2017/08/19 ニュー田代オートキャンプ場

物欲夫婦

2017年11月29日 23:24

はじめまして、こんばんは。
物欲夫婦と申します。

色々あって今シーズンは比較的少ないですが、例年は年間25~30泊くらいキャンプしています。
2012年から「物欲夫婦」というハンドルネームでブログを書いています。
ブログを始める前は、いつも決まったメンバーか、夫婦2人でキャンプをしていました。
ブログを始めたおかげで、今ではたくさんのキャンプ仲間が出来ました。

なおブログでは、夫は物欲41号、妻は物欲15号と名乗っています。
その結果、物欲41号はキャンプ場で「物欲さん」と呼ばれることがあります。
(親しい仲間からは「ぶっちゃん」とか「ぶっさん」と呼ばれています)

「物欲さん」と呼ばれることは、さすがに当初は非常に恥ずかしかったです。
推敲に推敲を重ねて決めた渾身のハンドルネームがこんな災いをもたらすとは思いもしませんでした。

でも今では本当の姓のように思えて、何の違和感もありません。
慣れとは恐ろしいものです。





…そんな自己紹介が必要なんじゃないかと思うくらい、しばらく更新していませんでした。
1ヶ月以上空いてしまいましたね(^^;)

決して書くことがなかったワケではありません。
キャンプにはちょいちょい行っています。
実際、今日アップしたものを除いて、3つほどレポが溜まっています。

更新が滞った理由はいくつかありますが、主な2つを挙げますと…

①予定していたキャンプが続けざまに雨で流れ、若干ふて腐れていたこと。
②レポを書きはじめるとえらく時間が掛かるので、ついつい腰が重くなってしまったこと。

①については、先日、尊敬する石川さんの記事の中に
「最近は雨予報の日にはキャンプに行かない」
という一文がありました。

まさに我が家もその通りですね。
個人的には、しとしと降る雨の中でボケーッと過ごすキャンプも嫌いではありません。
以前は、ほぼ台風の中でキャンプをしたこともあります。



ただ最近は、雨が降ると分かっていてキャンプに行こうとは思わなくなりましたね。
最も大きな阻害要因は、幕類を乾燥撤収できないことです。
(なので、土曜日が雨でも日曜日が快晴ならOK)
また、我が家だけならともかく、お子さんのいる家族と一緒に行く場合、せっかくキャンプ場に来たのに、お子さんたちが外で遊べないのはやはり可哀想です。


②については
「だったらサクッと手短に書けばいいじゃん」
と15号にも言われましたが、それが出来るようなら苦労はしません。
読み手のニーズなんぞ一切考えず、書き残したいことは全て書き切る

それが「物欲夫婦の野営記録」のアイデンティティなのです。
今回のレポも軽く5,000字を超えています。


というわけで、最近キャンプに行った余勢を駆って、3ヶ月以上前の真夏のキャンプについて綴ってみたいと思います。






いつもの通り、8時頃に到着。
今回はFサイトの上段を利用させていただきます。

さっそく設営を開始。


今回は寝床にビッグアグネスのワイオミングトレイル2キャンプ。
春~秋には本当に使い勝手の良い幕です。


リビングにヒルバーグのXP20を張ります。




すると、今回ご一緒する仲間が到着しました。


キャンプ仲間であり、音楽仲間であり、薔薇BBQ仲間でもあり、神輿仲間でもあり…
つまり色んなことをして一緒に遊ぶ仲間の7010くん&AYUちゃん夫妻、そして、おりさです。

おりさと一緒にキャンプをするのはとても久しぶりですが、これまで一度だけ我々のブログに登場したことがあります。
しかし、その1回は読者の皆さんに強烈なインパクトを与えるのに十分でした。


















そう、2012年の夏、椿荘に登場した赤いビキニのフランス人こそが、おりさなのです。

あれから5年、おりさは立派な大人の女性に成長しました。
したがって、残念ながら今回はビキニショットはありません、あしからず。





みんなそれぞれ設営を始めます。

7010くん&AYUちゃん夫妻は、WILD-1のツアードーム2。


我が家も以前使っていましたが、実に良いテントです。


おりさはプロモンテのVL24


こう見えて、ガッツリ登山用テントを愛用しています。




設営が終わったら、さっそくモービー♪




おりさが作ってきてくれたピクルス。
普段、41号が積極的にピクルスを食べたいと思うことはありませんが、このピクルスは本当に美味しかった☆
おりさ、ありがとう!



早起きだった7010くんは、日陰にマットを敷いて昼寝。


こういう時間がたまらなく幸せですよね♪




お昼を過ぎたのでランチの準備をします。
我々も自分たちの分は持参していますが、AYUちゃんがみんなの分も焼うどんを作ってくれるというので、ごちそうになることにします。


そしてAYUちゃんから「薪で火を熾して欲しい」とのリクエストが。
ええ、ええ、もちろんおやすいご用ですよ。

スノーピークの焚き火台とAFRproductのFUJIYAMAをセットし、火を熾します。


火が熾きると、AYUちゃんはFUJIYAMAの上にスキレットを置き、その上で調理を始めます。


ホルモンを焼いて、うどんを焼いて…


完成!


