2015年03月21日
2015/3/14_新富士オートキャンプ場
2015/3/14(土)~15(日)、静岡県富士宮市にある「新富士オートキャンプ場」に行きました。
その週末は日曜日が雨の予報、さらには花粉絶賛飛散中だったので、そもそもキャンプに行くかどうか最後まで悩みました。
花粉症の15号は、2年前の3月に道志で黄色い風を浴びながらキャンプをしたことが今でもトラウマになっています。
一応、金曜日にキャンプ場は予約したものの、実際に行くか行かないかは15号の判断に委ねました。
で、直前の天気予報では日曜日の午前中までは何とか天気が持ちそうだということで、金曜日の深夜になって最終的に決行の判断をしました。
その週末は日曜日が雨の予報、さらには花粉絶賛飛散中だったので、そもそもキャンプに行くかどうか最後まで悩みました。
花粉症の15号は、2年前の3月に道志で黄色い風を浴びながらキャンプをしたことが今でもトラウマになっています。
一応、金曜日にキャンプ場は予約したものの、実際に行くか行かないかは15号の判断に委ねました。
で、直前の天気予報では日曜日の午前中までは何とか天気が持ちそうだということで、金曜日の深夜になって最終的に決行の判断をしました。
新富士オートキャンプ場は公式には13時~INとなっていますが、事前に問い合わせたところ空いている時期なら早くから入れてもらえるとのこと。
しかし前日、41号の帰宅が遅かったこともあり、当日はいつもよりゆっくり7時頃に出発。
9時過ぎに現地に到着。
オーナーさんにご挨拶し、受付を済ませます。
「空いているところに好きに張ってもらっていいですよ」
とのことでしたので、場内を一回りして、トイレや炊事場との距離が程よく、日当たりが良さそうな場所に張らせていただくことにしました。
場所が決まればさっそく設営開始!
当初の予定ではオープンタープ&小さめのテントを張るつもりでした。
その理由は
●日曜日に雨が降る恐れがあるので、GT⇒JKを想定するとなるべくコンパクトな組み合わせが望ましい。
※JK=自宅乾燥≠女子高生。たった今思いついたので、一切流通していない。
●3月も中旬になり、だいぶ暖かくなってきたと思われるため。
※我々が「物欲夫婦」になる以前は12月中旬に朝霧にてオープンタープの下でキムチ鍋を食べていた…カプサイシンを唯一の暖房にキャンプをしていたあの頃のアティテュードを取り戻したいという思いもあり。
しかし結果としてはMarmotのLair8Pをチョイスしました。
その理由は以下の通りです。
●オープンタープでは花粉の影響を受けやすい。
●やっぱりストーブがないとちょっと寒いかもね…と発想するラグジュアリーキャンパーとなってしまった自分たちを否定できない。
…と幕の選定理由を綴っている間に設営完了!
なお、今のところ我々しかお客さんはいません。
この後、午後にキャンピングカーのご年配ご夫婦と、夕方にバイカーがお二人お見えになりました。
この週末のお客さんはThat's allです。
設営が終わったらモービー♪
同じ日に関東某所で開催されている第3回78会キャンプに敬意を表し、1978年生まれのジャグを持参しました。
なお、2日間でこの中に水は1滴たりとも入りませんでした。
特にやるべきこともないので、最近発行されたアウトドア誌なんぞを読みながらゴロゴロします。
すると、オーナーさんがわざわざこちらを持って来てくださいました。
ウェルカム干し芋と干し柿です♪
どちらもオーナーさんの手作りだそうで、特に干し柿は甘くて美味しかったです(^^)
オーナーさん、ありがとうございましたm(__)m
さっそく昼寝します。
41号は場内をフラフラして設備をチェックしたりと、のんびり過ごします。
我々は利用しませんでしたが、各サイトに電源(+1,000円)があります。
嬉しいことに、ゴミが捨てられます。
これはポイント高いですね♪
ご存知の方も多いと思いますが、一昨年、こちらのキャンプ場は火災に遭い、管理棟やトイレなどの主要な建物が焼失してしまいました。
大きな被害でしたが、オーナーさんのご努力に加え、オーナーさんの人柄をよく知る方々から色んな形で支援を受け、今やすっかり立派に復旧しています。
管理棟。
管理棟前の炊事場。
なんとお湯が出ます。
蛇口の赤い印は利用者を裏切りません。
ただ、限りなく熱湯に近い温度ですのでご使用の際には十分ご注意ください。
トイレは洗浄機能付温便座です。
