1年越しのリベンジ

物欲夫婦

2013年06月08日 00:34

こんばんは~


遡ること約1年前にある記事を書きました。

それは、くっだらない記事がたくさんある我々のブログ中でも、PV数が不動の最下位という不人気極まりない記事です。

通常、古い記事ほど掲載されている期間が長いのでPV数は増えるものです。

しかしその記事は、1年経った今でも、最も読まれていない記事の座を譲りません。






日本人の食生活を支えるお米を作るための大事なプロセス、田植えについて書いたにも関わらず。
(不人気No.1記事はこちら


改めて読み返したところ、確かに本人たち以外一切興味を持てない内容でした。



そりゃそうです。

ここはキャンプに興味がある方が集まる場所。

自然とともに生きるという意味では当たらずも遠からずですが、テントも出て来なければ、焚き火もしません。



では、何故書いたのだろう?


この1年間、我々は自問自答を日々を繰り返しました。


米作りの大切さを伝えたかったから?

自分たちの記録として?

ブログのネタに困ったから?



1年たった今もまだ答えは出ていません。







悩んでいるうちに、また今年も田植えの時期がやってきたので、田植えの記事を書きます。





2013年6月2日(日)


梅雨入りしたというのに天気は快晴です。
キャンプをしている方々はこの陽射しを喜んだことでしょう。
しかし田植えにはここまでの陽射しは必要ありません。
暑くてしかたありません。
少しくらい曇ってほしいというのが本音です。
いや、決してキャンプを楽しんでいる皆さんを恨めしく思っているのではありません。
ただ、我々が少々自己中心的なだけです。




田んぼがあるのは15号の実家です。
専業農家ではないので、獲れるお米は家族と親戚に配る程度ですが、自分たちでお米を作っています。
我々もこの作業を手伝わないとお米をもらえないので、キャンプに行っている場合ではないのです。


現地に到着し、ユニフォームに着替えます。


カールスモーキー41号
(ジャズマスターを抱えていればPOLY-41ですが)


1人だけど、シュークリーム15号


着替えたらさっそく作業を開始します。



まずこちらが稲を植える前の田んぼの状態です。


ただの沼のようです。
わざわざ写真を載せたところで何も伝わらないのではないかと懸念しています。

GWに種を蒔き、その後すくすく育った稲をここに植えます。



もしかしたら田植えを嗜まない皆さまは、ここに一つ一つ手で植えていくものだと思われているかもしれませんね。

文明が発達した現代において、さすがに全て人力で植えるのではありません。

世の中には「田植え機」という便利なマシンがあるのです。


2013年に我々が駆るマシンはこちらです。

(以下しばらく、THE SQUAREの「TRUTH」を脳内BGMに流してお読みください)





KUBOTA S1-400R RAINBOW

苗が少なくなるとアラームが鳴るハイテク機能を搭載したコックピット。



【主要諸元】
<名称>
汎用人型最終決戦乗用4輪4条植え田植え機

<年式>
不明

<サイズ>
全長2700mm/幅1500mm/高さ1560mm

<エンジン形式>
4サイクルガソリンエンジンGS230

<最高出力>
4.0ps/1,800rpm

<トランスミッション>
前進3速、後進3速(ギア比不明)

<始動方法>
セルスタート

<植え付け部>
ロータリー方式、植え付け深さ調節、苗取り調節

<株間>
13,16,18 cm に変更可能。

<その他>
フットセンサー付き。
畦際クラッチ付き。
予備の苗台つき。
ハイメカモンロー


(BGM、やめ)


もちろん、この手のマシンのことはさっぱり判らないので、正しい情報かどうか判断できません。
っていうか、半分くらい理解できていません。


が、ルックスにはかなり惚れました♪

このカラーリングと角ばった感じ。





80年代のラリー選手権で活躍したイタリアのランチアラリー037を彷彿とさせます☆


実際、昨年まで乗っていたマシンに比べて少々扱いにくいところも、スポーツカーらしさを醸し出しています。


このマシンに苗をセットします。



この作業はまだファーマー見習いの我々にはやらせてもらえません。
父AKIRA自ら行ないます。


そして、田んぼに植えていきます。


単純ながら効率的なメカニズム。



安定した直進走行性。



KUBOTAを華麗に操るカールスモーキー41号。


負けじとANIもKUBOTAで風を切ります。



そうこうしていたら友人家族が到着しました。

田植えの話をしたら、お子さん(もうすぐ3歳)に田植えを体験させたいとのことで、わざわざピーナッツの国から来てくれました。
※ブロガーさんではありません。


そこで、お子さんのために、特設ミニ田んぼを用意しておきました。
ここで小さいお子さんに思う存分かつ安全に泥遊びをしてもらおうという狙いです。


さっそく田んぼに入って稲を植えます。


しかし、ボーイはまだノッてきません。


当然、田植えは初めてなのでおっかなびっくり・・・なのかと思いきや、
「オレはこんなミニ田んぼで満足するようなスケールの小さな男にはなりたくない」
と言ったかどうかはわかりませんが、本当の田んぼで植えたいと言います。

そこで、AKIRAの指導の下、本当の田んぼに苗を植えます。



その後、KUBOTAに乗せてあげたら大喜びでした♪


AKIRAの指導の下、自分でハンドルを操作して、ドヤ顔です。


しかたないので、ミニ田んぼの方はお父さんが一生懸命植えてくれています。



丁寧に、隅から隅まで植えてくれました♪

「自分で植えた米を食べられるって幸せだよね。時々育ち具合を見に来なくちゃだな(^^)」

と満足げに話していました♪





ただ、このエリアは本来は畑で、今日のために一時的に田んぼにした場所なのです。

AKIRAは
「あとで元に戻す。だって白菜を植えなきゃなんないから」
と言っていました。


この残酷な事実を友人に伝える方法を我々は知りません。






午前中で一通り終わったので昼食です。

何故か昨年と同じく唐揚げですが、これがまた美味しいのです♪



さらに、珍しい天ぷらがありました。


AKIRAに
「何か分かるか?」
と聞かれましたが、我々には判りませんでした。

実はコレ、玉ねぎの根っこに生えているヒゲなのだそうです。
なかなか食べる機会はありませんよね。
あっさりしている中にも甘みがあって美味しかったです♪



昼食の後は最後の仕上げです。

KUBOTAで植えられない隅っこの方は手で挿します。




全部植え終わるとこんな感じです。



こういう田んぼが10枚弱あります。







今年も無事に田植えが終わりました。
あとはすくすく育ってたくさんお米が実るよう、AKIRAに面倒を見てもらいます。

友人家族もとっても満足してくれたようでよかったです。
秋になったら稲刈りにおいで!

あなたの植えた稲はないかもしれないけど・・・(--;)





帰りにふじみ野-1に寄って、こまごましたものを購入して帰りました。





今年も苗を数本もらってベランダで栽培しています。


水さえ絶やさなければ育つそうです。
なお、昨年はマッハで枯れました。






















さ~て、来週のブツヨクさんは~




波平です。

物欲家は2週間ぶりのキャンプということで浮き足立っています。
しかし、ワシの頭は相変わらずです。
増えることもありませんが、今のところ枯れていません。
いっそこのまま、ずっとこの頭で生きていこうと思っています。
のパさん、のマさん、ごめんなさいm(__)m




来週もまた、見てくださいね~


ジャンケンポン!


































































ウフフフフフフ♪






無謀にもコメントを開けてみる(笑)


でも明日からキャンプなので、お返事は遅くなりますm(__)m



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