物欲夫婦の野営記録

2015/4/11（土）～4/12（日）、新富士オートキャンプ場で開催された日本最大級のキャンプイベント「桜まつり」のレポの続きです。

まだフェスっぽいことが一切出てきていないその1はこちら。

昼食後、ぽたぽたさんのサイトでまったりしていましたが、15号が「昼寝をする」というので一旦ユルティニに戻ります。


15号はトレックドームの中でガッツリ昼寝をし、41号は焼酎のお湯割りをのんびり飲むことにします。



41号もイスでウトウトします。
この時、外を歩く方に41号の少々リラックスし過ぎた寝顔を晒してしまったのではないかと懸念されます。



寝ている間にオーナーさんがサツマイモやらトウモロコシやらを持って来てくれたそうです。


41号はサツマイモに目がないのです☆





しばらくして15号が起きたので、ぽたぽたさんを誘って再び焚き火処に向かいます。





新富士の定番メニューと言ってもいい「竹酒」です。
今回も美味しくいただきました。



常連さんともなるとその辺に置いてある日本酒を勝手に竹の中に入れ、焚火のそばに置き、程よく温まったら勝手に飲むそうです。
たかだか来訪2回目の我々はまだそこまでする度胸がないので、オーナーさんに入れていただきました。


ただ、ちょっとだけ慣れたので、後から来たお客さんに
「よかったら日本酒飲みますか？ワタシのお酒ではありませんが」
と振る舞ってみました。




焚き火のそばでボーっと火を眺めていると暖かさと炎の揺らぎで動きたくなくなってしまいます。
ただ、ぽたぽたさんがそろそろちーちゃんにゴハンを作らなければならないとのことなので、サイトに戻ります。




ぽたぽたさんに
「準備が出来たらこちらで一緒に食べませんか？」
とお声掛けします。

ぽたぽたさんはこれまでもグループでキャンプを楽しまれていますが、集まって食事をするのは初めてだそうです。
グルキャンには当然決まったルールなんかないので、それぞれのグループで過ごし方が違って当然です。
そういう違いが面白いですね。
我々は初めて参加したグルキャンが第1回パロインだったので、その時の過ごし方がベーシックになっています。






出来上がった料理をちーちゃんがユルティニに運んでくれます。

準備が出来たところ、いっただきま～す♪


我が家のメニューは


チキンを添えたサラダ



ココナッツミルク入りと思って油断すると意外とスパイシーなカレー～バケットを添えて～






ぽたぽたさんは



唐揚げ。
写真を撮り忘れたのですが、これにお手製のしそ醤油をのせて食べるとまた違った味わいになります。



フライドポテトAGAIN




たこの刺身をオシャレな感じにしたもの




お裾分けをしたりされたりしつつ、基本的には自分たちで作ったものは自分たちで食べるという感じです。




今年中学校に入学したちーちゃんは、多くの女子中学生のトレンドに漏れずジャニーズが好きだそうです。

我々とはほんのちょっとだけ年齢差がありますが、KAT-TUNの頭文字が誰を指すのか完璧に把握してるほどトレンドに敏感な我々なので、ジャニーズトークを挑んでみました。


