【もはや1年以上前の話】2019/1/26(土)_やまぼうしオートキャンプ場

物欲夫婦

2020年03月19日 07:30

最近、別プロジェクトが楽しくてそちらに注力していたためレポの執筆が滞っておりましたが、決してブログを辞めたわけではありません。

書く気は満々です。

見栄えの良い写真以上のことを伝えられるブログというメディアは重要だという気持ちは変わりません。
いやむしろ最近そういう思いがより強くなってきたと思います。

そんな中、プロジェクトは始まったばかりですが、スタートダッシュが一段落したのでようやくキャンプレポを執筆する時間が出来ました。



令和になってそろそろ1年が経とうという中、平成時代の話で恐縮ですが、2019年1月26日(土)~27日(日)、静岡県御殿場市にあるやまぼうしオートキャンプ場でキャンプをしてきました…という話です。












いつもどおり8時頃に到着し、受付を済ませて場内へ。

どのあたりに張ろうかな。
小さいお子さんがいらっしゃるご家族も一緒なので、トイレに比較的近い場所がいいな。
翌日のスムースな撤収を考慮すると日あたりの良い場所がいいな。

ということで、管理棟から見て手前側のエリアに張ることにします。



寝床はテンティピ・サファイア9CP


皆さんと過ごすリビングスペースにMountainHardWearのユルティニを張ります。


今回ご一緒するメンバーと併せて皆さんのテントをご紹介します。


underthetree.campさんhimawariccoさん(以下、キノシタさんご夫妻)は、ローベンス。


長女ちゃんは設営中からサッカーをするなど、今回のキャンプに懸ける意気込みがひしひしと伝わってきます。



alfa_camp45さん(ヨコちゃん&ジョーギちゃん)はMarmotのLair8P。


皆さんの設営が終わったところで、さっそくモービー!
※モービーとはモーニングビール、すなわち午前中からビールを飲むこと。キャンプ業界における最重要ワード。



…といきたいところですが、もうちょっとだけ我慢して、クルマでキャンプ場の外に出掛けます。




皆さんもニューヨークに行ったら必ず5番街にあるバーグドルフグッドマンに行かれると思います。
それと同じように、やまぼうしに行ったら必ず山崎精肉店に行くのがルーティーンとなっています。

ここで、今回ご一緒するおすぎゅんさん黒縁眼鏡さんとバッタリ合流しました。



馬刺しやらなんやら購入し、キャンプ場に戻ります。


ぎゅんさんと黒縁眼鏡さんは今回それぞれソロなので、テントは仲良く2人で1つです。


テンティピのオニキス9ですね。
このグレーが渋いです。
ぎゅんさんはこれにDODのグランドシートがシンデレラフィットすることを発見しています。


さて、お二人の設営が終わったところで、お待ちかねのモービー♪


ヨコちゃんたちはオシャレな瓶ビールを持参しています。


しかも、箱で。
どれだけ飲むんだって話です。



皆さんとかんぱ~い♪


先ほど買ってきた馬刺しを堪能しながら楽しい話に花を咲かせます。


ちなみに今回は、ロース、ヒレ、特上という組み合わせ。
これをたっぷりのニンニクをといた醤油につけて食べるのです。






午前中からジャパンに手を伸ばしてしまうのも、馬刺しと富士山、それに楽しい仲間がいるからに外なりません。


そりゃあ、ホタルイカ炙り器で炙ってしまうというものです。





ところで、数十メートル離れたところにビバリーヒルズのような高級住宅街が形成されていることを我々は知っています。



静岡が誇るエグザイル系キャンパー:ハヤブサさんもこの日、たまたまやまぼうしにお見えになっていて、設営中に少しお話をさせていただきました。
お仲間たちとキャンプとのことなので、我々もご挨拶にお伺いします。


物欲41号は畏れ多くてアトラスの中には入れなかったので皆さんを網羅できているのかは分かりませんが、お話しできたのは以下の皆さんです。

nacchi_729さんcandy.uraraさん
ひろやんさんgotooutcampさん
・ハヤブサさん
naggyzさん
AO木さん
たろーさん

ほとんどの皆さんとは面識がありましたが、naggyzさんとははじめましてだったので、腰を90度に曲げた最敬礼でご挨拶させていただきました。




ユルティニに戻ったら、今度はたろーさんとAO木さんが遊びに来てくれました。

「ウチのhanahanaがいつもご迷惑をお掛けしております」
「いえいえ、こちらこそウチのhanahanaが失礼なことばかりして申し訳ありません」
「なんならもう全面的にポンコツ会で預かっていただいてもこちらは全く構わないのですが」
「何をおっしゃいますやら、こちらこそオーシャンズで面倒見ていただけると本当に助かります」

