2014/02/01_道志でReturn to myself 〜しない、しない、フユ。

物欲夫婦

2014年02月07日 00:38

2014/2/1(土)~2/2(日)、久しぶりに我々の原点である道志でキャンプをしてきました。







ところで、我々は最近、記事のタイトルに何らかの曲名を引用しているのですが、それをひねり出すために記事のUPが1日遅れます。

散々悩んだ割に大したものが思い浮かばず、がっかりすることもあります。




今回はそのケースです(--;)






今回のレポは、キャンプ場を決めるまでの葛藤が5割、どの幕を張るかを決めるまでの経緯が2割、キャンプ中の出来事が3割という構成になります。








さて、場所選び/幕選びの前提条件です。

◆今回も夫婦二人でのキャンプ。
◆なので近場にしよう。
◆この週末は暖かいらしい。
◆でも日曜日は降水確率50%以上。


という条件を踏まえて場所の選定です。
近場ということで道志に行くことはすんなり決まりました。
冬の道志はけっこう冷え込みますが、この週末は暖かいらしいのでさほど問題ないでしょう。


ただ道志のキャンプ場の多くはクローズしています。
そこで、候補としては

①青野原オートキャンプ場
②椿荘オートキャンプ場
③道志の森キャンプ場

この3つになりました。(我が家から近い順)
もちろん、他にも営業しているキャンプ場がいくつかありますが、今回はこの3つの中から選ぶことにしました。


①青野原オートキャンプ場
【良いところ】
・無料!(冬季のみ)
・近い。
・開けているので日当たりが良い(ただし場所による)
・道志の怪しげなキャンパーさんたちが集っている。
・トイレがキレイ(温便座&洗浄機能付)
・相対的に標高が低いので気温も相対的に高い。


【懸念点】
・無料開放期間ゆえにトイレは「誰でもトイレ」1ヶ所のみの開放。
・したがって、1ヶ所のトイレを来場者全員が使用する。
・「誰でもトイレ」ゆえに当然、男女共用。


続いて、
②椿荘オートキャンプ場
【良いところ】
・お客さんが少ない。
・勝手を知っている。

【懸念点】
・青野原より標高が高いので、青野原より冷え込む恐れがある。
・中央の森にあるキレイで広い炊事場とトイレが閉鎖されているので、トイレは東屋手前のみ使用可能。
・林に囲まれているため日当たりが悪い。


最後に
③道志の森キャンプ場
【良いところ】
・ここ数年行っていないので久しぶり♪
・恐らく空いているだろう。

【懸念点】
・3つの中で最も我が家から遠い。
・3つの中で最も標高が高いので、より気温が低い可能性あり。
・水道が止まっているため、流し&水洗トイレが使えない。


水道が止まっているという時点で、③道志の森は落選。

①青野原と②椿荘の一騎打ちの様相を呈してきました。

「とりあえず当日朝に青野原に行って、現場を確認した上で決めよう」
ということになりました。






当日朝、7:30頃に青野原に到着。

やはり結構な数のお客さんがいます。

まだ早朝なので皆さんお休みの様子。

静かに場内を歩いていたら、東屋の下で人影が動いています。




やっぱりyaburin!さんでした。


昨夜遅くに到着し、そのまま朝まで寝ながら焚き火をしていたそうです。
もちろん、yabu!さんはテントなんぞ張りません。
よって設営10秒。
いつものyabu!さんのスタイルです。憧れます。
でも良い子は決して真似しないように。
ちなみに4時頃が一番寒かったとのこと。
私41号も、いつかは焚き火の前で夜を明かしてみたいと思いますが、残念ながらまだその域には達していません。

(物)「ここにするか椿にするか悩んでるんですよねぇ」
(ya)「椿に行ったら貸切だよ(笑)」

(物)「今年はGOOUT練習会をやらないんですか?」
(ya)「もうネタがないだろ~」

なんてお話しをさせていただいた後、また場内をフラフラします。


懸念であるトイレを確認。
前述のとおり、トイレそのものはキレイなのですが、男女共用というところがネックです。
この辺は女性が気にする部分なので、41号は口出ししません。
最後は15号に決めてもらうことにしました。


