秋といえばここ数年、日本一のハードルの低さ故にたくさんの方にご参加いただいているあのキャンプイベントを行なっていました。
毎回反省点はありましたが、課題⇒改善⇒新たな課題⇒また改善…というサイクルを繰り返してきました。
そして何より、ご参加いただいた皆さんお一人お一人の自覚ある行動のおかげで、本当に素晴らしいイベントになったと思います。
第2回以降は毎回200名を超える皆さんにご参加いただくほどに成長し、我々にとっても非常に思い入れの強いイベントです。
2015年に行なった第4回パロインキャンプを終えた時、
「来年はどうする?」
という話に当然なりますわな。
パロインは今や、
kamomeさんと物欲夫婦だけで開催できるものではなくなっています。
参加してくださる方々に安全かつ快適に過ごしていただくためには、2015年にスタッフとして協力してくれた仲間の皆さんのサポートがないと出来ません。
しかし、スタッフにかかる負担も決して軽いものではありません。
それでも仲間たちは
「やるならもちろん手伝うよ」
と言ってくれました。
大変ありがたいことです。
なおkamomeさんはパロインの象徴的存在である一方、運営面では全くの戦力外です。
インスタグラムを通じてキャンプを楽しむ方々同士が繋がりやすくなり、色々なところで大規模グルキャンが開催されていることは伝え聞いています。
一方、パロインのようなハードルの低いキャンプのニーズが未だにあることも認識しています。
パロインを踏み台…いやきっかけに、さらに高いステージにステップアップしたい方もいらっしゃるでしょう。
そういうニーズに応えたいという気持ちはもちろんあります。
他方、毎年毎年仲間に負担を掛けるのも気が引けるな…という思いがあったことも事実です。
kamomeさんをはじめ皆さんと相談した結果、
「ここらで一休みしようか」
という話になり、2016年はパロインを開催しないことに決めました。
でも子供たちはお気に入りの衣装を着て、たくさんお菓子をもらえることを楽しみにしているとのこと。
そこで、
「じゃあ初心に戻ってこじんまりやろうか」
という話になりました。
でも「パロインキャンプ」の名前で開催するのは抵抗がありました。
夏あたりから、
「今年はパロインやるんですか?」
と聞かれることも多く、2016年もパロインの開催を期待してくださっている方がいらっしゃる中で、クローズドで開催するのはちょっと違うだろう、と。
「じゃあパロビンにしよう!」
※誤解の無いように念のためお伝えしておきますと、
2016年11月下旬の出来事です。
誰が言い出したかはもはや忘却の彼方ですが、とにかくそんな話になりました。
そうなると、必然的に主催者はそうパパさん(ロビちゃん)になります。
イベント名から主催者が決まるという、極めて稀なケースです。
次に「どうやって告知するのか」を決めなければなりません。
案としては…
◆ロビちゃんのブログで開催前日に告知。
◆参加希望者はコメント欄にその旨を書き込むこととする。
◆ただし、当該記事のコメント欄はクローズ。
◆結果、ロビちゃん家族3人+2犬でトリックorトリートを行なう。
…というアバンギャルドなアイディアもありましたが、最終的には
「ロビちゃんからの招待メールが届いた者だけに参加資格が与えられる」
という方式に落ち着きました。
そうなると、我々も含めていつもの仲間も戦々恐々としています。
ウチは呼ばれるのだろうか?
実はもう既に招待メールが送られているのではないだろうか?
不安は尽きません。
結果、幸いにして我が家にも招待メールが届いたので、直ちに参加する旨を返信します。
無事に参加資格を得たことに心の底から安堵したのでした。
…と書くと、本当にロビちゃんが呼びたい人を独断で選んだように思われるでしょうが、実際には
「極めて身近な仲間内でこじんまりやろうよ」
という話に落ち着いたというのが真実です。
ただ、演出として以下のような招待状がロビちゃんから送られてきました(笑)
場所は、我々のホームでもあり、これまでもニュー田代フェスなどでお世話になっているニュー田代オートキャンプ場(NTS)。
最近は日本テレビ系バラエティ番組『旅猿』のロケでも使われるなど、露出も増えて嬉しい限りです♪
日程については、みんなの予定がなるべく合いそうな11月26日(土)~27日(日)
NTSはその前の週で2015年の営業を終了する予定でしたが、特別に貸切で使わせていただけることになりました。
しかし直前になっていくつかのトラブルが発生しました。
開催2日前。
前の日から道志で降った大雪の影響でサイトにも20㎝以上の積雪があり水道管も凍ってしまったため申し訳ないけど使用不可…という連絡がNTSの管理人さんより入りました。
こればっかりは仕方ありません。
そもそも我々が無理を言って使わせていただくことになっていたのですから。
ここで大きな決断を迫られます。
①代替のキャンプ場を探して開催する。
②鳥貴族で普通に飲む。
物欲41号は全力で②を推したのですが、他の皆さんの熱意溢れる行動により無事に代替のキャンプ場を手配することが出来やがったので①となりました。
なお、代替会場は我々も何度かお邪魔したことのある、河内川ふれあいビレッジ(神奈川県山北町)。
しかし、一難去ってまた一難。
前日、ガブさんちの次男くんが賞味期限切れのカラムーチョを一人で一袋完食したところ体調不良に。
さらに、なおたんが楽しみにし過ぎて高熱を出したとのこと。
アンタは子供か。
それにしても何故こうもトラブルが続くのか?
