物欲夫婦の野営記録

師走に入ったというのに、お盆休みが明けたばかり頃の話で大変恐縮です。
8月18日(土)～20日(月)、2泊3日でニュー田代オートキャンプ場(以下、NTS)でキャンプをしてきました…という話です。




ところで皆さんは

■行動しながら考える
■考えてから行動する

どちらのタイプでしょうか？
企業勤めをしている方は、この手の性格判断サーベイを受けたことがあるかもしれませんね。

物欲41号は明らかに後者です。

したがって、普段キャンプレポを書く時も、まずは全体の構成を考えます。

「ここでこのエピソードを書いておかないと、次の日の出来事につながらないし」
「テントの話も書きたいけど、ここに入れると流れが途切れてしまうな。最後にしよう」

などと考えながら最後まで書いた上で、

「やっぱりあのことも書いておかないと、この人の良いところが伝わらないな」
「ぎゅんおすさんのくだりはもっとオシャレさが際立つような表現にしよう」

など、手直しをした上でアップしています。

書き終わった際に「こりゃいつもより長くなったな」と思った時は、読んでいただく方の精神的・肉体的負担を考慮して、前編／後編に分割することもありますが、実は全部書き終わっています。

ただ最近は、平日に夜更かしをする体力もなく、週末はキャンプに行っているので、レポを執筆する時間と気力を捻出できなくなってきました。
これでは未着手のレポが溜まる一歩です。


そこで少しでも進捗させるべく、今回は新たなチャレンジとして、書きながら考えるスタイルで綴ってみようと思います。

結果、大した内容でもないのにもったいぶっているかのように小出しになってしまいますし、いったい何話まで掛かるのか現時点では私も想像がつきませんが、ご容赦いただけますようお願い申し上げますm(__)m

DAY1


いつも通り8時前にキャンプ場に到着。


到着時の気温は20℃。
前回とは打って変わって、この週末は比較的暑さがおさまるようです。
※前置きが長くてお忘れかもしれませんが、夏真っ盛りの8月中旬の話です。


夏休み時期ということで、既にたくさんのお客さんが入っているようです。
まずは管理人さんにご挨拶をしようと管理棟に向かったら、カーミットチェアに座って、管理人さんの到着を待ち構えている人がいます。

夏休み時期であることに加えて昨今のキャンプブームもあり、キャンプ場が予約できず、飛び入りでお越しになったのかもしれません。
したがって、管理人さんが来るのを待って、空き状況を聞きたいのではないでしょうか。
以前と違って、今は普通の週末さえほぼ満サイトになるNTSです。
夏休み時期にその考えはちょっと無謀かもしません。









…などと0.2秒ほど高速で考えながら座っている人をよく見たら、なんとalfa_camp45さん（以下、よこちゃん）じゃないですか！


いつものクルマなら見た瞬間に「あ、よこちゃんだ」と分かるのですが、たまたま点検か何かで代車でお越しになっていたので気づきませんでした。


よこちゃんと奥様のジョーギちゃんは、ちゃんと事前に予約を入れていました。
ただ、張っていい場所がよく分からなかったので、管理人さんに確認したかったとのこと。

管理棟脇とのことだったので、
「ああ、あそこに張って大丈夫ですよ」
と、ご案内して差し上げました。

よこちゃんたちに
「またあとで」
と言って、自分たちの設営を始めます。



我々はFサイトの上段をまるっと確保しています。
今回はたくさんの仲間が一緒ということで、我々にしては珍しく、だいぶ前から予約していました。
それでも川沿いのCサイトは取れませんでしたけどね。


…と、いつかはCサイトに張ってみたいという願望を滲ませている間に設営完了！


寝床は、暖かい時期のキャンプで使用率の高いBigAgnesのワイオミングトレイル2キャンプ。


もう5～6年使っていますが、コンパクトかつ寝室よりも前室の方が広いところが使い勝手が良く、大変気に入っています。


タープは前回同様、tent-MarkのTAKIBIタープウィング。


夏の日差しをしっかり遮るには、やはりコットンのタープですね。




設営は終わりましたが、モービーはちょっと我慢します。



9時頃だったでしょうか、第一陣の仲間が到着しました。

7010くん＆AYUちゃんご夫妻と、おりさです。

そう、今回は昔からキャンプ仲間でもあり、音楽仲間でもあり、神輿仲間でもあるメンバーとのキャンプなのです。
1年前のこの時期にも、ここで一緒にキャンプをしています(^^)

「よろしくね～」と挨拶をして、それぞれ設営を始めます。

7010くん＆AYUちゃんご夫妻は、WILD-1オリジナルのツアードーム2。


我が家が初めて買ったテントでもあります。
実はヒルバーグのスタイカと同じような構造で、前室もあり、インナーの中も2人なら普通に寝られるので、けっこう使い勝手がいいテントなのです。
見た目も、いま思えば昔のスノーピークみたいでヴィンテージ感もありますしね。


