2014/05/01_戸隠easternにはミズバショウが咲いている(前編)

物欲夫婦

2014年05月21日 01:25

少し前の話になりますが、GWのキャンプのレポです。



我々は基本的に、予約競争が激しいような人気のキャンプ場には行きません。

なので、大賑わいが予想されるGWであっても、フラッと入れそうなキャンプ場を狙います。



3月頃にキャンプ仲間に
「連休はどうするの?」
なんて話をすると、
「ウチは●●さんちと△△に行くよ」
とか
「もう■■さんたちと▲▲に行くので予約してある」
という答えが返ってきました。




案の定、出遅れています。







そんな時、持つべきものは相棒です。

kamomeさんから
「ウチは髭さんたちと一緒に長野の蘭(あららぎ)キャンプ場に行くんだけど、ぶっちゃんも来てよ」
と声を掛けてもらいました♪



でもkamomeさんたちが行かれるのは人気のキャンプ場らしく、既に予約は埋まっている模様。
その旨をお伝えすると、今度は髭茶髪さん
「オレはソロだから、オレのサイトに一緒に張れますよ」
と嬉しい言葉を掛けてくれます。




このように我々のことを気にかけてくれる仲間がいるというのはとても心強いことです(^^)



















そんな仲間たちのお誘いを軽いステップでDRASTIC DANCIN'しながらスルーして、夫婦二人で戸隠イースタンキャンプ場に行ってきました。


いや、むげに断ったつもりではありません。
ブツヨクリサーチによると、kamomeさんたちが行かれる蘭キャンプ場はサイトが狭く、ソロの髭さんとのシェアと言ってもかなり窮屈になってしまいそうでした。
それでは髭さんにも申し訳ありません。

また、他の皆さんは5/3~5/5でキャンプをするのに対して、我々は5/1~5/4なので、遠くに行く割には一緒に過ごせる時間が少ないということもありました。


そんなこんなで、予約不要、インアウトフリー、比較的空いてそうという、戸隠イースタンキャンプ場に行くことにしました。




なお、夫婦二人の場合、基本的に何もしないので、特別面白い出来事はありません。
いつも以上に淡々と事実を綴っていくだけですので、シャレたスタイルでDRASTIC DANCIN'しながらスルーしていただくか、覚悟の上でお読みください。





Day1:5/1(木)


5:00頃に自宅を出発。

さすがに平日のこの時間はほとんど渋滞がなく、8時過ぎに現地に到着。
場内にお客さんの姿はありません。
設営場所は選び放題limitlessです。


クルマでウロウロしながら設営場所を検討します。

戸隠イースタンは林間エリアと見晴らしのいいエリアがあります。
オフィシャルではありませんが、林間側を「唐松エリア」、見晴らしのいいところを「白樺エリア」とよく言うようですね。


長期滞在ということで、ケータイを充電するために電源サイトも検討しました。
電源サイトはキレイなトイレに近くて便利なのですが、景色があまりよろしくないのでやめました。
ほとんどキャンプ場から出ない我々としては、特に長期滞在の場合は景色を重視したいところです。


検討の結果、リラックスできる環境を最優先し、白樺エリアの一番奥に張ることにしました。

ここは自然をなるべく残した環境なので、フラットなところを探さなければなりません。
また、前日にけっこうな雨が降ったらしく、ところどころぬかるんでいます。

なので、良さげな場所をチョイスして、さっそく設営開始。


昨年のGWに行った駒出池は夜には氷点下になりましたが、戸隠もほぼ同じ標高1,200mなので、寒さ対策は重要です。
なので、ユルティニ&ストーブは外せません。




昨年の夏、meetさんが戸隠イースタンにいらっしゃったとのことで、敬意を表して今回はmeetテーブルです。



一方で、5/1~5/4は日頃の行ないが良い我々が滞在するということで天気に恵まれそうです。
そうなると日中は暑くてユルティニの中には居られないでしょう。
外で過ごす場合、直射日光はお肌によろしくありません。
メラニンは大敵なお年頃です。
なので、くっきりと濃い影を作れるオープンタープの下で過ごしたいと思っていました。