まだ朝早いので、今度は椿荘を見に行ってみようということになり、一旦青野原を後にして椿荘に向かいました。

どうやら●かじぃさんも青野原にいらっしゃったようなのですが、まだお休みの様子だったので特にご挨拶せずに来てしまいました。



道志みちを走ること約20分。
椿荘に着きました。
とりあえず様子見なので、受付はせずそのままキャンプ場へ。




貸切かと思いきや、前の日からのお客さんが1組いらっしゃいました。
でも場所選びの問題はありません。

我々は普段あまり東屋側のトイレを使いません。
どういうタイプか忘れてしまったので改めて確認します。


なるほど、非接触型ジャパニーズスタイルが3ルーム。
キャビンは清潔に保たれています。
自重を支えるのに一苦労の41号は若干苦手なスタイルですが使えないワケではありません。
15号は特に問題なく、むしろ非接触型は歓迎の様子。



一旦キャンプ場を出て、旅館椿荘の前に一時停車。
15号が最終判断を下します。



悩みに悩んだ結果、やはり主にトイレ事情を考慮し、椿荘に張ることにしました。


というわけで旅館で受付をし、キャンプ場に戻りました。



張る場所は、トイレと水場からさほど遠くなく、かつなるべく広く、そして既にいらっしゃるお客さんに近すぎないところでチョイス。
なお、トイレに近いのは東屋側のエリアですが、日当たりがよくないため半分くらい凍っています。



場所を決めたところでさっそく設営を始めるワケですが、今回は幕選びも迷いました。


我々は居住性を重視しています。

それ以上に、15号は乾燥撤収を重視しています。


この季節のファーストチョイスはユルティニですが、日曜日は曇り時々雨の予報でKTできない可能性があるため、なるべく幕は小さく&少なくという判断になりました。
ユルティニの方が快適なことは百も承知ですが、ユルティニは大きいし、地面に接する部分が渇きにくいのです。



MSRのツインブラザースという選択肢もありました。
ツインブラザースも設営が簡単で、しかもスカートがついているので冬に向いている幕です。

が、イスを入れて使うにはちょっと狭い。



そんなこんなで今回チョイスした幕を設営開始!


…からのちゃっちゃと完了!




今回はキンクリのみです。
タープも張りません。


キンクリは前室もそこそこ広しい、4人用と広いのでいざとなればインナーの中で過ごすことも出来ます。
また、フライが地面に接しないため、濡れにくく乾きやすいです。
まぁその分外気は入りやすいですが、ユルティニに比べて狭い分、ストーブを点ければ暖まりやすいです。

以前は我が家のトレードマーク的存在だったキンクリですが、7月下旬の日本海キャンプで張って以来、約半年ぶりに張りました。
設営が簡単だし、前室が広いし、やっぱりいい幕です♪


というわけで、前室とインナーにほとんどの荷物を入れます。




でも日中は暖かいので、外にテーブルを出して過ごします。

では、かんぱ~い♪




乾杯の後はイスに座ってボケーっと過ごします。




ボケーっとしてたら新たに来たお客さんに
「すみません、受付はどこですか?」
と聞かれたので、旅館椿荘ですよ、と教えて差し上げました。



ボケーっとしてたらお昼になったので、ランチを食べます。
今日のメニューは鉄板麺です。



出来上がりはこんな感じ。



15号が自宅で野菜を切ってくれたのであっという間に出来ました♪






昼食の後は、引き続きボケーっとして過ごします。




おやつの時間に向けて、アップルパイづくりに取り掛かります。
物欲家初のアップルパイづくりです。
キャンプでなくても初めてです。


まずりんごを切り、グラニュー糖を入れて煮ます。



次に、りんごにシナモンとレモン汁を混ぜます。



冷ましてる間にパイ生地を準備します。
使うのはもちろん冷凍のパイシートです。
それを、型のサイズに合うように伸ばします。



型にはめ、まずはカスタードクリーム、次にりんごをのせます。



最後に、格子状にパイ生地を被せます。



いよいよダッチに入れて焼きます。


豆炭って初めて使ったのですが、慣れないので火加減がよく分かりませんでした(^^;)
っていうか、ちゃんと火がついていない気もします(^^;)


焼いている間に、パロインの時にmiku♡さんからいただいた芋焼酎を飲みます。



そんなこんなで完成!




初めての割にはよく出来たと思います♪








…しかしここで油断してはなりません。

無事にお皿に載せるまでがアップルパイづくりです。
最近、無残にも地面にダイブしたアップルパイをどなたかのブログで見たばかりです。


この日一番の集中力を発揮して、無事にお皿に移し替えました!




さっそくいただきま~す!

