さて、現地には10時頃から入れていただけるとのことなので、いつものキャンプよりは少しゆっくり出発。
最寄りの木更津東インターを8:20頃に降りたところ、すぐ近くに道の駅:木更津うまくたの里が新しくできていました。
後から調べたところ、10月20日すなわち、我々が訪れた約2週間前に出来たばかりのようです。
つまり、我々が来るのに合わせて作られた道の駅と言っても過言ではありません。
これは我々に対する好意なのか、それとも敵意なのか。
歓迎されるのか、迎撃されるのか。
現時点では判断がつかないので、とりあえず行ってみることにします。
ピーナッツ全面推しの入り口に軽いめまいを覚えます。
なんという先制攻撃なのでしょう。
やはり 我々を敵視しているのでしょうか…
その脇には自国のアイデンティティそのものであるピーナッツのクオリティの高さを自慢して憚らない看板が。
恐るべきダブルピーナッツ攻撃。
しかし我々は怯むことなく、敵の本陣への潜入を試みます。
引き戸に手を掛けたその時、我々は違和感を感じました。
「だ、誰もいない?」
罠か?罠なのか?
まさか、入り口の取っ手がピーナッツ爆弾の起動スイッチなのでは?
上記のことを簡単に言いますと、新しく道の駅が出来ていたのを見つけて、せっかくなので覗いてみようかと立ち寄ったところ、9時から営業開始だったようで、まだお店の中には入れませんでした・・・という話です。
ちなみに、翌日のキャンプの帰りに寄ろうと思ったところ、道の駅に入るクルマで大渋滞していたので今回は諦めました。
開店フィーバーが落ち着いた頃に、改めて行ってみたいと思います。
というわけで、いつもの通りオドヤで買い物をします。
毎回ここに立ち寄るのですが、その都度写真を撮るのも面倒なので、今回は半年前に撮った写真を流用しています。
買い物を済ませ、10時過ぎにキャンプ場に到着!
受付を済ませ、さっそくサイトに移動します。
今回は59番サイトをお借りします。
このサイトの特徴は、通路から見てえらく縦長であるところです。
ただ、広さは十分にあります。
さっそく設営を開始。
今回は約1年半ぶりに久しぶりにマウンテンハードウェアのユルティニを張りました。
寝床にはアライテントのエアライズ2のインナーをセット。
小さなインナーテントを置いてもリビングとしての広さは十分。
我が家のキャンプで大活躍する幕です。
(夏は暑くて中に入っていられません)
これでトラスリングを入れるのがもう少し楽だったらいいんですけどねぇ。
アイテムはなるべくシンプルに。
今回は特に、必要不可欠なモノだけ持ってきました。
かずさでのキャンプに必要不可欠な髭茶髪さんも持ってきました。
実はオドヤから既に一緒だったんですけどね。
ちなみに、髭さんの寝床はノルディスクのノルハイム2。
髭さんがキャンプ場でテントを張ること自体、最近にしては珍しい光景です。
何年も前の話なので正確な経緯は忘れてしまいましたが、髭さんがこのテントを張っているのを見て、
「いいテントだなぁ」
と思いました。
それ以来、幾度となく「さっさとください」とアピールしたのですが、いつまでもくれないので、仕方なく我々もノルハイム3を買ったんだと思います。
ホントに使い勝手の良いテントで、今でもよく使っています。
というわけで、モービー♪
髭さんからはピーナッツ国アピールが強いビールとラーメンをいただきました。
髭さん、ありがとうございますm(__)m
ところで、一部の方からは
「もはや物欲夫婦のホームエリアはピーナッツ国なのではないか?」
という受け入れがたい誹謗中傷を受けています。
確かに、ピーナッツ国には好きなキャンプ場がいくつかあるので、度々訪れているのは事実です。
ただ、それとこれとは話が別です。
我々はTOKIOに住むメトロポリタンであり、ホームキャンプ場は道志にあるニュー田代オートキャンプ場です。
あくまでも我々はビジターとして、ここピーナッツ国のキャンプ場に来ています。
そんな切実な主張をウェアで表現してみました。
東京読売巨人軍のビジター用ユニフォームのTシャツです。
さて、この日は見事な秋晴れに恵まれました。
暖かく、外で過ごすのが気持ちいいです。
むしろ日陰が恋しいです。
すると髭さんが旬の秋刀魚を焼いてくれました。
見た目はちょっとアレですが、脂が乗っていてとても美味しかったです♪
オドヤで買った焼き鳥も、炭火で焼くと美味しさがアップするように思います。
他にも、我々はオドヤで買ったお弁当を食べたような気がします。
写真はありませんでした。
さて、お腹も満たされたところで、場内の散策に出掛けます。
どんなお客さんが来てるのかな?どんなテントが張ってあるのかな?