この時ふと気づきました、くっきりと濃い影を作れるタープが我が家にはないことに…。

REVOタープはやんこさんに貸し出し中です。
Zingは遮光性が低いです。
ムササビ焚き火ver.やkari12はコットンなので、ユルティニのテイストにマッチしません。
SPのヘキサPro.Sでは小さすぎます。
ランステPro.Mでは大きすぎます。



これは大変困りました。



そこで止むを得ず、誰がなんと言おうと止むを得ず、ヒルバーグのXP20グリーンを買いました。
いや、買わざるを得ませんでした。





さすが、期待どおりいい仕事をしてくれます。

設営が終わったところで、管理棟に行き、受付をします。



戻って来たら、かんぱ~い♪




サイトからの眺めが最高です☆



受付で戸隠周辺のパンフレットをたくさんいただいたので、しばらくそちらに目を通します。
明日以降、まったくノープランなので、周辺情報をチェックします。



その後は場内を散策します。
場内には小川が流れています。


ふきのとうは食べるには少し大きくなりすぎました。



こちらが場内で唯一の水洗トイレ。


とてもキレイで暖房便座&ウォシュレット完備ということ以上に、1つ1つの個室が無駄に広いことが特徴です。


スタイカくらいなら張れるかもしれません。

場内にバランスよく配置されているその他のトイレはフリーフォール型ですが、こまめに掃除されているのでとても清潔です。


炊事場もバランスよく配置されています。


こちらのお水は沢の水をろ過し、塩素消毒した水だそうで、生水で飲むことは推奨していません。
気になる方は、市販されているペットボトルのお水を多めにお持ちされることをおススメします。



ほとんどのゴミはこちらのゴミステーションに捨てられます。


特に長期滞在の時は嬉しいですね。




ぼちぼちお昼になります。

蕎麦で有名な戸隠に来て、蕎麦を食べないというチョイスはありません。


そこで、道を挟んで向かい側にある戸隠キャンプ場の中にある「岳」というお蕎麦屋さんに行きました。


ここはオノボリさんから事前に「美味しいですよ♪」と教えていただいていました。
15号は普通の蕎麦を、41号はてんこ盛り蕎麦を注文しました。


こちら5ボッチ。


こちらはだいたい10ボッチ。

天ぷらの盛り合わせも注文しました。


オノボリさんの情報通り、美味しかったです♪
てんこ盛りはけっこうな量がありますが、ペロッと食べてしまいました。
オノボリさん、素敵なお店を教えていただきありがとうございました(^^)/



食後は散歩がてら戸隠キャンプ場の中を歩きます。
イースタンに比べて戸隠キャンプ場の方が大きいし、設備も整っているのでメジャーです。
場内に蕎麦屋もカフェもありますからね。
なので、今日も既に何張りかお客さんがいらっしゃいます。





ミズバショウは特別なところに咲いているものだと思っていましたが、ここ戸隠では至る所にミズバショウが咲いています。
それだけ水がキレイだということなのでしょう。
どうりで蕎麦も美味しいワケです。



一回りして、イースタンに戻った後は、お酒でも飲んでノンビリします。




夕食はキムチ鍋です。


手間は掛けません。





食後は焚き火をします。

モザイクで分かり難いですが、15号は寝ています。



特にやることもないので、寝酒に芋焼酎を飲んで、22時過ぎに就寝。













Day2:5/2(金)

6時頃起床。


気温は7℃とずいぶん暖かいです。


今日はこの近所をフラフラする予定なので、頑張って早起きです。
明日からは戸隠を訪れる方々が大幅に増えると思われるので、空いている今日のうちに見て回ろうというプランです。
そして、明日以降はキャンプ場でまったり過ごす。
なんて合理的なプランなんでしょう。