1つだけわがままを言わせていただくと、建物の入り口に扉があるとさらに嬉しいですね。
この時期は問題ありませんが、夏には恐らく虫が入ってくると思われるので(^^;)
自販機がとっても充実しています。
謎の置き物も充実しています。
新富士オートキャンプ場の特徴の1つでもある無料で入れるお風呂です。
こちらは男女別の内湯。
洗い場が2ヶ所あるので、感覚的には4人くらいなら広々使えそうです。
湯船の広さは3m×2.5mくらいです(あくまで感覚値)。
この日はお湯は張ってありませんでしたが、岩風呂もあります。
41号は管理人さんとしばらくお話をさせていただきました。
とても丁寧で穏やかなオーナーさんで、人柄に惹かれたお客さんがリピートするのがよく分かります。
オーナーさんとお話ししていたらワンちゃんが近づいてきました。
ももちゃんです。
とっても人懐っこくてかわいいです(^^)
もう一匹、「つばき」というワンちゃんもいます。
お客さんが多い時はリードを付けるそうですが、普段は2匹とも放し飼いにしているそうです。
でも悪さはしないので安心です。
13時頃、そろそろランチを食べます。
富士宮と言えば「富士宮焼きそば」が有名です。
言うまでもなく、富士宮市民のソウルフードです。
でも富士宮に来たからと言って地元ではない我々が富士宮焼きそばを作るのは大変おこがましいです。
恐らく我々はそこにソウルを込めることは出来ないでしょう。
やはり地元の方に美味しく作っていただいたものを食べる方がいいです。
そこで、大手スーパーで売っている豚肉のこま切れ、その名も「焼きそばの野菜」というカット済みの野菜、そして大手コンビニエンスストアで買ったソース焼きそばで、何の変哲も工夫もない焼きそばを作ります。
これは富士宮焼きそばに対する多大なるリスペクトと、ほんの少しのパンクスピリットが込められたTOKIO STYLEの焼きそばです。
特に工夫もしていないので、特筆すべきこともなく普通に美味しく食べました。
ランチを食べたら焼酎を飲んだり
また昼寝をしたり
昼寝から目覚めた15号と一緒に場内を散策します。
こちらから見える富士山は、山頂がちょこんと高くなっています。
オーナーさんによると、昔の観測所があったあたりだそうです。
すると、少し前にキャンピングカーで到着されたご夫婦のご主人に話し掛けていただきました。
どうやら常連さんのようで、最近は月イチでこちらを利用されているようです。
ご主人にファイヤーサークルに案内していただきました。
ここはお客さんが自由に使えるようになっており、薪も大量にストックされています。
なので、我々も勝手に薪をくべます。
するとオーナーさんが、竹酒を用意してくれました。
お猪口も手作りです。
竹酒はお酒に竹の成分がたくさん入るので悪酔いしないそうです。
実際、我々もけっこうな量をいただきましたが、良くも悪くもほとんど酔いませんでした。
オーナーさんが焼き芋を準備してくれています♪
物欲41号はさつまいもに目がないのです☆
外は日が暮れてきて気温も下がってきたと思いますが、焚き火の周りはポッカポカです。
41号に至っては、うっすら額に汗を浮かべています。
いやぁ、なんて居心地がいいのでしょう♪
焚き火を囲みながら、ご年配のご夫婦と色んなお話をさせていただきました。
「ご年配」というのはどれくらいご年配かというと、恐らく我々の倍以上の人生を過ごしていると思われます。
ご主人の方はキャンプ歴50年以上で、お若い頃はテントを持ってあちこちに出掛けたそうです。
20年くらい前からはキャンピングカーに移行し、北は北海道から南は九州まで、奥様と一緒に全国を周られてきたそうです。
また、カメラも趣味とのことですが、よくよくお話を伺うと、展覧会を開催されていたり、自費で写真集を出版されていたり、コンテストで入賞したことがあったりと、趣味の域を遥かに超えています。
20年以上プロカメラマンに教わっているとのことで、いわゆるハイアマチュアですね。
一眼レフを首からぶら下げているクセに、基本「AUTO」でしか撮らない41号は恥ずかしい気持ちでいっぱいです。
最近は高機能のカメラが以前よりリーズナブルになったことでカメラブームになり、カメラ人口が爆発的に増えたそうです。
以前はアマチュアカメラマンの中でもそれぞれのサークルやグループにリーダーがいて、撮影時のルールやマナーなどをしっかり教えてくれていたそうですが、最近はカメラ人口の増加に伴いそういったルールやマナーを知らない人が増えてきて、トラブルが絶えないそうです。
ん?