(物)「ちーちゃんはジャニーズの中で誰が好きなの？」

(ち)「ジュニアだったら○○で、ジャニーズウェストだったら△△かな」




え…？
いきなりジュニアですか？(--;)
この時点で既に情報がありません。
○○や△△が誰だったのか、一切覚えていません…っていうか、認識できませんでした。



「ちーちゃんたちから見ると、嵐っておじさんなの？」
と聞いたら、
「そうだなぁ、ちょっとおじさんかな」
だそうです。

あ、どこかに嵐ファンがいた気がしますが、これが現実ですので目を逸らさないでください。






そうこうしていたら、ぽたぽたさんのご主人がお仕事からお戻りになりました。
遅くまで大変お疲れさまでしたm(__)m

お疲れのところ、地元限定のビールを買ってきてくれました。



せっかくなので、ブロガー恒例行事の乾杯写真の撮影に参加していただきます。


せっかくの機会にも関わらずボケました。



ご主人にはさっそく食事を召し上がっていただきます。




時々外に出ると、管理棟の周りが煌びやかにライトアップされています☆

いよいよフェスっぽくなってきましたね！










ぽたぽたさんファミリーとは、静岡では当たり前だけど静岡以外の人は全く知らない…つまり秘密のケンミンSHOW的な話題で盛り上がりました。
一例を挙げてみましょう。


ぽたぽたさんに
「みかちゃんって知ってますか？」
と唐突に聞かれたので、
「いや、知りません。誰ですか？」
と即答しました。




どうやら富士宮焼きそばの付け合せは紅ショウガではなく、その「ミカチャン」が常識だそうです。

でも我々はその存在を全く知りませんでした。
そして、我々が知らないという事実に、ちーちゃんが
「え…アレって静岡にしかないの？」
と、えらくショックを受けていました(笑)

なおこちらがその「ミカチャン」です。


※製造者の丸茂食品のHPに商品画像がないので、止むを得ずネット上の画像を拝借

生粋の富士山麓民(お茶の国側）は、ミカチャンだけで軽く一膳いけるそうです。



他にも、以前我々がブログにちょこっと紹介した「のっぽパン」や「ようかんパン」についても、その歴史などをご教示いただきました。




そんなこんなで楽しい話題に花が咲いていますが、23時過ぎころから41号のまぶたが重くなってきました。
それでも何とか24時頃まで粘って、この日はお開きとなりました。





























翌朝。

7時前に起床。

今日は朝からいい天気です♪





せっかくなので、朝のコーヒーは桜を眺めながら楽しむことにします。







朝食はホットドッグ＆タマゴサンド、ソーセージ、



それにカップスープとヨーグルトです。





天気が良くて気持ちいいので、外にテーブルを出して食べます。






朝食を済ませたら、いそいそと撤収を始めます。

10時からアーティストのライブパフォーマンスがあるので、それまでにはほぼほぼ片付けてしまおうということです。


汗をかきかき撤収してところ、男性の方に
「すみません、もしかして物欲夫婦さんですか？」
と声を掛けていただきました。

我々のことを知っている方はこのキャンプ場にはあまり来ないだろうと思っていたので少々ビックリしながら、
「はい、キャンプ場ではそのように呼ばれることもあります」
とお答えします。


その方はブログは書かれていないとのことですが、我々のブログを読んでいただいているとのことで、
「パロインの記事も読みました。パロインのテーマも口ずさんでいます」
と、大変励みになるお言葉をいただきました。

あまりゆっくりお話しできず、お名前すらお伺いしませんでしたが、声を掛けていただき本当にありがとうございますm(__)m
貴方のような方がいらっしゃるおかげで我々はブログを書き続けられるのです！
また新富士でお会いしましょう！








そろそろアーティストのリハが始まったようで、チューニングの音を心地よく聞きながら片付けます。








10時少し過ぎ、
「そろそろライブが始まるので、管理棟前特設ステージの方にお集まりください」
と、オーナーさんが場内を歩いてアナウンスします。


やっぱりキャンプイベントにはライブは欠かせませんよね！
我々も自分たちのイスを特設ステージ前に持って行き、席を確保します。




いよいよライブが始まります！
腰に響くビートに思う存分身を委ねたいと思います。





















『太鼓衆　春夏秋冬』というグループによる太鼓の演奏です♪




純和風のリズムだけでなく、けっこう今どきなリズムの曲があったりで楽しいです。


約1万人のオーディエンスもハンドクラップで熱い演奏に応えます。





オリジナル曲を3曲演奏した後、オーディエンス参加型の「ファミリーコンサート」が行われます。


希望する人が前に出て、簡単な練習をした後で、春夏秋冬の皆さんと一緒に演奏するというものです。
もちろん、そんなに難しいリズムではありません。


ドン　ドン　ドン　（ウン）ドン　ドン　ドン　（ウン）
ドン　ドン　ドン　ドン　　ドン　(ウン)　(ウン)　(ウン)

