2016年6月某日 年に一度の…

物欲夫婦

2016年06月19日 21:59

一年に一度の楽しみ。


皆さんは何があるでしょうか?


最も一般的なのは誕生日でしょう。





紅白歌合戦を楽しみにしている方も多くいらっしゃるでしょう。

第65回より「私以外私じゃないの」/ゲスの極み乙女。






今は恒例行事となったAKB総選挙という方もいらっしゃるかもしれません。









そして、このブログをお読みいただいている方にはもう一つ。

紅白や総選挙に勝るとも劣らない「年に一度のお楽しみ」があることを忘れてはいけません。






















そう、物欲夫婦の田植えレポです。



というわけで、キャンプには全く関係ない、でも毎年書かずにはいられない田植えについて、今年も懲りずに綴ってみたいと思います。


2012年の田植えレポはこちら

2013年の田植えレポはこちら

2014年は平日開催につき手伝わなかったためレポなし。

2015年の田植えレポはこちら










今回のマシンもKUBOTAのS1-400R RAINBOW。

田植え界のランチアラリー037と呼ばれていることは昨年にもお伝えした通りです。


かなりのじゃじゃ馬で、さらに今回はマシントラブルも発生し、昨年以上に扱いにくくなっていました。




今年も例年と同じユニフォーム。







ここで、田植え豆知識。

田植えには欠かせないロングブーツですが、足首のところにゴムを巻きつけています。


これをしておかないと、田んぼの中で長靴が脱げてしまうのです。
それだけ、田んぼの中のぬかるみは凄いのです。
一度ハマったらなかなか抜けられないのはキャンプにおける道具沼と同じです。




さて、コースコンディションの確認をします。


ちょっとドライすぎるようなので、水を入れます。


昨年とは逆のパターンですね。
なお、S1-400Rはレインタイヤを履いている…というか元々レインコンディション仕様なので望むところです。





続いて、苗の育成状況のチェック。


うんうん、いい感じに育っています。




では、KUBOTAに苗をセットします。

F1で例えれば給油作業に近い感覚です。


苗は植えていくと当然なくなるので、途中で補給しなければなりません。
そのためには、苗箱から苗を外し、マシンにセットするという作業が発生します。

この作業はこれまで、父:AKIRAしかやっていませんでした。
いや、正確に言うと、AKIRAしか出来ませんでした。

しかし、実はここ最近、AKIRAは膝を痛めています。
なので、なるべく動かなくて済むようにしてあげたい。

そこで、今年はこの役目を物欲41号が担うことになりました。
今まで出来なかったことが出来るようになり、41号の田植えスキルが向上しました。



最近流行りのCMでいうところの「1UP」です。



ちなみに、上の写真の一番右の列はよろしくないケースです。
この状態で植え始めると、途中で苗が詰まってしまうので、このあとキレイに整えました。






例年通り、1stドライバーは当然AKIRAです。


最も安定感のあるドライバーが全体のペースを作ります。


前述のとおり、マシントラブルがあってところどころ苗が植わっていないところがあります。
そこは人力で補正していきます。



今年も兄夫婦が手伝ってくれています。



マシンは1台ですが、このように並行して行なう作業がたくさんあるので、クルーがたくさんいると助かります。





2ndドライバーはANIです。



この2人で、畦際などの難易度が高いところはAKIRA、真っ直ぐ植えればいい部分はANIという感じで作業を進めて行きます。
F1で例えるなら、S字やシケインはAKIRA、ストレートはANIというイメージでほぼ間違いありません。




スタート当初のマシントラブルもあり、プランよりラップタイムが少しが遅れています。

しかし、そろそろお昼が近づいてきました。

AKIRAはこれから、ランチ用の唐揚げを揚げるという極めて重要なミッションに取り掛からなければなりません。

その間、植えられないのは大きなタイムロスです。
物欲41号的には、今日は諸般の事情があって、少しでも早く作業を終わらせたいのです。



「ここは、オレがステアリングを握るしかない!」


この日はピットクルーとして裏方作業を決め込んでいた物欲41号ですが、ついにシートに座ることに。



AKIRAが唐揚げを揚げてくれている間に、この1枚は終わらせたい。
41号の集中力はすさまじいものでした。

この日のKUBOTAはギアの入りが悪く、切り返す際に多少もたつきましたが、なんとか力でねじ伏せます。
苗がなくなれば、自ら苗を補給し、また植え続けます。

おかげで、唐揚げが揚がる頃には、1枚植え終わりました。






というわけで、ランチタイム♪






唐揚げにマカロニサラダ、煮物など、豪華なランチです☆



労働の後のゴハンは本当に旨い!






ランチの後は、引き続き残りの田んぼに植えていきますが、だいたい終わりは見えてきました。

15号が早くも苗箱を洗ってくれています。


この作業が地味ながら実は結構な作業量で、時間が掛かるのです。
植える作業の終盤から取り掛かることが多いのですが、今回はクルーが充実していることもあり、だいぶ早い段階から15号とANEとで洗い始めてくれていました。

おかげで、苗を植え終わる頃には苗箱もほとんど洗い終わっていて、全体の作業も早く終わりました。


田植えでもキャンプでも仕事でも同じですが、作業の流れを把握し、先回りして必要な準備をしていくことが、全体を効率的に進める上で非常に重要なアクションになります。



最後の田んぼを植えます。



ちゃんと植わっていないところは、田んぼの中に入って手で挿します。



はい、バッチリ植わりました!



あとは秋の収穫まで、時々AKIRAに面倒を見てもらいます(笑)


立派なお米に育って我々のもとに帰ってくるんだよ~!











この後、実家でささっとシャワーを浴びて、少しだけ休憩。

物欲15号を駅までクルマで送り、物欲41号は次の目的地に急ぐのでした…。




その話はまた改めて。
































~おまけの話~




食べられました♪



きっかけは、ぽたぽたさんが
「まだ冷凍みかんののぼりが立っているMINISTOPがある」
と教えてくれたことでした。


「いやいや、それは単にのぼりを取り換え忘れただけでしょう」
と、お返事しました。
この手のフランチャイズ制のお店は統一的な運用をするものだからです。


しかし、昨日たまたま通りがかったMINISTOPにもまだ冷凍みかんののぼりが立っていることを15号が発見しました。


ダメもとで入ってみたところ、普通にハロハロ:冷凍みかんが売っていました(^^;)

店員さんに聞いてみたところ
「いつ終わるか分からない」
とのこと。
恐らくアルバイトと思われるスタッフさんにお聞きしたので、イマイチ要領を得なかった気もしますが、別の店舗も覗いてみたところ、シチリアレモンと並行して冷凍みかんも販売しているようです。


で、念願の冷凍みかんを食べてみての感想ですが…。


みかんシロップがたっぷりかかったかき氷の上に、少しチーズの入った濃厚なソフトクリームが乗り、さらに冷凍みかんが全体的に散りばめられています。


これは感想ではなく事実を述べただけですが、その事実から想像できる味を超えるサプライズはありませんでした。
でも普通に美味しかったですよ♪



…というわけで、無事に食べることが出来ました。
ぽたぽたさん、ありがとうございましたm(__)m

また、皆さん、大変お騒がせしましたm(__)m


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