1月4日は金曜日なので一般的には平日です。
我々が世を忍ぶ仮の姿で通っている職場も平日扱いです。
…が、日頃より高いストラテジーと溢れるイマジネーション、そして信頼感のあるリーダーシップと正確なオペレーションで、常に生産性高くアウトプットを出し続けている我々は、誰にも後ろ指を指されることなく、大手を振って年次有給休暇を取得するのです。
年始の初日が金曜日で、どうせ1日働いたらまた休みだし、他にも休む人が多いからどさくさに紛れて休んだということを、癇に障る言い方をすると上記のようになります。
8時からの受付開始の少し前に、朝霧ヴィーナスガーデンゴルフコースのクラブハウスに到着。
気温はマイナス6℃。
以前は、8時ジャストにならないと自動ドアをオープンしないという厳格な運営が特徴でしたが、最近は準備が整えば3分くらい前に開けてくれることもあります。
柔軟性が高まってありがたい限りです。
新春ということで、受付には樽酒が置いてあります。
三が日は過ぎたものの、まだお正月気分を味わえていいですね♪
なお、来場者は良識の範囲内で自由にいただくことが出来ます。
物欲41号はここからキャンプ場まで運転しなければいけないので、プラスチックのコップに注ぎ、キャンプ場に着いたらいただくことにします。
キャンプ場さん、ありがとうございますm(__)m
さて、手続きを済ませてキャンプ場内に向かいます。
行く度に「今日はいつもとは違うところに張ろうかなぁ」と思うのですが、結局なんだかんだでお気に入りのIサイトを選んでしまいますね。
今回、Iサイトを選んだ理由は他にもありまして…。
そうパパさん(以下、ロビちゃん)ファミリーもご一緒だからです。
ロビちゃんちと一緒ということはチロルも一緒なのです♪
※I サイトはペット可。
やだ~カワイイ♪
チロル&チョコとは、年末にロビちゃんちにお邪魔した時にお互いの愛を確かめ合いましたが、キャンプ場で一緒に過ごすのはまた格別です。
さてさっさと設営しましょう。
我が家はMountainHardWearのユルティニ。
インナーにはWILD-1オリジナルのトレックドーム3という、例えるならばゴリゴリのハードロックサウンドと、生活に密着した歌詞という本来相容れないはずのものが見事に融合した打首獄門同好会のような組み合わせです。
そうそう、ロビちゃんとここに来ると、
2014年3月に開催したユルティニ団を思い出します。
ロビちゃんちはテンティピのジルコン15CP。
9以下に薪ストを入れると居住空間がやや狭くなってしまいますが、15は薪ストの良さを存分に体感できるサイズですね。
なお、ロビちゃんちの薪ストはテンティピ純正:エルドフェルです。
例えるならば、ユタジャズにおけるカール・マローンとジョン・ストックトンくらいの信頼感ならびに確実性があります。
設営が終わったら、記念すべき2019年1発目のモービー♪
天気がいいのでイスとテーブルを青空の下に出し、富士山を眺めながらしばらくのんびりします。
素晴らしい天気だし、みんなで場内を散策しましょう。
イベント広場は風の影響を受けるので我々はテントを張ったことは無いのですが、ここから見える富士山が、個人的にはこのキャンプ場から見るベストマウントフジだと思っています。
天気もいいし、広々しているし、ニューイヤーだしということで、そうたくんが凧を揚げます。
適度に風が吹いているため、そうたくんの凧は真心ブラザーズ並みに空に舞い上がっています♪
いいですねぇ、正月っぽいですねぇ♪
そんな凧は上空で思いのほか強い風を受けていたようで、なんと糸が切れてしまいました!
必死で凧を追いかけるロビちゃんと41号!