そして、サイトそのものの状況も確認します。
どうやら奥の方をさらに拡充している様子。
今後のためにも、このあたりのチェックは大切です。
おとなしい山羊ですが、髭さんに頭突きをかましてきました。
サイトに戻った後は、オーナーさんにいただいた枝豆と、ヘリノックスのショックコードを直したいのにポールのキャップが取れなくて苦戦している髭さんを肴に、お酒を飲んで過ごします。
我が家のコンフォートは簡単にキャップが取れましたが、髭さんのタクティカルは少し部品が違うようで、確かにキャップを外すのが大変でしたね。
16:30頃、ちょっと早いですが夕食の支度を始めます。
酒のつまみに、生かつお節。
味付けなしのモノだったので、生姜醤油などをつけて食べると美味しいです。
帆立の稚貝のバター蒸し。
もやしと豚肉の炒め物。
この写真はまだ作っている途中ですが、最後の仕上げはクックドゥに任せます。
髭さんがオドヤで買ってくれた刺身の盛り合わせ。
これらを持って、管理棟脇の多目的スペースに行きます。
かずさを訪れるたびに、いつもオーナーさんから
「今日は16時頃から始めっか」
と声を掛けていただき、たくさんご馳走していただきます。
嬉しい半面、それと同じくらい申し訳ない気持ちがあります。
ただ今回は、初めからオーナーさんと一緒に飲むつもりで来ました。
なので、料理もそれを前提に自分たちで用意しました。
でもオーナーさんは、既にたくさんの料理を用意して待ってくれていました(^^;)
一瞬、岡持を持ったおじさんの姿が見えましたが、幻影だと思います。
7月28日以降、我々にはわからない大変なご苦労があったと思います。
葬儀でも気丈な様子を見せていたオーナーさんですが、寂しい想いをされることもあるでしょう。
そんなオーナーさんの様子を見に行こうということで、今回のキャンプに至りました。
というわけで、オーナーさんとじっくり語らいます。
思ったよりもお元気そうでよかったです。
一升瓶越しの髭さん。
確かこの日は21時頃にお開きになったような気がします。
この後はユルティニに戻って、髭さんと一緒に過ごしました。
ただ、41号はほとんどイス寝してたので、何を話したのか覚えていません…というか知りません。
22時過ぎという健全な時間に就寝。
翌朝。
7時過ぎに起床。
最近にしては早い方です。
さっそく豆をゴリゴリしてコーヒーを淹れます。
もちろん、髭さんにも淹れて差し上げます。
朝食は自宅で食べるようなメニュー。
ゴハンを炊いて、ソーセージや納豆を食べます。
この納豆は「仙台納豆」と言いますが、千葉県産の大豆を使っています。
何故「仙台納豆」というネーミングなのか…そこには涙なしには語れないストーリーがあります。
詳しいことは「仙台納豆」で検索してください。
味の方は、さすが豆の生産を得意とする国で作っただけのことはあって、美味しい納豆です♪
目の前で髭シェフが卵を焼いてくれます。
まるで、そこそこ立派なホテルの朝食会場でよく見られる光景のようです。
美味しく作ってくれたものがオムレツではなく玉子焼きというあたりが、いかにもという感じです(笑)
この後は、ユルティニを裏返して乾燥させたり、徐々に片づけを始めます。
片付け終わったら、帰る前に管理棟でお餅をご馳走になりました。
度々いただくのですが、ホントに美味しいお餅なんです☆☆☆
オーナーさん、ごちそうさまでした。
最後にオーナーさんと一緒に、みんなでおばちゃんのお墓参りをしてから帰りました。
オーナーさんも色々と大変だと思いますが、ここでのキャンプを楽しみにしているお客さんのために、休むことなく受け入れてくれています。
The show must go on.
髭さん、かずさのオーナーさん、今回もありがとうございましたm(__)m
さて、「物欲夫婦の野営記録」の2017年の更新はこれが最後になります。
今年は例年よりキャンプに行く回数が少なく、その分、ブログの更新も少ない一年でしたが、それにも関わらず、多くの方にお読みいただきましてありがとうございましたm(__)m
ホントはあと1本書きたかったんですけどね…鹿島アントラーズが不甲斐ないばかりに(-_-)
来年もまた、たくさんの皆さんとキャンプ場でお会いできることを楽しみにしています。
ではでは皆さん、よいお年をお迎えください(^-^)/
〜おまけの話〜
キャベ2を飲んで…
これから忘年会の〆のラーメン。
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