我々の聡明さに感心しながら、朝の恒例行事、コーヒーを楽しみます。



朝食は、昨夜のキムチ鍋にゴハンを入れて、雑炊にして食べます。


ゴハンは自宅で冷凍してあったものを持って来ました。
時間を短縮できるし、保冷剤の役目も果たすしと、これまたこの上なく合理的。
我々のアイディアが冴えわたっています。





そろそろイラッと来ている方がいらっしゃると思うので、自惚れテイストはここまでにします。


身支度を整えたら出発です。


まずはクルマで5分ほどのところにある戸隠神社奥社参道入り口を目指します。
それくらいなら歩いて行こうかという発想は微塵もありませんでした。
結果的に、41号がカメラを忘れたことに気付き、途中で引き返す羽目になったので、クルマで行って正解でした。




参道入り口の近くに駐車場があります。
イースタンから向かうと、道路を挟んで左側が無料駐車場、右側が有料駐車場です。
我々はラッキーにも無料駐車場に停めることが出来ましたが、既にこの時点でかなりの数のクルマが停まっていました。


パンフレットによると、参道入り口から戸隠奥社までは歩いて40分くらい掛かるようです。
まぁ慌てる旅ではないので、のんびり歩きます。


この日はとても天気がよく、普通に歩いたら暑くて堪りませんが、参道は木陰の中を歩くので快適です。
15分くらい歩くと、中間地点である随神門に着きました。


この先は少し傾斜が急になりますが、登山というレベルではありません。


ただ、気温が低いのでまだ雪が残っていたり、雪解け水で道がぬかるんでいます。
スニーカーなら問題ありませんが、サンダルやヒールで歩くのは無理ですね。



今後、履歴書には「スノーハイク経験有り」と書こうと思います。



こちらが戸隠神社奥社です。


山の中腹にあり、こじんまりしている分、雰囲気があります。
なんでもここはパワースポットだそうです。
そういえばここに来た途端、全身に活力が漲ったような気がしないでもないこともありません。

まだ雪がたくさん残っています。


ここからの景色はなかなかいいですね。






お参りをして、来た道を戻ります。



随神門から別の道を進み、鏡池を目指します。

森の中を歩いていると、たくさんの野草や花が目に留まります。



ミズバショウのみならず色んな花が咲いているのですが、小鳥さんのような知識を持ち合わせていない我々には、それが何の花なのかさっぱり判りません。
ただ、花を愛でる純粋な心は持ち合わせています。



ほぼ平坦な道を30分くらい歩いたら鏡池に着きました。

鏡池はその名の通り、水面が鏡のようになっています。


遠くの山とのコントラストが素晴らしい景色です☆

どんぐりハウスという建物があったので、何となく写真を撮ってみました。


もちろん、どんぐりりんさんを思い出してのことです。
我々は何処にいても仲間のことを忘れません。



しばらく景色に見とれた後は、えっちらおっちら歩いて、車を停めた参道入り口の駐車場に戻ります。
時間としては11時頃だったと思いますが、無料駐車場は満車で、有料駐車場にもかなりの数のクルマが入っていました。

参道入り口のお店で蕎麦ソフトクリームを買いました。


ほんのり蕎麦の味がして美味しかったです♪



一休みしたらクルマに乗って、戸隠神社中社のあたりを目指します。
中社の参道入り口にあるお蕎麦屋さんで昼食を摂るためです。

我々が目指す「極意」というお蕎麦屋さんは、キャンプ場の受付でいただいたパンフレットでチェックしたお店です。

「11:45開店~お蕎麦が無くなり次第営業終了」

この響きからして、かなりのこだわりのお店であることが容易に想像できます。
開店前から行列が出来ているに違いありません。
なので、もちろん11:45の開店時間を目指して向かいます。




