物欲夫婦の野営記録

先月のことですが、いつもの通り多摩-1をフラフラしておりました。


この日は何故か鼻がムズムズします。

風邪かな？

いや、熱もないし喉も痛くありません。
でも鼻だけがムズムズします。


へ…







へッ…












へック…





















ヘリノックス！





そのコンパクトさに以前から興味があったものの、イスでウトウトすることが日常的な我が家において、後方にひっくり返る可能性が極めて高く、うっかりするとルー・テーズによるバックドロップと同程度の衝撃を受けるかもしれないこのイスは、紛れもなく凶器の一種だと思っていました。
芝のサイトならまだしも、それが砂利のサイトだったら大惨事になりかねません。

それ故、購入には慎重な姿勢でした。


そんな中、今年発売されたコンフォートを見た時、そのケースのデザインに心を奪われました。



とは言え、ケースのデザインだけで購入できるようなお値段ではありません。


忘れてはなりません。
この商品はイスなのです。
我々は常に本質に目を向けなければなりません。
でもCDのジャケ買いはたまにします。



そこで、手を替え、品を替え、日を替え、店を替え、ケツを替え、何度も何度も座って検証しました。


検証結果は

◆優しさに包まれているようなホールド感があり、座り心地が極めて良い。

◆純金積立のような安定感があり、後ろにひっくり返る可能性は低い。

◆重量化に歯止めがかからない41号が座ってもビクともしない。
（さすがDACが作っているだけのことはある）

◆一説によると股関節周辺に知らず知らずに力が入り翌日筋肉痛になるという話も聞いたが、それを体幹トレーニングと捉えれば運動不足の我が家には一石二鳥。



というわけで、ヘリノックス　コンフォートチェアを購入しました。







…まだカーミットも実戦投入していないのに…







いしこさんの
「ほら見たことか！」
という顔が思い浮かびます。
いや、お顔は存じ上げませんが。



組み立ても簡単です。

全てのポールはドローコードでつながっているので、うっかりポールを失くすこともありませんし、ポールを挿し間違えることもありません。



このポールを1本でも失くしたら使い物になりませんからね。



まず骨組みを作ります。
前述の通りドローコードで繋がっているので、悩むことはありません。
Don't think,Feel



そこにファブリックを被せれば完成！
しっかりとファブリックにテンションが掛かっているところも、このチェアが座り心地がいい理由の1つです。
それ故、被せる時には一瞬だけ力が必要ですが、DACのポールがしっかりしているので、安心してしならせることが出来ます。


そして、このコンパクトさ。


エリートに比べれば少し大きいですが、これ、イスですからね。
一般的なチェアと比較すれば格段に小さいので、どこにでも持ち運べます。

実戦デビューは河原が濃厚かな。
ハイバックチェア、カーミットと併せて、状況に応じて使い分けたいと思います。



ここ2週間、キャンプはお休みだったため、記事のネタが枯渇しました。
よって、珍しくキャンプ道具について書いてみましたが、今回の記事を要約すると
「ヘリノックスを買いました」
の一言に集約されます。