「きっとあの男の呪いに違いない…」
物欲41号は確信しました。
スケジュールの都合で泣く泣く参加出来なかったkamomeさんです。
※パロビンに参加出来なくて人目を憚らず号泣するkamomeさん
ただ、ガブさんちの次男くんも、病院に行ったところ一時的な体調不良だということで、当日は元気に参加してくれました。
なおたんも、当日朝には熱も下がり問題なく参加出来ることになりました。
ここからようやくキャンプ当日の話になります。
今回特に前置きが長くなりました。
その理由は、キャンプ当日はトリックorトリート以外、特に書くことがないからです。
よって、ここから先は皆さんのご心配をよそに、意外とあっさりエンディングを迎えますのでご安心ください。
たぶん当日は9時頃に到着。
通常のチェックイン時刻は11時からですが、+1,000円で9時からアーリーチェックインが出来ます。
キャンプ場の入り口近くでyunaママさん&なおたんファミリーが待機していたので、鮮やかに追い抜いて場内に入ります。
そして受付を済ませ、サイトに移動。
そこそこの組数ということもあり、他のお客さんのご迷惑にならないよう、一番端っこのエリアを手配してくれています。
早く着いた人から奥に張った方が効率が良かろうということで、我々は一番奥に張ることに。
場所を決めたらさっそく設営を済ませます。
※
yunaママさん&なおたんのレポより拝借。
寝床はスタイカ、居酒屋パロビンはピンパビ。
なおこの頃、ブログ執筆に対する物欲41号のモチベーションが著しく低下していたため、自分たちの幕の写真すら撮っていませんでした。
設営が終わったら、もちろんモービー♪
他の皆さんも続々と到着します。
「パロビンでは、会場に入る時から仮装して来ること」
そんな冗談を真に受けた銀ちゃんファミリーも颯爽と登場しました(笑)
もちろん、銀ちゃんたちは冗談だと分かっててやっています。
hanahanaさんファミリーは末娘ちゃんも含めたフルメンバーで参加してくれました。
そうこうしていたらお昼を過ぎていたので、ピンパビの中でささっとランチを摂ります。
ラ王の味噌ラーメンだったようです。
それにしても、日中にピンパビの中に居ると全てがピンクに見えます。
東京でも30℃を超えた日の夜にこんな話も何ですが、このレポは11月下旬の話なので、日中でもけっこう寒かったです。
そこで、早々に焚き火を始めます。
41号は早々に芋焼酎のお湯割りを飲み始めます。
焚き火の前で寛ぐ主催者。
同じく寛ぐ41号(イス寝中)
この日のためにLAから戻ってきたと言っても過言ではないKZさん。
いやホントに、だいぶ前から
「もしパロインをやるならそれに合わせて一時帰国する!」
って言ってたくらいですから。
パロインはパロビンになりましたが、それでも戻ってきてくれました。
なお、KZさんからは1組1組にお土産をいただきました♪
我が家にはコーヒー豆や蜂蜜などいただきました。
KZさん、ありがとうございました(^^)
さて、日が暮れる前に今回のキャンプにおける唯一最大のイベントを行います。
今年も先導はこの人。
前日、知恵熱を出したなおたんです。
前年同様、バカ殿の衣装…と見せかけて、今回はバージョンアップされているとのこと。
何がバージョンアップされているかって、電飾を仕込んできた、と。
よって、夜になるとエレクトリカルなおたんになるそうです。
子供たちも思い思いの衣装に着替えて準備万端!