うん、美味しかったです♪






他に書くことがなかったので、アップルパイのくだりを必要以上に詳細に書いてしまったことをお詫び申し上げますm(__)m





おやつの後は焚き火の前でうたた寝です。



41号は危うく手を焼きそうになりました。



ボケーっとしてたら後から来たお客さんに
「すみません、受付はどこですか?」
とまたしても聞かれたので、旅館椿荘ですよ、と教えて差し上げました。

道志のキャンプ場には、キャンプ場内に受付がないところがけっこうありますのでお気を付けください。



日が落ち、だいぶ涼しくなったので、キンクリの前室に移動します。


決して広々とは言えませんが、二人でこじんまり過ごすには問題ない広さです。






ボケーっとしてたら夕食の時間になりました。

今夜のメニューはカレーと塩ゆで豚です。

カレーはキャンプで食べようと思ってだいぶ以前に購入しており、ずっと出番を待っていたこちら。



いなばのツナとタイカレー(レッド)です。
これをフライパンで温めるだけです。

あ、ご飯はちゃんと炊きますよ。


塩ゆで豚は、ダッチの中で茹でるだけ。
お湯にのんびり浸かっている豚肉を見ると、どうも他人には思えません。

フ~ジカちゃ~ん♪とノーススターのおかげでぬくぬくの前室でウトウトしながら、お友達が茹で上がるのを待ちます。



出来上がりはこちら。



このカレー、缶詰ですがけっこう本格的な味で美味しかったです♪
このシリーズは、レッド、グリーン、イエローがあり、それぞれにツナとチキンがあるんですね。
まだ自宅にグリーン(ツナ)とイエロー(チキン)があるので、またの機会に食べたいと思います。

41号のお友達は少々長湯してしまったようで、少し固かったかな(^^;)





夕食の後も引き続き何もしません。
ここはケータイの電波があまりよろしくなく、皆さんのブログを拝見するにもページが開くのが遅くてストレスなので、ほとんどケータイをいじりませんでした。




あまりにもやることがないので、インナーの中でゴロゴロしていたら二人して寝てしまい、気付いたら24時を回っていました。

改めて、歯を磨いて就寝。















翌朝、41号は6:30頃に目を覚ましました。
テントの中は0.6℃と、氷点下ではありません。


外に出てみます。


まだ雨は降っていません。
そして、全然寒くありません。


テーブルとイスを出し、恒例のモーニングコーヒーを飲みます。




朝から焚き火をしてまったりした時間を過ごします。
まったりしすぎて、焚き火の前でコーヒーを楽しむC.W.ニコル顔負けの41号の自撮り写真を撮り忘れたことが残念でなりません。




7:00頃に15号が起きてきました。
この時間の気温が0.2℃。



今回のキャンプ中、一度も氷点下の表示を見ませんでした。
(夜中は氷点下だったと思いますが)
それだけ暖かかったということですね。



朝食の準備をします。

今朝のメニューは、最近皆さんのレポでもよく拝見するホットサンドメーカーde肉まんです。
朝は糖分を摂った方がいいので、あんまんとセットです。

我が家のコールマン製ホットサンドメーカーは真ん中に仕切りがあるので、肉まんを挟むと自動的に半分に切れます。


なおこの機能はわざわざ書くほど便利ではありません。


肉まんをホットサンドメーカーに挟んで、焚き火に突っ込みます。



焚き火に突っ込むとあっという間に焼き上がります。



あっという間過ぎて少し焦げました。



スープも一緒に飲みます。
野菜のボルシチスープと、とうもろこしのスープです。



いつもはお湯を注ぐだけの粉末のインスタントですが、今日は違います。
このスープは簡単な割に本格的で美味しかったです♪













湯煎です。






朝食の後は、またコーヒーを飲んでまったりします。





ただ、今日はあまりゆっくりしてしまうと雨が降ってきそうなので、雨が降らないうちに撤収です。

途中、ほんの少し降りましたが大きな影響はありません。
また、夜露&結露で多少濡れていましたが、自宅で乾かせるレベルなので、構わず収納ケースに詰め込みます。


そんなこんなで11時頃にキャンプ場を後にしました。







ホームである道志のキャンプ場で、夫婦二人で何もしないキャンプ。
原点回帰のようで、とてもリラックスして過ごせました。




とはいえ、二人だけのキャンプが続くと、みんなとワイワイするキャンプが恋しくなります。

今週末は久々にたくさんの方々と一緒にキャンプをする予定ですが、雨or雪の予報が出ています(--;)
雪が降ると参加者が激減してしまうようなので、せめて雨でとどまらないかと祈っているところです。


























~おまけの話~


画像30枚一斉UPにチャレンジしましたが、やはり今回もできませんでした。
複数選択ができないんです。

自分のリテラシーの低さにガッカリしました(--;)


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