という4小節のフレーズを繰り返し叩きます。








その練習が行われている頃、ソラオトさんがお見えになりました。


ソラオトさんとぽたぽたさんはIGでつながりがあるとのことので、今回ここでぽたぽたさんと一緒にキャンプをすることになった時に、ソラオトさんにもお声掛けしました。
土曜日にご予定があるとのことで、残念ながらキャンプは一緒に出来ませんでしたが、今日開催される桜まつりに駆けつけてくれたのです♪


というわけで、ソラオトさん＆ぽたぽたさん対面の儀を執り行います。









特設ステージでは、いよいよファミリーコンサートの本番が始まります！


演奏後には、オーディエンスから温かい拍手が贈られます。
こういうアットホームな感じがいいですね♪


参加希望者多数につき、2ステージ開催されました。

41号も、そして恐らくぽたぽたさんも、呼ばれればステージに出る気でいました。
何ならオザケンのラブリーを即興でカバーしても構わないとさえ思いましたが、自ら手を挙げるほどの積極性は持ち合わせていません(笑)




最後に再び春夏秋冬の皆さんの演奏で盛り上がり、MC．Ownerの挨拶でライブは終演となりました。










ライブの後はいよいよフードコートがオープンします。
これも楽しみにしていました♪


ところが、ソラオトさんはこれでお帰りになるとのこと。
「せっかくだから食べていけばいいのに」
とお伝えしましたが、お兄ちゃんが家で待っているとのこと。
無理に引き留めてはいけないので
「また改めてご一緒しましょう！」
とご挨拶して、お見送りしました。






フードコートには長蛇の列が出来ています。
41号が代表して並んで、食事をいただきます。



オーナーさんが前日から煮込んだ出汁がとっても美味しい手打ち蕎麦。





さらに、押しも押されぬご当地グルメ、富士宮焼きそば。


オーナーさんが自ら腕を振るってくれました。




富士宮焼きそばは我々も何度かいただいたことがありますが、やっぱり美味しいですね。
美味しい要素はたくさんありますが、41号は特に肉かすから出る脂がポイントだと思っています。



美味しいお蕎麦と富士宮焼きそばをいただき満足したら、乾かしていたユルティニを畳みます。


最後にぽたぽたさんファミリーと一緒に写真を撮って、キャンプ場を後にしました。









新富士オートキャンプ場の桜まつりは今年で2回目です。

ご存知の方もいらっしゃると思いますが、2013年の年末に火災に見舞われ、主要な建物の大半が焼失してしまいました。

復旧に際しては、オーナーさんご自身のご努力ももちろんですが、オーナーさんのお人柄に惹かれた多くの方々から色々な形で支援があったそうです。

その際に支援してくださった方々への恩返しという意味も込めて、昨年初めて桜まつりを開催されたそうです。




特設ステージやお蕎麦や焼きそばの準備など相当大変だったと思います。

この準備を、オーナーさんだけでなく、常連さんも積極的にお手伝いされていました。
こういったザ・アットホームなところが、このキャンプ場の持つ最大の魅力だと思いました。


我々は今回初めて参加させていただいたので何のお手伝いも出来ませんでしたが、来年は少しでもお手伝いできるよう、これからも足しげく通おうと思います。
まずはオーナーさんに顔と名前を憶えていただくことからですね。





というわけで、新富士オートキャンプ場の桜まつりは、日本最大級にアットホームなキャンプイベントでした☆
我々はこういうイベントの方が落ち着きますね。



















































～おまけの話～




分かる人には分かると思いますが、ユルティニからの視界が開けました。



















こりゃまた修理だな…。


我が家の2014年度MVP幕であることからも窺える通り、かなりヘビーローテーションで使っているユルティニ。

今回気付いたのですが、撥水効果もだいぶ落ちてきたようです。



でもメンテして、これからも使い倒しますよ！