これって今のキャンプシーンにも当てはまることじゃないか?
お話を聞いているうちに、そんな考えが頭をよぎりました。
と同時に、そろそろ焼き芋がいい感じになっているのではないか?とも考えていました。
そこでオーナーさんを呼びに行き
「お芋、大丈夫ですかね?」
とお声掛けします。
オーナーさんが焚き火の中から掘り出してくれます。
おお、美味しそう♪
実際に、甘くて美味しかったです(^^)
さつまいもだけでなくじゃがいもも焼いてくれました。
オーナーさん、ごちそうさまでしたm(__)m
焚き火スペースに初めて来てからあまりの居心地の良さにずっと居座っていましたが、すっかり日も暮れてきました。
そろそろ夕食の準備に取り掛からなければなりません。
今夜のメニューは
牛丼
鶏ひき肉の大葉ハンバーグです。
…が、さつまいもとじゃがいもをたくさんいただいてお腹いっぱいの我々に、今から牛丼を食べるキャパシティは残されていません。
というわけで、こちらになりました。
先日のオーシャンズキャンプで皆さんが絶賛していた香薫です。
我々はアルトバイエルンもしくは御殿場高原あらびきポーク(通称:ごてあらポー)派ですが、今回は香薫をチョイスしました。
我々がC&Cに初めて行った時、383さん(銀ちゃん)にプレゼントしていただいたくるくるフォークで炙って食べます。
うん、美味しい♪
その後もずーっと焚き火の前に居ましたねぇ。
お風呂は22時までとのことなので、21時頃にお風呂に入ります。
空いているのでゆっくり湯船に浸からせていただきました。
テントに戻ると氷点下になっていましたが、全く寒さを感じません。
むしろ冷たい飲み物がとっても美味しいです♪
お風呂の力は偉大です。
41号は最後にテントの撮影をして、23時頃に就寝。
翌朝。
7時頃に起床。
たっぷり8時間近く寝ました。
日頃の睡眠不足をキャンプで解消しています。
いつもどおり、豆をゴリゴリしてコーヒーを淹れます。
朝食はピタパン~照り焼きチキンやタマゴを挟んで~です。
朝食の後はぼちぼち撤収します。
撤収が終わったら、昨日見なかったサイトの方を見て回ります。
サイトはロープで区切られていますが、混んでいない時はさほど気にしなくても良さそうです。
奥のサイトの方の炊事場やトイレはこんな感じです。
バンガローやモーターホームもあります。
管理棟の近くには、シャンデリアとソファーで彩られたこんなオシャレなスペースがあります。
ももは寝ています。
最後にオーナーさんにご挨拶をしたら、SeeYouAgainスイートポテトをいただきました♪
オーナーさん、最後まで至れり尽くせりでどうもありがとうございましたm(__)m
今回初めてこちら「新富士オートキャンプ場」を利用させていただきました。
結論から言うと、とっても気に入ったので今後度々訪れることになりそうです☆
【新富士オートキャンプ場の良いところ】
・GWと夏休み以外、基本的に空いているそうです。
・お湯が出たり、ゴミが捨てられたり、ウォシュレットだったり、お風呂があったりと、設備が充実しています。
・よっぽど混んでいる時以外はIN/OUTは融通を利かせてくれます。
・常に焚き火に当たれます。
・そして何より、オーナーさんがとってもいい方です(^^)
どこのキャンプ場でも言えることでしょうが、やはり冬の間は赤字だそうです。
それにも関わらず、一部のモノ好きなキャンパーのために通年で営業してくれるオーナーさんには感謝しかありませんm(__)m
(しかも、1/5~4/15まではサイト料金を割引にしてくれます)
あんまり混んでしまうとそれはそれで困ってしまいますが、それは一利用者のわがままであって、キャンプ場としてはたくさんのお客さんに来てもらえるにこしたことはありませんよね。
それに、利用者としてもこんな素敵なキャンプ場が経営不振で無くなってしまってはとても困ります。
なのでオーナーさんには
「仲間に宣伝しておきますね」
とお伝えしました。
というわけで皆さん、是非一度、新富士オートキャンプ場に行ってみてください!
~おまけの話~
帰ってから自宅でちゃんと作りましたよ。
Posted by 物欲夫婦 at 02:00
│新富士AC