物欲夫婦の野営記録

ゴールデンウィークのキャンプのレポの後編です。

どうですか、このショートスパンでの更新！

最近ちょっとやる気を出してきましたよ！

出来れば月内にもう1本アップしたいと思っています。




というわけで、キャンプ場に着くまでのエピソードがいつも以上に長かったのは恐らく旅猿の影響と思われる前編はこちら。

DAY2


最近のキャンプにしては珍しく、7時過ぎに起床。
幕内温度は約15℃。

ちなみに外気温は12℃。


我が家は寝る時にはストーブを消すので、特に大きいテントで寝る時は外気温との差があまりありません。
真冬の富士山麓でのキャンプでは氷点下など当たり前です。


昨夜使った焚き火台が雪に埋もれていたのがちょっと面白かったです。


当然、焚き火台の下は熱いので、雪が解けていきますからね。



さて、我々が起きるのを今か今かと待っているメンバーがいるので、起床の報告に行きます。








おはよう、チロル！


チロルに朝ごはんを食べさせたところで、自分たちも朝食を摂ります。


ごはん、味噌汁、明太子、韓国海苔、それに昨日の夜に食べようと思って食べなかった揚げ物たちです。

なお、レポ中で食事に関する記載がないことがこのあと度々あると思いますが、その場合は焼き鳥を食べたか、初日の朝にスーパーで買ったパンを食べたかのどちらかだと思われます。
思い出す努力をしましたが、忘却の彼方です。

今回のキャンプにはこちらのシエラも持参しています。


震災はまだ終わっていません。




朝食の後は、テーブルを外に出し、喫茶物欲・裏磐梯支店を開店します。


テーブルを拭いたティッシュをそのままにして写真を撮ってしまうあたりが、我々がインスタグラムをできない理由なのだと思います。


今回、電源が使えると聞いていたので、電動ミルを持参しました。


このおかげで、生産性が著しく向上し、皆さんにコーヒーをご提供するのに要する時間が大幅に短縮されます。
これぞ今話題の働き方改革！









…そんな折、ロビちゃんのレポを拝読したところ

「いつもマスターに美味しいコーヒーを頂いているのでゴリゴリくらい手伝おうと今回はミルを持参してきました」

との一文が。




これを読んだ物欲41号はまるでTMネットワークの木根さんがギターを弾けなかったことをカミングアウトした時のような衝撃を受けました。

いや、木根さんのギターからギターの音が出ていないことは、それなりに音楽が好きな人のほとんどが知っていたと思います。
ただ、若かりし頃の41号は、せめて何かしらの音は出ているのではないかと推測していました。

しかし、まさかホントに当てぶりだったとは…
41号が中学生のころに聴いていたラジオ番組で、「好きなギタリスト第3位」に選ばれたというのに…
ちなみに、1位は布袋、2位はイマサでした。



それだけ強い衝撃を受けたことで思い出しました。
生産性よりも大事なことが世の中にあるということを。



同時に、ロビちゃんの心遣いに感動しました(T_T)

そして、もう二度と、キャンプ場に電動ミルを持って行くまいと心に決めました。

今後、41号の前にカップを置く時は、ロビちゃんを見倣って自分で豆を挽く覚悟で置きやがれ！





若干趣旨が変わったような気もしますがそこはどさくさに紛れてスルーして、違う話題に切り替えます。
洗い物をしていたところ、我々以外に来場されている唯一のお客さんとたまたま一緒になったので、少しお話させていただきました。

「このキャンプ場にはよく来るのですか？」
とお聞きしたところ、
「初めてです」
とのこと。
「何故このキャンプ場を選んだのですか？」
とお聞きしたところ
「他の候補のキャンプ場は予約でいっぱいだったんです」
とのこと。

なるほど、やはりここはかなり穴場のようです。





さて、それぞれ出掛ける準備を済ませた10時過ぎ。

これから五色沼でのお散歩に出発します。




まずは道の駅：裏磐梯に寄り道し、飲み物などを購入します。



とても立派な建物です。


そして、お散歩のスタート地点である裏磐梯物産館に。


スタート地点とゴール地点が離れているので、銀ちゃん、ロビちゃん、なおたんが連携してスタート地点・ゴール地点にそれぞれクルマを停めてきてくれました。



さぁ、準備ができたので早速行きましょう！




コースの全体図はこんな感じです。


約4kmの平坦なコースなので、大人も子供も、ワンちゃんも一緒に楽しむことが出来ます。


運動嫌いなチロルも頑張ります。


スタートして早々、まだ駐車場に停まっているクルマが見えるくらいの距離で1つ目の沼、柳沼があります。




早くもチロルの足取りが重くなります。

ロビママさん、15号と
「ほら、パンおじさんのところまで頑張ればパンがもらえるよ！」
と励まします。



次は青沼に到着。
その名の通り、キレイな青です。



チロル、一旦休憩。
パンおじさんが抱えて歩きます。



続いて、るり沼。
ここは歩道から沼まで少し離れていました。



パンおじさんが、パンをちらつかせながらなんとか歩かせます。
しかし、20mごとに止まり、10mごとに止まり、5mごとに止まり…
パンの効果がどんどん効かなくなってきます。