こんなやりとりがあったような無かったような…。

ところで、お二人がいらっしゃったときの様子を間違いなく写真に収めたはずなのですが、PCのハードディスクの中で行方不明になってしまいました。
けっこう一生懸命探したのですが、どこにも見つかりません…。
やっぱり1年以上寝かせておくのはよくないですね。


というわけで、甚だ失礼ながら、イメージ画像でご容赦ください。



たろーさん


AO木さん


お二人とも楽しいお話をありがとうございました(^^)



太陽が傾いた17時前には既にマイナス3度。

1月の富士山の麓らしい、とてもいい気温です。




ユルティニの中で夕食の支度を始めます。



我が家は山崎精肉店で買ってきた霜降り豚の味噌漬け、他。


これをフライパンでじっくり焼きます。



ジョーギちゃんは高級豚肉をふんだんに使った豚しゃぶを作ってくれました。



黒縁眼鏡さんは豚足を焼いてくれました。

豚の恨みを買いそうなメニューです。





ご安心ください、ぎゅんさんは餃子を焼いてくれてました。
(豚肉が入っているかもしれませんが)
他にも、牛タンを焼いてくれたような気がします。


キノシタさんご夫妻(主にhimawariccoさん)は、焼き上手さんでピビンバを作ってくれました。




さらには、スンドゥブも!



どれも美味しくいただきました、ごちそうさまでしたm(__)m




しばらくしたら、flying.adutchman.no14さんがご夫婦で遊びに来てくれました。

キャンプ場でニアミスしたことはあったのですが、ちゃんとお会いするのは初めてです。


そして初対面にも関わらず、アカウント名の由来についてご本人が語るよりも先に、熱く説明してしまい失礼しましたm(__)m

IGを拝見すると、いつも和洋問わずお酒の写真がアップされており、またニイガタの皆さんとも交流があり、にいがた酒の陣にも行かれていましたが、実は・・・なんですね。



さて、ここらで芋焼酎のお湯割りと洒落こみます。


すみません、全然洒落ていませんでした。


引き続き皆さんと談笑。


ジョーギちゃんがこんなことを言い出しました。

「わたし、ブログを書こうと思っているんです。なんなら既にナチュブロのアカウントも取ってあります」

インスタ全盛の昨今、ブログというメディア自体に触れる人が減っていることを痛感していますが、それでもブログでしか伝わらないこともたくさんあります。
そして我々も含めて、ここにいる皆さんはブログを通じてキャンプについて学んできた世代。
もちろん、諸手を挙げて大賛成です!

「ブログのタイトルは決まってるの?」
「いや、まだ決め切れてなくて、皆さんと相談したいな、と」

みんなで「あれはどうだ?」「これはどうだ?」と意見を出し合い、最終的にジョーギちゃんが決めたタイトルがこちら!

HEY!SAY!©AMP!! ~レディーJoggyはキャンプがお好き



ジ●ニーズを全方位フォローしているジョーギちゃんらしさが表現されており、また「平成」を後世に伝える役割をも果たす、素晴らしいタイトルです☆
ブロガー:レディーJoggyが誕生した瞬間に立ち会えたことを心から光栄に思います。



タイトルが決まったところで、じゃあどんなトーンで書いていくかねぇ、キャラを固めることも大切だよね…


そんな話をしながら夜は更けていきます。

















賢明な読者の皆さんは既にお気づきかもしれませんが、背景がユルティニからレアに変わっています。

実はこの時、ユルティニが突風に煽られ、屋根の一部に穴が開いてしまったのです。
そこで、皆さんのご協力のもと大急ぎで中のモノをヨコちゃんちのレアに移動させていただき、ユルティニのポールを抜いて、地面に下したのです。

これまでもユルティニはたくさんの強風を受けてきました。
特にかわせみ河原、かずさの風は強かったなぁ…。
その度にぐらんぐらん揺れましたが、うまいこと風を受け流し、壊れることなく今に至っていました。

この日もけっこう風が強かったので、滅多に引かないガイラインをフルで引っ張って備えていました。

しかしあるとき吹いた下から煽るような風で、ユルティニが一瞬浮き上がりました。
その拍子にセンターポールの先端がハトメから外れ、別の場所に刺さってしまったんですねぇ。