もちろん、美味しかったです♪
AYUちゃん、ありがとうございました(^^)


ところで。

このメンバーでのキャンプにおいて、何を作るにも熱源は基本的に薪もしくは炭なのです。

ガスやガソリンのバーナーなんぞ使いません。
それが当たり前であって、特別なことではありません。

そうだよな、キャンプってこういうものだよな…と素直にリスペクトですよ。

普段のキャンプで、ツマミをひねって簡単に火を点けて、当たり前のようにガスバーナーで調理している我々の目から鱗が落ちたような気がしました。


ただ、このメンバーは
「キャンプに来たからには薪と炭以外は使っちゃならねぇ」
というポリシーを持っているワケではないと思います。

恐らく、文明の利器にあまり興味がないと思われます。
(あくまでもキャンプでの話です。みんな普通にiPhoneを使っています)

長いこと一緒にキャンプをしているので、我々が使っている道具を何度も見ています。
一緒に使ったこともあります。
「へぇ~、便利だねぇ、すごいねぇ」
という感想は述べますが、じゃあそれを買うかというと、買いません。

「あればあったで便利だけど、自分たちは薪で十分。だって火を扱うのは楽しいし」
という感じなんじゃないかな。
我々もギアの説明はしますが、「買ったら?」と言ったことはありません。

その結果、このようなスタイルになるのです。

そういえば、このメンバーはブルーハーツが大好きです。
打ち込みバリバリの音楽よりも、そういうシンプルで真っ直ぐなモノに共感するのかもしれません。


今回のレポで皆さんに一番伝えたかったことはこのことだったので、最も力を入れて書きました。




この日も管理人さんから野菜をたくさんいただきました♪


いつもありがとうございますm(__)m



お昼を食べ終わった頃、最後の参加者が到着しました。



KINGさんと、ひとちゃんです。
KINGさんは早起きが苦手なので、キャンプ場に着くのはたいてい午後です。

KINGさんたちがさっそく設営を始めるので、我々はビールを飲みながら、すぐそばで見守ってあげます。


決して手伝いません。


そのうち眠くなってきました。





KINGさんたちの幕はトルテュです。


これを購入できたのは、石川さんのおかげといっても過言ではありません。
石川さん、彼らは大事に使っていますよ!

トルテュの設営が終わったら、改めてみんなでかんぱ~い♪










…の写真はありませんでした。


KINGさんとひとちゃんから、お芋のお菓子をいただきました。


物欲41号はサツマイモに目がないのです。


AYUちゃんのお母さんお手製の巾着袋を持って来てくれました。


柄についてはいくつかの候補の中から我々自身でチョイスすることが出来ました。











それなのに、何故ピーナッツを選んでしまったのか?
サブリミナル効果なのか、あるいは見えない力が働いたとしか思えません。



このメンバーが揃ったら、演奏が始まるのは必然です。






特にみんなで一緒に合唱したりすることはありませんが、テキトーに弾いたり口ずさみます。



7010くんとAYUちゃんからリクエストがあったので、珍しくこんな時間にコーヒーを淹れて差し上げます。




オーダーがあれば、いつでも淹れますよ(^^)




そうこうしていたら夕方になったので、夕食の準備をします。


今夜は物欲夫婦がみんなの分のカレーと豚汁を作ることになっています。

オンジャを使うことに若干の後ろめたさを感じたことは言うまでもありません。

15号はカレーの担当。
15号得意のひき肉とほうれん草のカレーを食べたいとのリクエストをいただいたので。



豚汁は41号が作ります。


出汁が足りていないのか、味噌をけっこう入れてもなかなか思い通りの味になりません。
最終的にけっこうな量の味噌を入れた気がします。


ご飯が炊き上がったところで、みんなでいただきま~す!



食後に、ひとちゃんがコーヒーを淹れてくれました。


人様に入れていただいたコーヒーは特に美味しいです♪




焚き火好きなメンバー。
しかもここは薪をリーズナブルに使えるNTS。

当然、食後には焚き火を囲んでギターでも爪弾きたいところです。




ところが、火が良い感じになってきた頃に、ポツポツと雨が降り出してきました。
これでは焚き火は出来ません…。


しかし、AYUちゃんとおりさはまだ諦めていません。











傘を差しながら焚き火をしている姿はなかなかにシュールな光景だと思います(笑)