こちらは弁天沼。
全体の半分行ったか行かないかくらいの位置です。



このあたりでチロル回収。
残りはロビママさんに背負って歩いてもらいます。

でもチロルは頑張りましたよ！



人間もこのあたりで小休止。



再び歩き出します。



赤沼。
赤くはありません。



五色沼の中で一番大きい毘沙門沼。
こちらがゴールになります。
写真にある通り、ボートを楽しむことが出来ます。


ゆっくり歩いて1時間半くらいの散歩。
適度な運動でした♪



銀ちゃん、ロビちゃん、なおたんがクルマを取りに行ってくれている間、しばし休憩。


頑張ったチロルも水分補給。




この後、ヨークベニマルで買い物をし、キャンプ場に戻ります。




キャンプ場に戻ったら、さっそくビールを飲みます。





焼き鳥を焼いて食べながら、互いの健闘を称えあっているところだと思います。



一休みしたところで、ラビスパ裏磐梯にお風呂に入りに行きます。
ロビちゃんちのそうたくんがやや熱っぽいということで、ロビちゃんはサイトで留守番をしてくれるとのこと。



この時期の入浴料は通常520円ですが、キャンプ場利用者の場合はいくらかの割引が適用されます。
どれくらい割引されたかはすっかり忘れました。
責任は持てませんが、300円くらいになったような気がします。

ちなみにこちらはお風呂だけでなく、プールで楽しむことも出来ます。


お風呂はこんな感じです。



※いずれもラビスパ裏磐梯のHPより拝借。



お風呂から出たら、休憩所でしばし休憩。


ここには食事処も併設されているのですが、幸か不幸か15時までの営業。
もし夜まで営業していたら、確実にここで食事を済ませることと思います。



仕方ないのでキャンプ場に戻り、それぞれ夕食を摂ります。



我々は刺身をメインに、ごはん、豚汁を食べました。

普段のキャンプでは前日に食材を買うことが多いので、生ものを食べること自体がほとんどありません。
この日は当日に買い物をしたということもあり、珍しく刺身を食べました。



食事が終わったら、今夜も我が家のレアにて寛いでいただきます。



外気温は8℃。


ストーブでぬくぬくのレアから出られなくなります。







今宵も程よい時間でお開きにして、就寝。




















DAY3


いつもより相当早起きしました。


皆さんはもう1泊されるのですが、我が家は今日撤収するのです。
なので、時間をなるべく有効に使おうと思い、早起きしたというワケです。



外気温は8℃。

連日30℃を超える7月中旬に「8℃」と言われてもなかなかピンと来ないと思いますが、そこそこ冷えます。





おはよう、チロル！




最近にしては珍しく、7時には開店。
まぁ、昔はもっと早かったような気がするのですが…。



皆さんにもコーヒーを淹れて差し上げます。


並行して、焼き鳥を焼いて食べます。






なおたんがさっそく、みんなからのプレゼントを着てくれています。
とても似合っているとは思いますが、yunaママさんへのプレゼントだということはまるで認識していないようです。

ま、想定の範囲内ですけどね(笑)





今日撤収すると言っても今日中に帰り着けばよく、特に急ぐ理由はないので、適当にのんびりして過ごします。




41号は、適当にポロンポロンとギターを爪弾きます。

何となく閃いたので、曲でも作っていたところ、少し離れたところにいたロビママさんから

「ぶっちゃん、何を弾いているの？」

とタイミングよく聞かれたので、

「適当に曲を作ってたところ、聴く？」

すると聴いてくれるとのことだったので、ギターを持ってロビちゃんちのタープの下に。

「ラブソングなんだけどね」
と前置きをし、たった今できたばかりの曲を弾き語ります。

ラブソングと言いましたが、シチュエーションとしては…

遠く離れたところにいるその人は自分のことなんか知らないかもしれない
でもそんな相手をいつまでも思っているし、その人のためならどんな犠牲も厭わない


そんな内容です。

何せ先ほど作ったばかりなので、ミスもたくさんありました。
それでも曲に込めた思いは伝わったのでしょう、ロビママさんは感動のあまり心の中で号泣していたと思います…たぶん。


なお、具体的な歌詞については、絶対にここでは書けません。
41号の身の安全が保障されない恐れがあるからです。



銀ちゃんちのタープの下ではトランプで楽しんでいます。



ババ抜きで盛り上がっています。
ちなみに、15号はババ抜きがすこぶる弱いようです。



ギターを弾いていた41号はもう1曲思い浮かんだので、その場のノリで皆さんに披露します。
この曲は、我ながらなかなかのクオリティーだと自負しています。





ロビちゃんとそうたくんもポロロ～ン♪


写真にはありませんが、銀ちゃんも即興で1曲作っていました。

開放弦を6弦(E)、5弦（A)、4弦(D)、3弦（G)と弾きながら

「か～り～あ～げ～」

と、エンドレスループで歌う曲です。

固定概念で凝り固まったアーティストには思いつかないであろう斬新な曲でした。



お昼も食べずにみんなと談笑していましたが、喜多方市街でお土産も買いたいのでそろそろ片付けることとします。

天気が良かったのでレアはKKT。
皆さんに手伝っていただいたので、あっという間に片付きました。
ありがとうございましたm(__)m


帰る前に、桜をじっくり見たいと思い、みんなで一緒に見に行きます。



そう言えば、今年の春はじっくり桜を見る機会がなかったなぁ…
この時期に満開の桜を見ることが出来るとは思わなかったので嬉しかったです♪




最後に、桜の下でみんなで集合写真を撮り、我々はこの足で帰路に着きました。



帰りはけっこう渋滞していたので、途中で食事を済ませつつ、自宅に着いたのは23時頃でしたかね。
まぁ、この日のうちに帰って来られればよかったので、何ら問題ありません。



関東近郊の多くのキャンプ場が大賑わいしている中、こうやって少し足を伸ばしたことで、とてもリラックスして過ごせました。
このキャンプ場を探してくれたなおたん、本当にありがとうございましたm(__)m

そして、ご一緒していただいた皆さんのおかげで、笑いの絶えない楽しい時間を過ごすことが出来ました。
383さんファミリー、そうパパさんファミリー、yunaママさん＆なおたんファミリー、ありがとうございました！

またよろしくお願いします(^^)/