おりさはプロモンテのVL24


おりさはコンパクトキャンプをモットーとしているので、登山用のテントです。
でもインナーの中にはヘリノックスのコットを入れています。


みんなの設営が終わったところで、ようやくモービー♪






落ち着いたところで、みんなでよこちゃんご夫妻のサイトにお邪魔します。

このメンバーにおいて、キャンプにオシャレという要素はほとんど存在しません…でした。
（誤解のないように言っておきますと、キャンプ以外のところではとてもオシャレな人たちです）

ただ最近、少しずつオシャレキャンプにも関心が出てきたような気がします。

そこで、ラッキーにも良いお手本がいたので勉強させていただこうと思った次第です。




「いいかオマエら、これがオシャレキャンプってやつだぞ、よ～く目に焼き付けておくように！」

7010くんもAYUちゃんもおりさも、みな刺激を受けていたようです。

ただ、一番刺激を受けたポイントは、代車として乗ってきた鮮やかなグリーンのオープンカーかもしれません。

よこちゃんにお願いして、ルーフの格納を実演していただきます。



おお、すごい！こういう風に格納されるのね！


オシャレサイトを満喫して、再び自分たちの日常感あふれるサイトに戻ったところで、さっそく焚き火を始めます。


この火で焼きそばを作った気がします。

そして、もう一方の焚き火台で熾した炭で、海鮮を焼いてくれます。



このメンバーにおいて、焚き火はキャンプでリラックスした時間を過ごすためのイベントではありません。
他に調理手段を知らない彼らにとって、生きるために必要な作業なのです。
したがって、30℃を超す真夏の日中であろうとなんであろうと、焚き火が必要なのです。


ほぼほぼ昼食を食べ終えた頃、我々のサイトにお客さんがお見えになりました。

「物欲夫婦さんはいらっしゃいますか？」
と聞かれたので、
「はい、キャンプ場ではよくそのように呼ばれております」
とお答えしながらタープから出て行ったところ、お越しいただいたのはhibikipapaさんとchakintoko1024さんご夫婦でした。




同じくNTSで、お友達の方々とキャンプをしていたところ、41号のIGで我々がここにいることをお知りになり、わざわざご挨拶にお越しくださいました。

実は以前にもNTSでニアミスしたのですが、その時はお互いタイミングが合わずにご挨拶できませんでした。
ご丁寧にお越しいただきましてありがとうございますm(__)m


せっかくなので一緒にかんぱ～い♪


食べかけで恐縮でしたが、焼きそばもつまんでいただきます。

お二人は以前から我々のブログをお読みいただいていたとのことで、大変光栄ですm(__)m
そういう方々がいらっしゃると大変励みになります！

しばらくタープの下でお話しさせていただきましたが、お子さんたちにお昼ゴハンを食べさせなければならないとのことで、ご自身のサイトにお戻りになりました。
また今度、ゆっくりご一緒しましょう！





お二人がサイトに戻って少し経った頃、第二陣が到着しました。


ゆうくん＆あこちゃん、そして1歳の息子さん、はるくんです。

最後にはるくんと会ったのはまだ床の上でゴロゴロしている頃だったと思います。
大きくなったなぁ(^^)

ゆうくんたちのテントは、ノースイーグルのワンポールテント。


直径4.5mなので、テンティピで言えば7と同じくらいの広さですね。
お座敷スタイルなので、モノポールテント特有のスペースのロスも少なく、広々使えます。
はるくんも安心してゴロゴロできますね。
はるくんは人生初のテント泊…だったかな？


かつては「赤いビキニのフランス人」と呼ばれたおりさも、今は大人の女性になり、おしとやかに昼寝をしています。




午前中からの活動にめっぽう弱いKINGさん、そしてひとちゃんカップルは１５時頃に到着しました。


KINGさんたちのテントは、スノーピークのトルテュです。

せっかくいいテントを持っているので、先日も
「ぬくぬく過ごせるように物欲夫婦が全力を挙げてサポートするから、冬キャンプに行かないか？」
と誘ったのですが、寒いからと言って断られました。

なお、このテントの購入にあたってもドラマがあり、そこにはミラクル石川さんが深く関わっているのですが、それについて書き始めるとまた長くなってしまうので、今回は割愛します。

詳しくお知りになりたい方は、「物欲夫婦　トルテュ　石川さん」でググってください。

















そんなお時間もないほどお忙しい方は、こちらから。



…と、この日の登場人物を一通りご紹介したところで、今日のところはここまで。

まだ初日の夕方までも綴れていません。
これからの出来事も盛りだくさんです。

いったい何話まで続くのだろうか？

謎が謎を呼んで次回につづく…。