さすがに焚き火は諦め、タープの下で色んな話をして楽しい時間を過ごします。







1時過ぎ、眠くなってきたので就寝。


真夏でも夜は20℃と、この時期にしては少し肌寒いくらいです。
やっぱり夏の道志はいいですね♪




















翌朝。


7:45に起床。
よく寝ました。


朝は若干曇っています。


ひとちゃんがコーヒーを淹れてくれたので、遠慮なくいただきます。


朝起きて、コーヒーを淹れてもらうことは滅多にないので嬉しいですね(^^)



AYUちゃんはさっそく火を熾しています。


そして、ダッチで丸ごと玉ねぎとベーコンのスープを作ってくれました。





AYUちゃんが持って来てくれたパンと一緒にいただきます。
中には、AYUちゃんが焼いてくれたパンもあります。


我々も持ってきたソーセージを焼きます。




食後は41号が張り切ってコーヒーを淹れて差し上げます。







タープの下でなんとな~くポロロ~ンと奏でながら談笑。









すると、キャンプ場のご子息が遊びに来てくれました。



そこで、野球好きなご子息と一緒に、Fサイト下段でシートバッティングをします。




けっこう真面目にやったら疲れましたね(^^;)

ちなみに、ご子息とKINGさんはすっかり意気投合。
管理人の奥さん曰く、
「息子はガラの悪い大人が好き」
なんだそうです(笑)

それはそれとして、KINGさんは子供のハートをつかむのがとても上手です。
以前も、yunaちゃんやyukkyさんちのみーちゃんとすっかり仲良くなっていました。
同じ目線でコミュニケーションを取ることが出来るのはすごいと思います。


野球の後は、我々からご子息にリクエストして、すぐ近くにある養老の森にある建物の中を見せてもらいます。




養老孟司さんは東京大学名誉教授の解剖学者であり、2003年に「バカの壁」を執筆された方として有名ですね。
ここには養老先生がこれまでに集めた虫の標本がたくさん飾られています。








あまり詳しいことは存じ上げませんが、養老先生はゾウムシ推しのようです。


我々は長いことNTSに通っていますが、この建物の中に入ったのは初めてです。
そもそも、基本的に虫が得意ではないので積極的に見たいと思ったこともありませんが(笑)

でもね、行ってみたらこれがけっこう興味深かったです。
いい大人たちがけっこう真剣に見入ってましたからね。


今度はkamomeさんと一緒に来ようと思います。




虫の標本を十分に堪能した後は、再びサイトに戻ります。


戻ったら、スイカをみんなで食べます。


うんうん、ザ・夏のキャンプって感じでよい!


ちなみに、この写真は41号が撮ったもの。




こちらは7010くんが撮ったもの。


41号はただ撮っているだけなのに対して、7010くんはアングルや配置を工夫しています。
同じ被写体を撮っているのに、雰囲気が全然違いますね。

このあたりも、41号がインスタグラムをやらない理由の1つです。
ひとことで言えば、センスがないのです。



スイカを食べ終わったら、我々のタープを片付け、7010くんたちのタープをトルテュの前に張ります。


実は、他のみんなは明日月曜日もお休みなので2泊します。
当初は我々もそのつもりだったのですが、41号の仕事の関係でどうしても出社しなければならなくなったので、我々は今日帰らなければならないのです。


帰る前の最後の仕事として、これからみんなが夕食の調理のために使う火を熾します。



まずはダッチで枝豆のにんにく焼き(蒸し?)を作ります。


これ、シンプルですが美味しかったです♪


続いてひとちゃんがメインディッシュのローストチキンを作ってくれます。
野菜とハーブもたっぷり入っています。



上蓋にも炭を載せてしばらく待ちます。




その間、7010くんは、趣味である草むしりをします。


キャンプ場に来て、サイトの草むしりをしている人を初めて見ました。

ちなみに7010くんは、41号が欲しくてたまらない2008年ロックランタンを持っています。


羨ましい(>_<)




そんなこんなで完成!



無事に完成したことを見届けたところで、我々は失礼しようと思ったのですが、
「せっかくなので食べてから帰れ」
とのことなので、我々も一緒にいただきます。



もちろん、41号はノンアルコールです。


塩と胡椒で味付けされたチキンは程よい焼き加減でとっても美味しかったです☆


すっかりご馳走になったところで、我々は一足先に失礼します。







我々が「物欲夫婦」になる前からの仲間とのキャンプは懐かしくもあり、新鮮でした。

KINGさん、ひとちゃん、7010くん、AYUちゃん、おりさ。
楽しい2日間をどうもありがとう!


我々の当面の目標は、このメンバーで冬キャンプに行くことです。
彼らは暖房器具を持っていないので、真冬にはキャンプに行きたがりません。
我々も数年前まではそうでした。

そこで、フジカと武井をフル活用して、ぬくぬく過ごせる接待キャンプをすることで、文明を使えば冬でもキャンプが出来ることを体感してもらいたいと思っています。




















~おまけの話~

翌日もキャンプを堪能したみんな。

こんな写真が送られてきました。








よく飲んだね(笑)


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