大人たちだって負けていません。
特に今回は女性陣の力の入れようが凄かったですね。
バーコードヘアーの銀ママさん。
ちなみに、我々はこんな感じです。
41号は前年同様、アラレちゃん。
15号はロビンマスクをリスペクトして、ラーメンマン風辮髪。
子供たちはお気に入りの仮装をして、たくさんお菓子をもらえて嬉しそうです♪
お菓子をもらい終わったら、子供たちだけで記念撮影。
もらったお菓子をさっそく食べています(^^)
婦人会の皆さんも記念撮影。
ソラオトさん、次回は必ず積極的に参加のこと。
女性陣はお互いのヅラを交換し合って盛り上がっています。
全員でも記念撮影。
今回の仮装でまるで違和感を感じなかった方が、物欲41号の主観でお二人いました。
一人は、hanahanaさんです。
なお、夜になるとhanahanaさんの姿を見失うことが多いのですが、この日は大丈夫です。
エレクトリカルhanahanaになるからです。
もう一人、yukkyさんは恐ろしいくらいしっくり来ています。
あまりにもリアルすぎます。
今回も大いに盛り上がったお菓子配り☆
子供たちが楽しんでいる様子を見ていると、またやりたいなぁと思いますね。
近年は子供以上に大人が楽しんでいる節もありますが。
一大イベントの後はのんびり過ごします。
子供たちはベイブレードに夢中です。
銀ちゃんちの優真くんは、今やお住まいの地域でトップランカーになるほどの実力だそうです。
あっという間に夜になったので、夕食の支度をします。
我が家はキムチ鍋だったようです。
元祖:高級食材のオノボリさんは、ローストビーフを振る舞ってくれました。
さらには、牛丼まで。
なお、今回のレポを書くにあたりこの画像を見た影響で、直近のキャンプでのメニューとして牛丼をチョイスしたことをここに告白します。
女子陣はストーブを焚いてぬくぬくのピンパビの中で優雅に過ごします。
ピンパビに入れてもらえなかった男性陣は、外で焚き火を囲みます。
数ヶ月に一度行われる訓練と錯覚するような空間です。
雨が降ってきたので、焚き火をしていた男性陣はそのタイミングでお開きにして就寝。
女性陣はピンパビの中でしばらく談笑。
一応、家主である41号は、ピンパビの中に入っていたものの、ほとんどイス寝をしていました。
今回のキャンプでは、お菓子配りの時以外、結構な時間をイス寝していた気がします。
翌朝。
朝からひたすらコーヒーを淹れ続けます。
たぶん、この日はホントにコーヒーしか淹れていなかった気がします。
写真がこれしか残っていません。
撤収し、お昼頃には集合写真を撮って解散となりました。
開催が危ぶまれた第1回パロビンキャンプでしたが、無事に開催できました。
鳥貴族推しだった41号も、結果としてキャンプが出来てよかったと思います♪
主催者のロビちゃんをはじめサポートしてくれた銀ちゃん、どうもありがとうございましたm(__)m
【第1回パロビンキャンプ:参加者】
主催者:
そうパパさん(a.k.aロビちゃん)ファミリー
383さん(a.k.a銀ちゃん)ファミリー
ひろママさんファミリー
はるりくさん(a.k.aガブさん)ファミリー
yunaママさん&なおたんファミリー
ソラオトさんファミリー
yukkyさん&KZさんファミリー
hanahanaさんファミリー
髭茶髪さん(a.k.a髭さん)
オノボリさん
物欲夫婦
総勢11組・34名
では次回は
パロ銀キャンプでお会いしましょう!
~おまけの話~
どうも、大変ご無沙汰してます。
キャンプで楽しむ音楽の最前線をあなたに伝える「CAMPIN'&ROCKIN'ON JAPAN」
編集長のヒデカジキです。
引退説が囁かれていた物欲41号さんにインタビューすることが出来ました。
その様子をレポートします。
自己満足だけでリリースするのは本当のプロじゃない
CAMPIN'&ROCKIN'ON JAPAN(以下、C):ご無沙汰してます。
物欲41号(以下、物):おぉ、ヒデくん、ずいぶん久しぶりじゃないか!元気だったか?
C:はい、おかげさまで。
ところで、今日突然お時間をいただいたのは41号さんにお聞きしたいことがあったんですよ。
物:ん?なに?
C:「パロビンのテーマ」は作らなかったんですか?
物:あぁ、作ったよ。
C:じゃあ近いうちにリリースされるんですね?
物:いや、しない。
C:え?何でですか?
物:だってデモを聴かせたらみんなの反応が良くなかったんだもん。
C:え・・・
おあとがよろしいようでm(_)m
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