お店に到着。

何とも風格のある佇まいです。


なお、これは宿坊で、その隣がお蕎麦屋さんです。


5台分くらいしかない駐車場に運良く停められました♪


そしてお店の入り口に向かうと
「本日12:15開店」
と書いてありました。

どうやら団体さんがお見えになるようです。
一般営業はその団体さんの後からなのでしょうね。

そこに受付表のようなものがあったので
「物欲(仮名) 大人2名」
と書きました。




途端によくある普通のお店に思えてきました。



開店までまだ45分くらいあるので、予定を変更して、先に温泉に入ることにしました。
中社から10分くらい歩いたところに、神告げ温泉という温泉施設があります。



中は比較的こじんまりしています。

せっかく1人600円も払うのでのんびりして行きたいところですが、我々は蕎麦が売り切れる前にお蕎麦屋さんに戻らねばなりません。
自宅で入るのと同じくらいに淡々とルーチンワークをこなし、30分くらいでさっさと出てきました。

なお、このお風呂について特筆すべきことはありません。
一応、情報としてお伝えしておくと、湯船は5m×5mの内湯が1つのみ。露天風呂はありません。
洗い場は10ヶ所くらいありました。




そこそこ急いでお蕎麦屋さんに戻ると、既にお客さんが入り始めていました。
名前を書いてあった我々は優先的に入れてもらえました。


店内は満席という感じではありませんでしたが、それなりに賑わっています。

昨日はオーソドックスなざる蕎麦を食べたので、今日は少し違うお蕎麦をチョイスしました。





お店のイメージは我々が抱いていたものと少々違いましたが、お蕎麦そのものはとっても美味しく、10%OFFのクーポンも使えたの満足でした♪


なお、極意のすぐ向かいにある「うずら屋」は、それはもう大行列で人気のお店のようです。
我々が初めにここに到着した時から、食べ終わるまでの間、ずっと行列が出来ていました。




昼食の後は、市街地に向かいます。
買い物をするためです。

国道18号をしばらく走ったところに第一スーパーがあります。


けっこう大きいスーパーで、一通りのものは揃います。
駐車場から見える山が壮大です。



なお、戸隠エリアから向かう途中、国道18号にぶつかる前に第一スーパーらしき建物が見えますが、そこに第一スーパーはありませんのでお気を付けください。
移転前の店舗です。

何故我々が知っているのかというと、言うまでもなく間違えたからです。



買い物を済ませ、14時過ぎにキャンプ場に戻ります。

この日は本当にいい天気で、ユルティニの中は温度計が「暑すぎて計れません」というくらいまで上がっていました。




もうこの後は運転する予定がないので、ビールで乾杯です♪



お客さんも少しずつ増えてきたので、梅酒を飲みながら、高級シエラに入っている柿ピーをつまみつつ、どんな幕を張っているのかなぁ、と眺めて過ごします。




特にやることもなく夕方になったので、食事の準備を始めます。
今夜のメニューは豚バラ肉のデミグラスソース煮込みです。



手間は掛けません。

煮込みハンバーグを作りたかったのですが、出来合いのハンバーグが売ってなかったので、豚バラで作りました。
まぁ、肉なら何でも大丈夫でしょう。

一応、パンを軽くトーストします。

最近、改めてこのフォークが気に入っています。



食後は今夜も焚火をします。

モザイクで分かり難いかもしれませんが、15号は自慢の火ばさみを持ったまま寝ています。

場内に木がたくさん落ちているのでそれを拾ったのですが、4/30にはけっこう雨が降ったらしく、全然燃えません。
結局、持参した薪を使いました。


写っていませんが、星がとってもキレイでした。



この日は22時過ぎにさっさと就寝。
気温は3℃と、この日も暖かかったです。









前半を綴り終わったところで、今日のところはこれくらいにしておきます。


後半もこんな感じで特に面白いこともなく淡々と綴られるのか…

謎が謎を呼んで後編につづく…



あなたにおススメの記事
関連記事