物欲41号は取り乱すことなく、冷静に振る舞うよう努めたつもりでした。
しかし、恐らく動揺を隠しきれていなかったと思います。

何故なら、ユルティニと言えば物欲夫婦のシンボルのような幕。
数々の思い出深いキャンプをともに過ごしてきました。



初張りは2013年5月の駒出池だったなぁ。
マイナス7℃の中での焚き火は15分が限界だったな。





パロインの受付としても活躍してくれたよな。



もじゃ君がかわせみに来てくれて、初めて会った時もユルティニだったな。
この時食べさせてもらったのっぺ汁、美味しかったな。



ジャンボリーではロビちゃん、zackyさん、ガブさんと4つ並べたな。
あれは異様な光景だったな。



戸隠にも一緒に行ったよな。
u10さんがあとから来てくれて、MOMOパパさん(当時。現9botaさん)、wanwanさんともお会いできたな。



これが我が家の定番スタイルだったな。
広くて明るくて、良いテントだよな。






走馬灯って死ぬ前に見るものだと思ったのですが、そうでもないんですね。




…と、この時点では絶望しかなかったのですが、案外簡単に補修できまして、今も元気に活躍しています。


※ユルティニ近影

たくさん使ってきたので補修跡だらけですが、崩壊するまで使い続けるつもりです。



さて、そんなこんなでいい時間になったので、そろそろお開きにします。



日付が変わった頃の気温はマイナス4度。
程よい冷え込みです♪







翌朝。



6:30過ぎに起床。

寝床内の室温は約マイナス2度。
我が家は寝る時にはストーブは使わないので、外気温より少し高い程度です。

でもNANGAのダウンシュラフ600(notオーロラ)と、SeaToSummitのマットのおかげで、寒さで目を覚ましたりすることはありません。
逆に言うと、冬に薄いシュラフとマットで臨むと寒くて寝られません。
我々も過去にそういう経験をしたことがあります。

皆さんも、冬にキャンプをする際には、そこそこスペックの高いシュラフとマットをご用意されることをおススメします。
決して写真に写る部分ではありませんが、重要なポイントです。



さて外に出てみましょう。




おお、朝焼けに燃える富士山…ス・テ・キ。

この時の気温はマイナス5度。


しかしその後さらに冷え込み、7時前にはマイナス9度まで下がりました。


ちなみに2019年のキャンプで我が家が観測した最低気温はこの時でした。



太陽が昇ったところで、天気も良いので外でコーヒーを淹れましょう。


富士山をバックにコーヒーを淹れるとテンションが上がるというものです。

テンションが上がる理由がもう1つあります。


Goog for Nothingの円すい型コーヒーフィルターケース、その名もTripPack(物欲夫婦仕様のコヨーテカラー)です。※現在は通常ラインナップにもコヨーテがあるようです。

このアイテムは超有名アウトドア誌Fielderでも紹介されたので詳細は割愛しますが、とても使い勝手が良いのです♪
今では毎回必ずキャンプに持参しています。

ノリノリで淹れて差し上げたコーヒーは、きっといつもより美味しかった、と思いたい。


リンツのチョコレートと一緒に。




我が家の朝食は、昨日山崎精肉店で買ったものの食べる機会を逸したメンチカツやコロッケ。



そして、前夜に炊いたご飯の残りにわかめスープの素を入れた雑炊。


恐らくInstagramではなかなかお目にかからない絵面だと思いますが、これがキャンプのリアルなのです。


ヨコちゃん&ジョーギちゃんが、高級フカヒレスープを振る舞ってくれました。


濃厚でありながら決してしつこくない味わい、そして鼻腔を優しく包むような気高い香り。


もう1年以上前のことなので正確には覚えていませんが、恐らくこのような表現がぴったりだったと思います。



天気がよく、テント類も乾燥し、順調に撤収が終わったところで、キノシタさんちの長女ちゃん発案のもと、2チームに分けてPK合戦を行ないます。




大人もそれなりに真剣に臨んだ結果、長女ちゃんチームは残念ながら敗れてしまいました(^^;)

それが相当悔しかったそうです。

そりゃそうですよ、キャンプ場に着くなり練習していたんですから。
本人もその時はPK戦をすることを想定していなかったと思いますが(笑)


そして悔しさを晴らすべく、次戦に向けてチーム編成を考えてくれたそうで、メンバー表を共有していただきました。

この時の活躍が評価され、物欲夫婦そろってJAPANに選出されたことを謹んでご報告いたします。




併せて、ご両親すなわちキノシタさんとhimawariccoさんが、相手チーム(フィンランド)のメンバーにアサインされていたこともご報告しておかなければなりません。

勝利のためには非情な采配をも厭わない。
なでしこジャパン復権のために、監督就任への期待が高まった1月のやまぼうしでした。



というわけで、ご一緒した皆さんに加えてたくさんの方々にお会いできたり、ブロガー誕生の瞬間に立ち会えたり、ユルティニに穴が空いたりと、色んなことがあって刺激的なキャンプでした。

皆さん、ありがとうございました!




あなたにおススメの記事
関連記事