確かに41号は「急にダッシュしたらアキレス腱断裂か肉離れのいずれかは避けられないだろう…そうなると2020年のオリンピック東京大会のオーバーエイジ枠での出場に影響が出てしまうのでは…」という懸念から、100%のダッシュをしていなかったことは事実ですが、そんなことは関係なく、凧は林の中に消えて行ってしまいました…。
なお先日、日本代表がオリンピック東京大会で着用するユニフォームが発表されましたが、そのデザインに対する失望感が半端なかったので、オリンピックについては招集を辞退する方向性を固めました。
もちろん凧を放置するわけにはいかないので、ロビちゃんと41号はそのまま林に入って凧を捜索します。
しかしこの林は結構広く、なかなか見つかりません…。
林の中はロビちゃんに任せて、41号はそのまま林の中を突っ切ってIサイトに戻りました。
万が一、凧がサイト内に飛んできていたら、他のお客さんのテントに当たったり、最悪の場合はケガをさせてしまっているとも限らないからです。
凧はサイトには飛んできていなかったようで、その点は安心しました。
そして凧はロビちゃんが見つけてくれました…よかった(^^)
さて、サイトに戻ったらランチにします。
お正月らしくお餅を食べます。
ランチの後は今回のキャンプの主目的…いや重要な儀式と言っても過言ではないイベントを始めます。
そう、書初めです。
まずはそうたくんの冬休みの宿題を片づけましょう。
ロビママさん曰く、家の中でやると墨があちこちに飛び散るので、是非ともキャンプ場でやりたかったとのこと。
力強いタッチで半紙に筆を走らせるそうたくん。
時折、ロビママさんからの指導が入ります。
何枚か書いた中で、納得のいく作品が完成したようです。
もちろん、書いていたのは「やる気MAX!ORIX!」です。
続いて、大人たちの番。
気持ちを落ち着かせながら富士山の湧水で15号が墨を磨ります。
まずは、ロビママさんからキャンプ仲間へのメッセージを伝えます。
続いて、15号に向けてのメッセージ。
さらに、ロビママさんと15号のコラボレーションでキャンプ仲間に。
もはや書初めの形式を借りた、ただの罵りあいです。
続いて、ロビちゃんと41号のコラボレーション。
ここまでByロビちゃん
By41号
キャンプ場にて豚骨を砕いてスープを作るところからラーメンを作る…必須条件として、一度口に入れてねぶり尽くした骨をスープの中に入れなければならないというねぶり会に参加し、髭さんが作るラーメンを認めつつあるロビちゃんと、不衛生極まりないその存在をコショウ一粒たりとも認めていない41号が発する真逆のベクトルが1つの作品になった奇跡。
ノッてきたところで、あとはインスピレーションのままに半紙に筆をぶつけます。
11月に開催したパロインにご参加いただいた方へ、我々の気持ちをお伝えします。
41号から、いつも高級クーペに荷物満載でキャンプをしている仲間にストレートなメッセージを。
時には当時の社会を痛烈に批判することも厭いません。
まだ「令和」が発表されていなかった頃なので
かなり力を入れて書いたのですが、惜しくも予想が外れました…。
15号から、社会一般の常識が少々弱いキャンプ仲間に戒めを込めて。
そんな県はありませんので。
このあたりで書初めは無事に終了!
始めるまでは少々面倒ですが、書き始めると楽しくなるものです。
なお約1年前の話なので、誰が何を書いたか正確には記憶していないこと、何卒ご了承願いますm(__)m
やるべきことを完遂させた充実感と心地よい疲労感を味わいながら、ロビちゃんちのジルコンにお邪魔してのんびり寛ぎます。
チョコもリラックスしていますね。
なお、チョコは41号の顔面の脂が大好物で、膝の上に座らせると全力で舐めてくれます。
近くのワインショップでたまたま見つけたイニエスタのワイナリーのワイン。
これ、実はかなり美味しくて、追加で何本か買いました。
(残念ながら、その1ヶ月後には店頭からなくなってしまいました…)
いい時間になったので、夕食の支度に取り掛かります。
我が家はシュウマイを中心に蒸し料理にしました。
ストーブの上に乗せておけばいいので手軽だし美味しいので、冬のキャンプにはいいですね♪
あとは、肉豆腐を作ります。
これもカンタン♪
ロビちゃんちはお肉を焼いてくれました。
エルドフェルはとても暖かく、遠赤外線の効果なのか体の芯からポカポカになります。
むしろ暑いくらいです。
そこで、クールダウンも兼ねて外に出て、富士山や星空の写真なんぞ撮ってみます。
なお、20時頃の気温はマイナス4℃。ボケボケですが…。
年末に訪れた時と同様、思ったよりも暖かいです。
またジルコンに戻ってまったりしたところで、23時ころ就寝。
翌朝。
6:44に起床。
少し雲がかかっていますね。
チロルがユルティニにやってきます。
目的はもちろん、朝ごはんのパンです。
人間の年齢に換算すると我々よりも歳上のチロル。
高カロリーの食べ物をたくさんあげるのは健康面でよろしくないので、我々は小さく小さくちぎっています。
なお、フンガ!フンガ!と鼻を鳴らしながらすごい勢いでパンを食べているので、まだまだ元気に過ごすことでしょう。
富士山を眺めながら豆をゴリゴリし、コーヒーを淹れましょう。
新春なので金箔を散らします。
朝食はまたも蒸しもの。
この角煮まんはけっこう美味しかったですよ。
成城石井で売っていました…約1年前には。
今日も天気がいいので、外で過ごすのが気持ちいいです♪
テントが乾き、いい頃合いになったのでキャンプ場を後にします。
毎年恒例のキャンプ場での書初め。
今回はロビちゃんファミリーとも一緒に出来て楽しかったです♪
ロビちゃん、ロビママさん、そうたくん、ありがとう!
2020年ももちろん、書き初めるつもりです!
なお、イベント広場に凧を揚げに行った際、どちらかのお子さんが書初めをされていました。
もちろん我々のブログの存在をご存じのはずはありませんが、それはそれとして、書初めinキャンプ場ブームがやってくれば、パイオニアとしてこんなに嬉しいことはないと思った2019年1発目のキャンプでした。
というわけで
まさか今年も残すところ1ヶ月と10日となった今日、これをお披露目することになるとは思いませんでした…。
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