸です☆
近年のキャンプブームに伴い、ソロキャンプを楽しむ方も増えています。
自分の好きなギアを並べて、日常を忘れ、のんびりと焚火を楽しむ…。
いいですよね。
ただ「本格」と付いているからには、Fielderの考えるソロキャンプは難易度がとても高いものではないか?と懸念される方もいらっしゃるかもしれません。
確かに、我々がイメージするラグジュアリーなそれではありませんが、かといって全く手が出ないほどエクストリームでもありません。
「TENT style」「TARP style」「HUMMOCK style」と、嗜好あるいは難易度に応じたスタイルごとに、必要な装備を紹介しています。
美味しそうな料理のレシピも紹介してくれています。
ところで今回のFielderは、多くの記事で食事が取り上げられています。
そのどれも胃袋を刺激するに十分値するクオリティです。
みんな大好きカレーのレシピもたくさん載っています。
これは食欲の秋の訪れを一足早く取り入れたFielderの戦略なのかもしれません。
原付バイクでソロキャンプに行かれる方もいらっしゃいますね。
キャンプ場でそういう方を見かけて
「嗚呼、自分もいつかやってみたいなぁ」
と思われた方はこの記事は必読です。
必要な装備を「テント」「タープ」「ハンモック」「スリーピングギア」「焚き火台」「調理器具」「テーブル&チェア」「ライト」とカテゴリーごとに細かく紹介してくれています。
中盤に「山の謎なんでも探偵団」という記事があるのですが、そこに出てきた山伏ガールに興味津々です。
〇〇ガールのムーブメントはまだ一部で続いていたようです。
今号もBook in Book形式の特別付録:図解サバイバル読本が付いています。
今回のテーマはFielderお得意の「野食(実践)編」です。
最近、昆虫食が世の中に少しずつ浸透してきている気がします。
実際、お盆に訪れた岐阜県ではコオロギスナック的なモノが土産物店で普通に売られていました。
「やっと時代がFielderに追いついてきたか」
と感慨深く思っていましたが、サバイバル界で常に一歩先を行くFielderは次のステップの実践方法を紹介してくれています。
アメリカザリガニ、フジツボ、バッタは入門的な食材、カエル、ミドリガメ、スッポン、ヘビは上級者向け食材として、捕獲してからの下処理や調理方法が紹介されています。
「美味しいヘビランキング」という素敵なランキングも載っているので、皆さん必見ですね♪
後半に進みます。
私自身がほとんど釣りをしないので、これまであまり取り上げたことがありませんでしたが、Fielderは釣りに関する情報も豊富です。
野生動物を仕留めるよりも手軽ですし、一般的な食糧調達方法ですからね。
「離島で暮らそう」の連載も長く続いています。
今回は奄美大島世界遺産センターが紹介されています。
私のいとこがローティーンの頃に奄美大島に住んでいたのですが、私は訪れたことはありません。
当時いとこから聞いた話からは、豊かな自然に恵まれていることは言うまでもありませんが、生活する上でとても不便な場所という印象を抱いていました。
しかしこの夏、キャンプ仲間が奄美大島を訪れたとのことで、その様子をSNSで拝見したところ、とても良いところのようですね!
是非行ってみたいと思いました。
人気俳優の田中要次さんの連載:サバイバル・リバイバル」に、気になるアイテムが紹介されていました。
BLUE FEELのキャンピングファン「KRUCA」というアイテムです。
これはパッと見たところ扇風機なのですが、照明、さらには虫やネズミが嫌がる超音波を発生する機能を併せ持っているそうです。
以前は、キャンプに扇風機を持ち込むくらいだったらエアコンの効いた家で涼んでろ…くらいに思っていましたが、昨今の地球温暖化により明らかに日本の気候は変わりました。
真夏の平地でのキャンプは灼熱地獄です。
「確かに扇風機があってもいいかも…」と思い始めていることは偽らざる本音です。(でも多分買わない)
それ以上に、超音波発生機能にビットが立ちました。
我々もかつて、
キャンプ場でネズミと死闘を繰り広げたことがあります。
その時は、慌てて対策を調べたら超音波を発生させるアプリがあることを知り、急いでスマホにダウンロードした記憶があります。
あの時の自分に、10年後にはこんなアイテムが世の中に出てるんだぜ、と教えてあげたいです。
まぁ、10年前に知ったところでどうにもならなかったと思いますが。
なお、私がFielderの中で最も楽しみにしている連載の筆者の方は、田中要次さんのことを図々しくも「同僚」と呼んでいるという噂を耳にしたことがあります。
その一番楽しみにしている連載をご紹介します。
今回のテーマは
「豆は淹れる直前に挽こう」
です。
おっしゃる通り!
コーヒー豆は焙煎した直後から劣化が始まってしまいます。
その主な原因は、コーヒー豆が空気に触れることで酸化してしまうからです。
「豆のままでも粉にしても、酸化するのは同じでしょ?」
そんな疑問に対して、筆者の方は苦労しながら作ったと思われる図表を示しながら丁寧に解説してくれています。
そうそう、表面積の違いなんですよね。
なお、筆者の方は絵のセンスが欠如していると思ったことは、私の胸の内に留めておこうと思います。
ドリッパーにお湯を注いだ時、コーヒーの粉が膨らむ時と膨らまない時があります。
焙煎度の違いなどで必ずしも膨らめばいいということではありませんが、新鮮な豆かそうでないかのバロメーターの1つではあります。もちろん膨らむ方が新鮮な豆ということです。
それに単純に、フワ~っと膨らんだ方が淹れる時に楽しいですよね♪
※豆知識※
焙煎直後の豆はもちろんよく膨らみますが、ガスが多すぎてお湯と粉が馴染みにくく、コーヒーの成分が十分に抽出されにくいので、焙煎直後に淹れたコーヒーが一番美味しいとは一概には言えません。
私はあえて焙煎から2~3日経った頃に淹れるようにしています。
皆さんもなるべくならコーヒーは豆の状態で購入し、淹れる直前に挽きましょう!
豆を挽くところから抽出まで全自動で行なってくれるコーヒーメーカーもお手頃価格で出ていますし、手動ミルでゴリゴリ挽くのも無心になれるので悪くありませんよ。
というわけで、今回も共感しかない内容でした。
次回はどんなことを書いてくれるのでしょうか。
推測するに、筆者の方はきっとまだ何も考えていないと思いますが、とにかく楽しみです♪
そんなこんなで、アウトドアを楽しむ人に今回も多角的な視点から様々な情報を届けてくれるFielderの最新Vol.65は、昨日8/31より全国の書店、アウトドアショップで絶賛発売中です!
Check It!
あなたにおススメの記事